壊れてます - Geronimo URL
2024/11/20 (Wed) 09:11:04
板がスカスカで値ブレが激しく、正常とは言い難い状態なので、すこし様子をみてみることにします。
オプションは現状セルボラです。
マイルチャンピオンS - Geronimo
2024/11/17 (Sun) 14:04:59
枠連
6=全
8=8
チャリン推し 自信あり!!
Re: マイルチャンピオンS - Geronimo
2024/11/17 (Sun) 15:52:28
玉砕
一番のリスクは・・・ - Geronimo URL
2024/11/15 (Fri) 15:55:13
中国経済かもしれません。かなり悪いようです。
日本企業の決算が冴えないのもその影響だと考えられます。
欧州でも中国関連企業の株価は売られています。
トランプ政権が動き出して、常識的には株価を下げる政策はとらないと思いますが、とはいえ、インフレも看過できず、どうするのでしょう。
ここもとの日本株の低迷の理由は決算内容が芳しくないためだと思いますが、年末年始の株価の見通しはつけづらい状況にあります。
日本株に関しては基本的には下げたら買で間違いないと思いますが、どの水準で買いなのかはわかりません。
何となくですが、大きく下がるのであれば今の水準から一旦大きく上げて、下がるような気がします。
しらんけどw
良い週末を(^^)/
Re: 一番のリスクは・・・ - ななこ
2024/11/15 (Fri) 18:28:41
米国は街に溢れる浮浪者、中国は日本人児童殺害や車の暴走、そんな日本も立ちんぼや闇バイト…
いずれにしても来年以降は軍隊の出動するような暴動はどこかで起きると思っています。
里の紅葉も綺麗ですね!良い週末をお過ごしください。
ん? - Geronimo URL
2024/11/15 (Fri) 15:43:47
トランプ次期政権、EV購入補助の廃止検討 需要減の可能性 ロイター報道
【ニューヨーク=朝田賢治】ロイター通信は14日、トランプ次期米大統領の政権移行チームが電気自動車(EV)の購入補助の廃止を計画していると報じた。米国でのEV販売は減速しており、補助が打ち切られれば大幅な需要減少を招く可能性がある。
EVの購入補助は、地球温暖化対策を重視するバイデン政権下で成立したインフレ抑制法(IRA)に基づく。北米で組み立てられたEVの新車を購入する消費者に対して1台あたり最大7500ドル(約117万円)を税額控除する内容で、EV普及の大きなインセンティブとなっていた。
気候変動問題に懐疑的な見方を示すトランプ氏は、選挙戦期間中からEVへの優遇措置をたびたび批判していた。選挙戦の公約では石油の増産でエネルギー価格を引き下げることでインフレを緩和すると訴えていた。
報道を受けて14日の株式市場で米EV大手の株価は軒並み下落した。最大手テスラは前日終値比で約6%、リヴィアン・オートモーティブは約14%の下落幅となった。
リバランス - Geronimo URL
2024/11/15 (Fri) 11:58:12
・国内VS海外
円安→国内買、海外売
・欧米
金利安→債券買、株売
国内
・株VS債券
債券下落→債券買、株売
・バリューVSグロース
?
※GPIFの運用資産は約250兆円、このうち約半数が外国資産で運用されています。
円安が進行すると外国資産の保有を減らさなければなりませんが、日本と海外のファンダメンタルズを比較して今後予想される事態を鑑みると、なかなか難しい判断を強いられていると思います。
国内に関しても金利、為替の動向が不透明で、迂闊にリバランスというわけにはいかない気もします。
とはいえ、許容範囲を外れたのならば機械的修正は行っているとは思います。
Re: リバランス - ななこ
2024/11/15 (Fri) 15:27:29
3日目のどじょう、今日も引け買ってみます。
スイス時計産業 苦境に - Geronimo URL
2024/11/15 (Fri) 10:47:04
スイス時計産業 苦境に 中国需要減退、通貨高も追い打ち リシュモンの事業売上高19%減/ソーウインド、従業員一時帰休
【ロンドン=湯前宗太郎】スイスの時計産業が苦境に直面している。中国での需要の縮小にスイスフラン高が重なり、輸出が中心の時計メーカーの経営が悪化。一部では政府の支援を頼りに、従業員の一時帰休に踏み切る動きも出てきた。輸出額がここ3年、過去最高を更新し続けていた同産業だが、先行きへ影を落としている。
スイス時計協会によると2024年9月の時計の輸出額は、前年同月比12%減の約21億スイスフラン(約3700億円)。市場別で中国が50%減、香港が35%減、シンガポールが14%減となるなど、アジアへの輸出が大幅に縮小したことが響いた。
価格帯別では200~500スイスフランの腕時計の輸出本数は2割以上減った。500~3000スイスフランの輸出本数は4割弱、3000スイスフランを超える腕時計の輸出本数は約1割縮小した。
「ロレックス」や「オメガ」など、スイスは多くの高級時計ブランドを抱える。ただ、足元で高額消費には強い逆風が吹く。中国を中心とする世界的な景気減速から、消費者の購買意欲が弱まっているためだ。
例えば高級ブランドの世界最大手、仏LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンの24年7~9月期の売上高は、約4年ぶりの減収となった。こうした全体の動きがスイスの時計産業にも打撃を与えている。
一方でスイスの場合は需要の減退に加え、為替の問題も事態を重くしている。続いているスイスフラン高が輸出主体の時計産業の収益を圧迫。「スイス国立銀行(中央銀行)には為替市場で対応し、行動を起こす余地がある」。スイス時計協会などは9月中旬、中銀や政府に対策を要請する声明を出した。
直近1年でみても腕時計の輸出本数の減少傾向が見て取れる中、事業環境の悪化へ対応を迫られる企業も出てきた。「ジラール・ペルゴ」や「ユリス・ナルダン」を持つ、ソーウインド・グループは全体の15%にあたる、従業員の一時帰休などに踏み切った。
スイスには産業保護の一環で、需要縮小に苦しむ企業が勤務時間の短縮などを実施した際、政府が従業員の給与を補償する制度がある。近年では新型コロナウイルスの感染拡大時、多くの時計関連企業が制度を活用したことで需要の低迷期を乗り切ったが、同様の状況に陥っている。
足元の苦境はしばらく続きそうだ。「IWC」や「カルティエ」を擁するリシュモンの24年7~9月期の売上高は前年同期比2%減の48億900万ユーロ(約7900億円)だった。宝飾品事業が増収を確保した一方、時計事業が19%減と大幅に減少したことで、全体を押し下げた。
同社のヨハン・ルパート会長は時計産業を取り巻く現状を受け、「過剰生産に対する規律や注意が必要となる」との見解を語った。スイスで化学・製薬産業、機械産業に続く時計産業は、6万人以上の雇用を抱えるなど国の経済をけん引する。一大産業であるだけに、今後どのように立て直しを図るかへの注目は大きい。
Re: - Geronimo URL
2024/11/15 (Fri) 11:06:23
<東証>電通グループがストップ安 今期下方修正「ネガティブサプライズ」
(9時40分、プライム、コード4324)電通グループが急落している。制限値幅の下限(ストップ安水準)である前日比700円(14.59%)安の4097円まで下落した。14日、2024年12月期(今期)の連結最終損益(国際会計基準)が235億円の黒字(前期は107億円の赤字)になる見通しだと発表した。従来予想367億円の黒字から下方修正した。市場予想平均であるQUICKコンセンサスの545億円の黒字(9月30日時点、7社)を大きく下回り、嫌気した売りに押されているようだ。
米中の景況感悪化で企業の投資が減速し、データ分析などで顧客のマーケティング業務を支援する事業が落ち込む。電通グループ株は8月ごろから上昇基調が続き、11月14日には4910円と年初来高値を付けていた。モルガン・スタンレーMUFG証券の津坂徹郎株式アナリストらは14日付リポートで「想定外の下方修正」と指摘。「広告市況と業績回復期待で上昇した株価にはネガティブサプライズの決算」とみていた。
怪しい 一一) - Geronimo URL
2024/11/13 (Wed) 13:15:47
一見非常に弱そうに見えますが、注意が必要です。
39000~38000近辺を維持しているうちは調整の範囲です。
これまでも、高値を取りに行く前には今のような需給調整局面が幾度となくありました。
11月SQは約39900円でしたが、12月SQに欠けて大きな仕掛けが入るのではと考えています。
今は絶好の仕込み場かもしれません。主力級銘柄の押し目をじっくり狙っていきましょう。
お見事 - Geronimo URL
2024/11/14 (Thu) 16:50:21
解体成功ですね。ブローカーは誰なんだろう
https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/20230406543658/
Re: お見事 - ななこ
2024/11/15 (Fri) 10:19:02
おはようございます。
全体的に売りが雑ですよね。
今年利益の出ている機関投資家は手仕舞い売りを出しているとか年金のリバランスが入っているなど先に売られれば年末期待です。
妙な相場 - Geronimo URL
2024/11/12 (Tue) 13:22:17
Re: 妙な相場 - ななこ
2024/11/12 (Tue) 22:26:58
米長期金利がちょっとです。
明日のCPIがハリケーンの影響でどうなるかです。
Oasisデビュー30周年、「普遍的ロック」の力今も(柴那典の新音学) - Geronimo URL
2024/11/08 (Fri) 12:44:48
2024/11/08 日経MJ(流通新聞)
11月1日から23日まで東京・六本木ミュージアムにて開催される展覧会「リヴ・フォーエヴァー:Oasis30周年特別展」を訪れた。
1994年にデビュー、世界中にセンセーションを巻き起こした英国の伝説的なロックバンド、オアシス。今年8月には2009年の解散以来15年ぶりとなる再結成を発表し、25年にはワールドツアーの開催を予定している。発売された英国、アイルランド、北米、オーストラリアのチケットは全て即日完売した。
バンドのデビュー30周年を記念した展覧会は、今なお熱狂的な人気を持つ彼らの軌跡をたどる内容だ。リアルタイムで追ってきたコアなファンだけでなく、若い世代にとっても彼らの魅力をわかりやすく伝えるものになっている。
バンドの活動年表やこれまでに発表した7枚のアルバムの紹介に加え、受賞トロフィーの数々や表紙を飾った雑誌、ライブ映像の上映、初来日公演時のスケジュール表などもあり、バンドの歩みと共に当時の時代の空気を生々しく感じられる内容だ。
メンバー愛用の楽器や手書きの歌詞などの貴重なアイテムも展示。アルバムやシングルの告知ポスターやツアーポスターが並ぶコーナーでは、ビジュアルイメージやデザインを重視してきた姿勢も伝わる。作詞家のいしわたり淳治が新たに翻訳した代表曲の対訳歌詞も展示され、専用アプリで楽曲を聴きながら彼らの音楽の世界観を体験できる。
なぜオアシスはここまでのモンスターバンドになったのか。なぜ今も求められ続けているのか。
リアム・ギャラガーとノエル・ギャラガーの兄弟を中心に、マンチェスターの労働者階級出身のメンバーで結成されたオアシス。その音楽的なポイントは、あくまで普遍的なスタイルのロックバンドであるということにある。何らかの革新的なサウンドやジャンルを打ち出し、それが評価を集めたというわけではない。ルーツにはビートルズやローリング・ストーンズなどのロック・レジェンドがある。セックス・ピストルズなどのパンクバンドや、「マッドチェスター」と呼ばれたムーブメントも大きな影響を与えた。60、70、80年代を通じて活躍してきた数々の偉大なブリティッシュ・ロックのバンドたちを受け継ぐような存在として評価を集めてきた。
度重なる兄弟げんかを筆頭にバンドにまつわる様々なニュースがメディアをにぎわせたが、ブレイクは決して話題先行型のものではなく、人気拡大の原動力はあくまで楽曲の持つ強度だった。「ワンダーウォール」や「ホワットエヴァー」、「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」など、一度聴いたら耳になじみライブでは大合唱になるメロディーの親しみやすさが人々の心を捉えたのである。
下の世代に与えたインパクトの大きさも見逃せない。本国の英国はもとより、日本でもASIAN KUNG―FU GENERATIONや[Alexandros]などオアシスの影響を公言している人気バンドは多い。
また、ヒップホップやR&Bの楽曲がヒットチャートを席巻していた数年前に比べ、マネスキンなど若手バンドが飛躍し世界の音楽シーンで「ロック復権」がトレンドとなってきた時代の追い風もあるだろう。解散後もリアムとノエルはそれぞれソロアーティストとして着実にキャリアを重ね、第一線で活動を繰り広げてきた。楽曲の持つ普遍的な魅力が改めて評価を集め、待望の再結成となった。
先日には南米での公演も発表された。現時点では未定だが、来日公演の実現にも期待したい。(ジャーナリスト)
Damiano David - Geronimo URL
2024/11/08 (Fri) 13:48:27
Silverlines
Born With a Broken Heart
Måneskin
I WANNA BE YOUR SLAVE
Fear for Nobody
Beggin'
GOSSIP
HONEY
元気玉 - Geronimo URL
2024/10/29 (Tue) 01:59:04
最強の「元気玉」で当選の壁をぶち破る…麻生氏ら応援も甘利氏が落選
10/29(火) 0:00配信
演説会場で「元気玉」を集めるしぐさをする甘利氏=26日、座間市
「政治とカネ」を巡る問題への有権者の怒りがうねりとなり、自民党にノーを突き付けた衆院選が幕を閉じた。全国各地で「大物議員」が相次いで落選し、神奈川県内でも重鎮が姿を消した。背水の陣で臨んだ当選13回の重鎮・甘利明氏と国家公安委員長などを歴任した松本純氏。かつて政権の中枢で存在感を放った輝きは見る影もなく、退場を余儀なくされた。
【写真で見る】「銀座クラブ」松本純氏を応援する麻生氏と菅氏
「厳しい選挙だ。甘利明を信じる皆さんの力を結集した最強の『元気玉』で、当選の壁をぶち破りたい」
最終日の26日。甘利氏は座間市の演説会場で人気漫画「ドラゴンボール」になぞらえ声を張り上げた。
主人公・孫悟空が両手を挙げると、遠くからでも元気が集まってくる─。会場には、所属する麻生派領袖(りょうしゅう)の麻生太郎党最高顧問をはじめ現職閣僚、近隣市長らが応援に駆けつけていた。
かつて安倍晋三首相や麻生氏とともに「3A」と呼ばれ、政権を支える屋台骨の一角をなした重鎮。しかし、3年前の前回選は金銭授受問題などへの批判を跳ね返せず敗北。わずか35日で幹事長を辞任し、今回の衆院選は新20区に移って議席を奪還するはずだった。
小田急線相模大野駅前でのマイク納めで「誤解や不信をしっかり解く」と訴えたが、自らが街頭に立つ時間は他候補に比べ圧倒的に不足していた。逆風にさらされ続けたスタッフは、冷ややかに語った。「ボランティアは疲労困憊(こんぱい)。元気なのは本人だけ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a47079dd25c2f045aff6bc7f38cd8843895469a
株式オプション市場が映す不安 衆院選後の急変動を警戒-大越優樹 - Geronimo URL
2024/10/25 (Fri) 22:25:10
25日の日経平均株価はおよそ3週間ぶりの安値に沈んだ。市場の先行き不安を如実に映すのが、日経平均を対象にした金融派生商品、オプション市場の動向だ。相場の下落を前提にした取引が広がる。27日に投開票を迎える衆院選や11月の米大統領選挙など懸念材料が山積しており、当面は持ち高を強気に傾けにくいとの声が目立つ。
「衆院選で自公が過半数を割るようだと、1000円程度の下げは十分ありうる」。ゴールドマン・サックス証券の石橋隆行ヴァイス・プレジデントは相場見通しをこう示す。日経平均は週間で1067円安となったが、与党の過半数割れの織り込みは半分程度との見立てだ。「海外勢は自民党の総裁選の時ほど盛り上がっていない。過半数を割って政治情勢が混沌とし、初めて重大さに気づく可能性がある」と指摘する。
投資家の不安心理を反映するとして注目が集まるのがオプション市場だ。参加するのは基本的にプロの投資家のみで、様々な材料を機敏に織り込む。足元で盛んになっているのが株価下落に備えた取引だ。
市場では現在の日経平均株価(3万7913円)よりも安いプット(売る権利)の価格が上がっている。11月物を行使価格帯別にみると、権利行使価格が3万7000円、3万6000円のプットは25日にそれぞれ650円、405円と前週末比で7~8割高となった。
現在の日経平均から大きく離れた行使価格帯のプットも買われている。3万円のプットは25日に37円と前週末比で4割上昇した。リスク回避需要の高まりに加え、プットの売り手が減少していることが価格上昇に弾みをつけている。
8月に日経平均が急落した局面では、それまで下値が堅いとして、プットを売っていた投資家は想定外の事態で損失が膨らんだ。オプション取引に詳しいインベストメントLabの宇根尚秀代表は「夏以降、プットを売っているヘッジファンドを見かけなくなった」と話しており、プットの取引は買いに傾きやすくなっている。
下落に備えた取引が目立つが、一方で想定以上の上昇に構える向きもある。自公の獲得議席が事前の予想よりも多ければ、株価が急騰する事態もありうるからだ。
現在の日経平均株価よりも高いコール(買う権利)では、11月物の権利行使価格が4万円のコールは25日に250円と前日比10円安にとどまった。日経平均の終値が10月2日以来の3万7000円台まで下落しており、コール価格は大きく下がってもいい局面だったが、与党が過半数を維持し、日経平均が急反発する可能性も捨てきれないからだ。
第一生命経済研究所の嶌峰義清シニア・フェローはこれまでの衆院選で与党の獲得議席が少ないほど、その後半年の株価が軟調な点に注目。「政権が不安定化し、企業の成長などに必要な法案が成立しなくなることが国内外の投資家に警戒されている」と話す。
米大統領選挙やテック株の動向も日本株の先行きを見通しづらくしている。共和党のトランプ前大統領が勝つと、減税延長などの政策が財政悪化を招き、金利上昇で株価の割高感が強まるとの見方があるほか、民主党のハリス副大統領も法人税増税などが懸念されている。テック株も人工知能(AI)への巨額投資が意識され、収益化は遠いとの不安が根強い。
日経平均株価の予想変動率を示す日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)はこの日に終値で10月9日以来の30台にのせた。不安心理の目安である20を大きく上回る。衆院選後も不安材料が控えるなか、投資マインドの回復には時間を要するとの声が多い。(大越優樹)
2024衆院選の終盤情勢 - Geronimo URL
2024/10/25 (Fri) 08:51:10
■乱立・「三つどもえ」 大塚が甘利をリード 神奈川20区 安住が抜け出す 宮城4区
日本経済新聞社が22~24日に実施した衆院選の終盤情勢調査によると、小選挙区の半数弱がなお接戦となっている。立憲民主党などの候補者が無党派層を取り込んで逆転した例や自民党の候補者が巻き返した選挙区もある。攻防が注目される54選挙区について序盤情勢からの変化などを分析した。
北海道11区
石川 香織 40〇立 前
中川 郁子 65〇自(麻)前[公]
佐藤 耕平 48 共 新
石川が中川に一歩差をつけた。石川は立民支持層の9割超、無党派層の5割をまとめた。中川は自民支持層の8割を固め、最終盤での逆転を狙う。
宮城4区
伊藤信太郎 71〇自(麻)前[公]
大林 正英 60〇れ 新
佐藤 雄一 45〇維 新
安住 淳 62〇立 前
安住が抜け出す。立民支持層をほぼ固め、自民支持層の4分の1ほどにも食い込む。伊藤は自民支持層の7割をまとめ、懸命に追う。
秋田1区
寺田 学 48〇立 前
松浦 大悟 55〇維 新
冨樫 博之 69〇自 前[公]
鈴木 知 47 共 新
寺田と冨樫がなお激しく争う。寺田は立民支持層の9割をおさえ、無党派層も5割ほどをまとめた。冨樫は自民支持層の8割弱を固めた。松浦は苦しい。
茨城5区
千葉 達夫 42 共 新
浅野 哲 42〇国 前
石川 昭政 52〇自 前
浅野が石川との僅かなリードを保つ。浅野は立民支持層の7割、国民民主支持層の9割を固める。石川は自民支持層の7割超をおさえて追う。
埼玉1区
矢野由紀子 60 共 新
村井 英樹 44〇自(岸)前[公]
武正 公一 63〇立 元
浅野目義英 66〇維 新
三上 恭平 42 み 新
武正が村井をなお僅差でリードする。無党派層の取り込みで競り合う。武正は立民支持層の8割を固めた。村井は公明を含む与党支持層の7割を集めた。
埼玉5区
牧原 秀樹 53〇自 前[公]
辻村 千尋 56 れ 新
枝野 幸男 60〇立 前
山本 悠子 72 共 新
枝野が着々と票を固める。立民支持層の9割超に浸透する。30歳代以上の支持を幅広く得た。法相の牧原は自民支持層の一部を枝野に食われ苦しい。
埼玉14区
加来 武宜 43〇維 新
石井 啓一 66 公 前[自]
関根 和也 44 無 新
鈴木 義弘 61〇国 前
高橋 易資 68 諸 新
苗村 京子 65 共 新
党代表の石井が依然としてやや優勢。公明支持層を固め、自民支持層への浸透を急ぐ。鈴木は無党派層の支持を広げて懸命に追う。
千葉5区
岸野 智康 30〇維 新
矢崎堅太郎 57〇立 新
宮路 純一 35 参 新
岡野 純子 46〇国 新
桜井 雅人 51 共 新
英利アルフィヤ 36〇自(麻)前[公]
序盤で英利と競り合っていた矢崎が一歩先行する。矢崎は立民支持層の8割弱を固めた。英利は自民支持層の6割をまとめた。岡野はやや苦しい。
神奈川1区
浅川 義治 56〇維 前
松本 純 74 自(麻)元[公]
蓮池 幸雄 72 共 新
伊東万美子 53 参 新
篠原 豪 49〇立 前
立民支持層の9割弱をまとめた篠原が松本を追い抜いて一歩リードする。返り咲きをめざす松本は自民支持層の3分の2を固めて猛追する。
神奈川5区
久坂くにえ 51〇維 新
高宮美智子 72 共 新
山崎 誠 61〇立 前
坂井 学 59〇自 前[公]
国家公安委員長の坂井が自民支持層の8割弱を固め、なお山崎に一歩先行する。山崎は立民支持層の8割強をおさえて追い上げる。
神奈川7区
鈴木 馨祐 47〇自(麻)前[公]
中谷 一馬 41〇立 前
宗像富次郎 63〇維 新
大野 拓夫 56 無 新
立民支持層の9割弱を固めた中谷が巻き返して鈴木に僅差で先行する。鈴木は自民支持層の8割をまとめて激しく追う。宗像は切り込みを狙う。
神奈川18区
君嶋千佳子 74 共 新
西岡 義高 47〇国 新
山際大志郎 56〇自(麻)前
宗野 創 31〇立 新
横田 光弘 66〇維 新
宗野がなお山際を一歩リードする。宗野は立民支持層の7割を集めた。山際は自民支持層の6割強をまとめた。西岡、横田、君嶋は浸透に腐心する。
神奈川20区
甘利 明 75 自(麻)前[公]
大塚小百合 44〇立 新
金子 洋一 62〇維 新
立民支持層の8割超を固めた大塚が抜け出した。比例重複していない甘利は自民支持層の8割弱をまとめて懸命に追う。金子は切り込みを狙う。
東京3区
川口めぐみ 51 無 新
植木 洋貴 42 参 新
阿部祐美子 60〇立 新
吉平 敏孝 43〇維 新
奥本 有里 47〇国 新
香西 克介 48 共 新
石原 宏高 60〇自(岸)前[公]
阿部と石原が激しく競る。阿部は立民支持層の8割を固め、無党派層に浸透している。石原は自民支持層の6割、公明支持層の7割をまとめ懸命に追う。
東京5区
若宮 健嗣 63〇自(茂)前[公]
稲葉 太郎 40〇維 新
塗木 洋平 42 参 新
手塚 仁雄 58〇立 前
林 理麻 50 無 新
松本 健太 44 無 新
福井 健太 48 無 新
若宮と手塚が横一線。若宮は自民支持層の7割を固めた。国民民主支持層も取り込む。手塚は立民支持層の9割をおさえ無党派層にも浸透する。
東京9区
山岸 一生 43〇立 前
菅原 一秀 62 無 元[自][公]
大河内茂太 53〇維 新
大津 綾香 31〇み 新
山岸が菅原を追い抜く。山岸は立民支持層の9割を固めた。自民、公明の推薦を受けた無所属の菅原は自民支持層の5割しかまとめられていない。
東京15区
小堤 東 35 共 新
須藤 元気 46 無 新
酒井 菜摘 38〇立 前
大空 幸星 25〇自 新[公]
金沢 結衣 34 無 新
4月の衆院補選で勝利した酒井が依然やや優勢。立民支持層の8割を固めた。大空は自民の6割の支持を得た。知名度がある元格闘家の須藤も追う。
東京18区
徳永由紀子 47 参 新
樋口 亮 37 共 新
松下 玲子 54〇立 新
福田かおる 39〇自 新[公]
元武蔵野市長の松下が福田を追い抜く。松下は立民支持層の9割を固め、無党派層にも浸透。福田は自民支持層の8割を集めて追いかける。
東京29区
岡本 三成 59 公 前[自]
樽井 良和 57〇国 元
海老沢由紀 50〇維 新
木村 剛司 53〇立 元
鈴木 賢一 63 共 新
岡本と木村が横一線。岡本は公明支持層をおさえ、自民支持層の4割にも浸透する。木村は立民支持層の8割を固め、無党派層にも食い込む。
東京30区
早川 寛 44 共 新
五十嵐衣里 40〇立 新
三井 健 61 み 新
武田祐一郎 38 参 新
長島 昭久 62〇自(二)前[公]
首相補佐官の長島と五十嵐が一進一退の攻防。長島は自民支持層の7割を固め、公明支持層の9割を集めた。五十嵐は立民支持層の9割をおさえた。
静岡6区
冨谷 皐介 55〇れ 新
勝俣 孝明 48〇自(二)前[公]
渡辺 周 62〇立 前
勝俣が序盤から逆転し、渡辺に一歩リードする。勝俣は自民、公明支持層の8割を固めた。渡辺は立民支持層の8割をまとめ、無党派層の上積みをめざす。
愛知11区
八木 哲也 77 自 前[公]
丹野みどり 51〇国 新
植田 和男 75 共 新
丹野が追いつき八木に一歩先行する。国民民主支持層の8割、立民の7割を固めた。八木が公明を含む与党支持層の8割をまとめ猛追する。
大阪3区
佐藤 茂樹 65 公 前[自]
渡部 結 43 共 新
中条栄太郎 55 無 新
東 徹 58 維 新
萩原 仁 57〇立 元
東が続けて佐藤に一歩先行する。維新支持層の8割超をまとめ、自民支持層の4割近くに食い込む。佐藤は公明支持層の9割を固め激しく追う。
大阪6区
月足 舞子 33 参 新
西田 薫 57 維 新
渡司 考一 72 共 新
伊佐 進一 49 公 前[自]
福留 陽子 55〇立 新
序盤はやや劣勢だった西田が巻き返し、伊佐をかわしつつある。西田は維新支持層の8割を固め、自民支持層の3割にも食い込んだ。
大阪12区
藤田 文武 43 維 前
太田 徹 56 共 新
北川 晋平 37〇自 新[公]
藤田が北川を突き放した。藤田は維新支持層の8割をまとめ、自民支持層の3割を切り崩す。北川は公明支持層の9割超を固めるものの苦しい戦い。
大阪16区
黒田 征樹 44 維 新
山本 香苗 53 公 新[自]
森山 浩行 53〇立 前
森山が追い上げ、やや優位に立った。立民支持層の9割を固める。山本は公明支持層の9割、黒田は維新支持層の7割をまとめて激戦を繰り広げる。
兵庫2区
船川 治郎 57〇立 新
赤羽 一嘉 66 公 前[自]
武内由美子 64 共 新
阿部 圭史 38〇維 新
瀬尾 英志 39 参 新
赤羽が阿部を引き離す。自民を含む与党支持層の7割を固めた。阿部が維新の7割をまとめ追い上げに懸命。船川は立民の7割を取り込んだが苦しい。
兵庫8区
油谷聖一郎 50 参 新
中野 洋昌 46 公 前[自]
小村 潤 49〇共 新
八幡オカン 59 れ 新
徳安 淳子 62〇維 新
林マリアゆき 50 み 新
中野が序盤から逆転し徳安を引き離す。公明支持層の9割超を固めた。徳安は維新の7割超をまとめ切り込みを狙う。小村は支持拡大が課題。
奈良1区
高野 敦 49〇維 新
井上 良子 60 共 新
馬淵 澄夫 64〇立 前
林元 政子 50 参 新
小林 茂樹 60〇自(二)前[公]
馬淵が立民支持層の9割弱、無党派層の6割を固めて一歩先行する。小林は自民支持層の3分の2ほどをおさえて懸命に追う。高野は浸透に腐心する。
島根1区
亀井亜紀子 59〇立 前
村穂江利子 56 共 新
高階恵美子 60〇自(安)前[公]
亀井が立民支持層の9割超をまとめ僅差の優位を維持。幅広い年代から支持を得る。高階は自民支持層の7割、公明支持層の8割をおさえ猛追する。
岡山2区
山下 貴司 59〇自(茂)前[公]
余江 雪央 47 共 新
津村 啓介 53〇立 元
やや劣勢だった津村が山下を上回り一歩先行。立民支持層の9割、無党派層の5割をまとめた。山下は公明を含め与党支持層の7割を固め追撃。
岡山4区
垣内 雄一 60 共 新
橋本 岳 50〇自(茂)前[公]
柚木 道義 52〇立 前
橋本と柚木がなお一進一退の攻防。橋本は自民支持層の7割、公明の8割超を固めた。柚木は立民の8割をおさえた。垣内は党勢拡大をめざす。
徳島2区
飯泉 嘉門 64 無 新[国]
山口 俊一 74 自(麻)前[公]
浜 共生 43 共 新
祝 聡 55〇維 新
山口が自民支持層の7割を固め優位に立った。立民支持層の4分の1ほどにも食い込む。飯泉は無党派層の3割をおさえるものの厳しい。
香川1区
小林 直美 50〇参 新
田辺 健一 43 共 新
小川 淳也 53〇立 前
平井 卓也 66〇自(岸)前[公]
町川 順子 65〇維 新
小川が優勢を保つ。立民支持層をほぼ固め、自民、国民民主支持層も3割ほど取り込んだ。平井は自民支持層の6割強をおさえて追い上げる。
福岡2区
黒石 裕子 32 参 新
稲富 修二 54〇立 前
鬼木 誠 52〇自(森)前[公]
沖園 理恵 50 無 新
松尾 律子 52 共 新
本司 敬宏 39〇維 新
稲富が序盤から競り合う鬼木を僅差でリード。立民支持層の9割を固め、無党派層の4割をまとめた。鬼木は自民の7割をおさえ懸命に追う。
大分1区
衛藤 博昭 44〇自 新[公]
野中しんすけ 38〇参 新
山下 魁 47 共 新
吉良 州司 66 無 前
立民支持層の8割を固めた吉良が衛藤を僅差でリードする。維新、国民民主支持層でも優位に立つ。衛藤は自民支持層の3分の2をおさえて激しく追う。
■自民非公認・比例重複なし 有田を萩生田が追う 東京24区
埼玉13区
沢口千枝子 73 共 新
高井 崇志 55〇れ 元
中原 由棟 33〇維 新
橋本 幹彦 28〇国 新
橋本 勉 71 諸 元
三ツ林裕巳 69 無(安)前[公]
国民民主の橋本が序盤から巻き返して政治資金問題で自民非公認の三ツ林を一歩先行する。国民民主支持層の9割を固めた。三ツ林は自民支持層固めを急ぐ。
千葉3区
大薄 裕也 36 無 新
加藤 和夫 75 共 新
岡島 一正 66〇立 元
松野 博一 62 自(安)前[公]
松野が元官房長官としての知名度を生かし依然としてやや優勢を保つ。自民支持層の7割をまとめた。岡島は立民支持層の8割をおさえて激しく追う。
東京1区
新藤 伸夫 75 諸 新
音喜多 駿 41〇維 新
山田 美樹 50 自(安)前[公]
新垣 宏 80 無 新
中野 顕 60 共 新
海江田万里 75〇立 前
桜井 祥子 40 参 新
佐藤沙織里 35 無 新
高木 寛史 40 み 新
山田が海江田に一歩先行。山田は自民支持層の7割弱、公明支持層の9割をまとめた。海江田は立民支持層の9割を固めて猛追する。音喜多は苦戦する。
東京7区
丸川 珠代 53 自(安)新
石川友梨香 28 参 新
松尾 明弘 49〇立 元
小野 泰輔 50〇維 前
松尾が丸川よりやや有利。松尾は立民支持層の8割を固め、共産支持層の9割から支持を得た。丸川は自民支持層の6割しかまとめられていない。
東京24区
与倉さゆり 40 参 新
有田 芳生 72〇立 新
畑尻 文夫 69 無 新
浦川 祐輔 31〇国 新
佐藤 由美 52〇維 新
萩生田光一 61 無(安)前
有田が萩生田に一歩先行。政治資金問題を争点に立民支持層の8割を固めた。自民が公認せず無所属の萩生田は自民支持層の8割を集め、激しく追う。
富山1区
山 登志浩 44〇立 新
吉田 豊史 54 無 前
田畑 裕明 51 自(安)前[公]
浅岡 弘彦 61〇維 新
青山 了介 49 共 新
山が立民支持層の8割を固めてやや優勢に立つ。序盤で一歩先行していた田畑を抜いた。田畑は自民支持層の6割超をおさえて猛追する。
福井2区
小柳 茂臣 70 共 新
山本 拓 72 無 元
斉木 武志 50〇維 元
辻 英之 54〇立 新
高木 毅 68 無(安)前
立民支持層の6割強を固めた辻が混戦でややリードする。30歳代以下の若年層で優位に立つ斉木、自民支持層の4割強をおさえる高木が追う。
長野5区
宮下 一郎 66 自(安)前[公]
福田 淳太 30〇立 新
後藤 荘一 71 共 新
宮下と福田が横一線。農相を経験した宮下が自民支持層の9割弱を固める一方で、福田は立民支持層の9割強をまとめ激戦を繰り広げる。
愛知7区
日野紗里亜 36〇国 新
鈴木 淳司 66 自(安)前[公]
鈴木 弘一 49 共 新
日野が自民の鈴木に僅差のリードを保つ。立民支持層の7割超、国民民主支持層の9割超を固めた。自民の鈴木は自民支持層の7割をまとめ激しく追う。
三重4区
中川 民英 57 共 新
青沼陽一郎 56〇立 新
鈴木 英敬 50 自(安)前[公]
鈴木が自民支持層の9割弱を固め優位に立つ。40~50歳代の3分の2をおさえて引き離しにかかる。青沼は立民支持層の8割をまとめて追う。
福岡11区
志岐 玲子 71〇社 新
武田 良太 56 自(二)前[公]
村上 智信 55〇維 新
武田と村上がなお激しく争う。武田は自民支持層の6割をまとめた。村上は立民の7割超、維新の9割をおさえた。志岐は独自の戦い。
大分2区
吉川 元 58〇立 前
広瀬 建 50 無 新
衛藤征士郎 83 自(安)前[公]
立民支持層の8割をまとめた吉川がわずかに優勢で、広瀬と衛藤が懸命に追う。自民支持層は広瀬が3割強、衛藤が5割弱をおさえて分け合う。
▼名簿、記事中は敬称略
▼党派の略称は自=自民党、立=立憲民主党、維=日本維新の会、公=公明党、共=共産党、国=国民民主党、れ=れいわ新選組、社=社民党、参=参政党、み=みんなでつくる党、諸=諸派、無=無所属
▼選挙区の候補者の並べ方は届け出順(1)氏名(2)投票日(27日)翌日時点の年齢(3)選挙区の○は重複立候補を示す(4)党派(5)自民党の前職は原則として派閥・旧派閥名を入れた。旧派閥は2023年12月1日時点の所属。麻生派以外は解散を表明。麻生派は退会した議員を除いた。自民党に所属するが非公認となった前職には旧派閥名をつけた。参院議員からくら替えする自民党の新人にも旧派閥名を付した。(麻)=麻生派、(安)=旧安倍派、(茂)=旧茂木派、(岸)=旧岸田派、(二)=旧二階派、(森)=旧森山派(6)前職、元職、新人の別(7)四角囲み文字は推薦政党
■「一騎打ち」 岸と平岡、横一線 山口2区
北海道10区
神谷 裕 56〇立 前
稲津 久 66 公 前[自]
稲津が神谷との僅差の優位を保つ。稲津は公明支持層の8割、自民支持層の7割を固めた。神谷は立民支持層の9割をまとめ、上積みをめざす。
茨城7区
中村 勇太 38 無 新
永岡 桂子 70〇自(麻)前[公]
永岡がやや優勢な戦いを維持している。公明を含め与党支持層の7割を固めた。父、喜四郎の地盤を継ぐ中村は立民支持層の8割超をまとめ猛追する。
神奈川17区
牧島かれん 47〇自(麻)前[公]
佐々木奈保美 55〇立 新
立民支持層の8割超を固めた佐々木が依然として元デジタル相の牧島をややリードする。牧島は自民支持層の4分の3をまとめて懸命に追う。
山口2区
平岡 秀夫 70〇立 元
岸 信千世 33〇自(安)前[公]
2023年春の補選で初当選した岸が自民支持層の8割超に浸透して追い上げ、横一線となった。元法相の平岡は立民支持層の9割超を固めて激戦を繰り広げる。
鹿児島1区
昇 拓真 34 参 新
宮路 拓馬 44〇自(森)前[公]
川内 博史 62〇立 前
川内が立民支持層の9割弱を固め、宮路を追い越してやや有利となった。宮路は自民支持層の7割強をおさえ懸命に追う。
沖縄1区
下地 幹郎 63 無 元
国場幸之助 51〇自(岸)前[公]
和田 知久 64 参 新
赤嶺 政賢 76〇共 前
序盤から巻き返した国場が自民支持層の8割弱をおさえ、やや優勢となった。40歳代以下でリードする。赤嶺は立民支持層の3分の2をとりこみ激しく追う。
自民ボロ負け? - Geronimo URL
2024/10/18 (Fri) 11:04:35
立憲がかなり票を伸ばしそうな勢いです。
200割れかもしれませんね。
東京は萩生田も下村も危ないようです。
無題 - Geronimo URL
2024/10/18 (Fri) 11:24:46
2024衆院選の情勢――北海道 石川と中川が激戦 比例 定数8 自民・立民が「3」
1区
〈札幌市中央区、南区など〉
小林 悟 60〇維 新
道下 大樹 48〇立 前
田中 義人 52〇参 新
千葉 尚子 44 共 新
加藤 貴弘 41〇自 新[公]
3期目をめざす道下が立民支持層を9割固めて先行する。道議を経て挑む加藤は6割にとどまる自民、公明支持層の取り込みが課題。
2区
〈札幌市東区、北区の一部〉
山崎 泉 51〇維 新
宮内 史織 32〇共 新
松木 謙公 65〇立 前
高橋 祐介 44〇自 前[公]
松木が高橋に一歩先行。松木は立民支持層の9割弱、高橋は自民支持層の7割強をまとめた。宮内は党勢拡大をめざす。山崎は支持拡大に腐心。
3区
〈札幌市豊平区、白石区の一部など〉
増田 健治 70 無 新
荒井 優 49〇立 前
鳥越 良孝 68〇維 新
伊藤理智子 63 共 新
高木 宏寿 64〇自(二)前[公]
荒井と高木が横一線。前回比例復活の荒井は区割り変更でも父から継いだ地盤で、立民支持層の9割弱を固めた。高木は自民支持層への浸透を狙う。
4区
〈札幌市西区の一部、小樽市など〉
佐々木明美 63 共 新
中村 裕之 63〇自(麻)前[公]
大築 紅葉 41〇立 前
斎藤 佳代 41 無 新
中村が大築を僅差でリード。今回から選挙区に石狩市が増えるも、道連会長の中村は自民支持層の8割を固めた。大築は立民支持層を固め、猛追する。
5区
〈札幌市厚別区、江別市、千歳市など〉
和田 義明 53 自(安)前[公]
池田 真紀 52〇立 元
鈴木 龍次 64 共 新
池田がやや優勢。区割りが変わるも池田は立民支持層の8割を固めた。小選挙区のみで戦う和田は自民、公明の支持層をそれぞれ8割弱、9割弱まとめた。
6区
〈旭川市、名寄市、富良野市など〉
荻生 和敏 74 共 新
西川 将人 55〇立 新
東 国幹 56〇自(茂)前[公]
西川と東が激しく競る。元旭川市長の西川は立民支持層の9割弱を固め、同市外への浸透を狙う。2期目をめざす東は与党の実績を強調する。
7区
〈釧路市、根室市など〉
篠田奈保子 52〇立 新
鈴木 貴子 38〇自(茂)前[公]
鈴木が先行する。自民支持層の7割に浸透。父、宗男が党首の新党大地の協力も追い風になる。篠田は街頭演説を重ね、政権批判票を取り込んで追う。
8区
〈函館市、北斗市など〉
逢坂 誠二 65 立 前
本間 勝美 56 共 新
向山 淳 40〇自 新[公]
6期目をめざす逢坂が引き離す。高い知名度で立民支持層の9割強を固めた。新人の向山は街頭演説などで自民支持層の支持拡大を狙う。
9区
〈室蘭市、苫小牧市、登別市など〉
立野 広志 67 共 新
松下 英樹 34〇自 新[公]
山岡 達丸 45〇立 前
前回勝利した山岡が盤石。立民支持層を9割超をまとめた。自民が堀井学の辞職で出遅れ、松下は自民、公明支持層への浸透を急ぐ。
10区
〈岩見沢市、滝川市、深川市など〉
神谷 裕 56〇立 前
稲津 久 66 公 前[自]
稲津が神谷にややリード。稲津は公明支持層の9割を固め、自民と新党大地の推薦も追い風。前回比例復活の神谷は立民支持層に加え、政権批判票を狙う。
11区
〈帯広市、十勝総合振興局管内〉
石川 香織 40〇立 前
中川 郁子 65〇自(麻)前[公]
佐藤 耕平 48 共 新
3戦目となる石川と中川が激戦。過去2回とも勝利した石川は立民支持層を9割、無党派層も5割弱まとめる。中川は自民支持層の8割超を固めて猛追する。
12区
〈北見市、網走市、稚内市など〉
武部 新 54〇自(二)前[公]
川原田英世 41〇立 新
5期目をめざす武部がリード。強固な地盤を生かし、保守票の上積みに動く。川原田は街頭演説などを重ね、立民支持層の9割弱を固めて追う。
自民と立民がそれぞれ3議席を確保する見通しだ。前回は自民が4議席で、立民は3議席だった。維新、公明はそれぞれ1議席を固めた。維新は前回ゼロ、公明は1議席だった。
【自 民】(1)伊東良孝75前(2)加藤貴弘41※新(2)高橋祐介44※前(2)高木宏寿64※前(2)中村裕之63※前(2)東国幹56※前(2)鈴木貴子38※前(2)向山淳40※新(2)松下英樹34※新(2)中川郁子65※前(2)武部新54※前(12)渡辺孝一66前(13)三輪綾子40新(14)相馬亜紀56新(15)久保潤46新
【立 民】(1)池田真紀52※元(1)篠田奈保子52※新(3)道下大樹48※前(3)松木謙公65※前(3)荒井優49※前(3)大築紅葉41※前(3)西川将人55※新(3)山岡達丸45※前(3)神谷裕56※前(3)石川香織40※前(3)川原田英世41※新(12)石川知裕51元(13)石川秀行52新(14)鈴木敦子41新(15)田島央一47新
【維 新】(1)小林悟60※新(1)山崎泉51※新(1)鳥越良孝68※新(4)喜多義典57新
【公 明】(1)佐藤英道64前(2)斉道勇太40新
【共 産】(1)畠山和也53元(2)宮内史織32※新
【国 民】(1)臼木秀剛43新
【れいわ】(1)野村パターソン和孝39新
【社 民】(1)鳴海一芳70新
【参 政】(1)田中義人52※新
【安楽会】(1)佐野秀光54新(2)中村治71新
【保 守】(1)小野寺秀61新(2)堀田真作59新
2024衆院選の情勢――東北 升田と津島が横一線、比例 定数12 立民、4議席維持
1区
〈青森市、むつ市など〉
津島 淳 58〇自(茂)前[公]
升田世喜男 67〇立 元
斎藤 美緒 44 共 新
升田と津島が横一線。升田は立民支持層を7割強まとめ、さらなる支持拡大に動く。前回、比例単独で当選した津島も自民支持層を取り込み5期目めざす。
2区
〈八戸市、十和田市、三沢市など〉
金浜 亨 36〇国 新
神田 潤一 54〇自(岸)前[公]
久保 将 70 共 新
松尾 和彦 61 無 新
2期目をめざす神田と新人の松尾が互角。神田は自民支持層の上積みが課題。三戸町長を辞して無所属で出馬した松尾が立民支持層の7割弱をまとめて追う。
3区
〈弘前市、五所川原市、つがる市など〉
木村 次郎 56 自(安)前[公]
岡田 華子 44〇立 新
其田 寿一 38 無 新
長坂 淳也 48〇維 新
立民支持層を8割固めた岡田が先行する。収支報告書への不記載で比例代表に重複立候補できない木村は40代未満から7割弱の支持を得て追う。
1区
〈盛岡市、紫波郡〉
米内 紘正 37〇自 新[公]
階 猛 58〇立 前
吉田 恭子 43〇共 新
階が立民支持層の9割強をまとめて独走する。県議出身の米内は自民が全面支援するも、支持層の上積みが課題。吉田は党勢拡大を狙う。
2区
〈宮古市、大船渡市、釜石市など〉
鈴木 俊一 71 自(麻)前[公]
中村 起子 59〇立 新
党総務会長で財務相も経験した鈴木が盤石。自民支持層の9割を固めた。初挑戦の中村は立民支持層のさらなる取り込みに力を入れる。
3区
〈花巻市、北上市、一関市など〉
藤原 崇 41 自(安)前[公]
小沢 一郎 82〇立 前
前回比例復活だった小沢が立民支持層の9割弱を固め優位に立つ。前回選挙区の初勝利で勢いがあった藤原は、党青年局行事での不適切問題が尾を引く。
1区
〈仙台市青葉区、太白区〉
岡本 章子 60〇立 前
高橋 浩司 61〇維 新
土井 亨 66〇自 前[公]
岡本が土井を僅差でリードする。岡本は立民支持層の9割を固め、無党派層の取り込みを狙う。土井は自民支持層の8割をおさえた。
2区
〈仙台市宮城野区、若林区、泉区〉
早坂 敦 53〇維 前
鎌田さゆり 59〇立 前
秋葉 賢也 62〇自(茂)前[公]
鎌田が手堅い戦い。立民支持層の9割をまとめた。無党派層の4割や自民支持層の2割も取り込む。秋葉は自民支持層の6割を固めた。
3区
〈白石市、名取市、角田市など〉
西村 明宏 64 自(安)前[公]
柳沢 剛 61〇立 新
新人の柳沢が引き離す。立民支持層の9割、無党派層の4割を固めた。7期目をめざす西村は収支報告書への不記載問題が響き、苦戦する。
4区
〈石巻市、塩釜市、多賀城市など〉
伊藤信太郎 71〇自(麻)前[公]
大林 正英 60〇れ 新
佐藤 雄一 45〇維 新
安住 淳 62〇立 前
安住と伊藤の前職同士が激突。安住が僅差でリードする。立民、共産支持層を9割固め、公明支持層にも食い込む。伊藤は自民支持層の7割をまとめた。
5区
〈気仙沼市、登米市、栗原市など〉
中嶋 廉 71 共 新
小野寺五典 64 自(岸)前[公]
境 恒春 45〇維 新
党政調会長で当選8回の小野寺が盤石。防衛相などの実績を訴え自民支持層の9割強をおさえた。区割り変更で旧6区の気仙沼市や栗原市などを編入。
1区
〈秋田市〉
寺田 学 48〇立 前
松浦 大悟 55〇維 新
冨樫 博之 69〇自 前[公]
鈴木 知 47 共 新
冨樫が寺田に一歩先行。冨樫は4選の実績を前面に戦う。前回5000票余りの差で敗れた寺田は立民支持層の9割弱を固め、巻き返しを狙う。
2区
〈能代市、大館市、男鹿市など〉
福原 淳嗣 56〇自 新[公]
緑川 貴士 39〇立 前
山内 梅良 76 共 新
前職の緑川が新人の福原を僅差でリード。立民支持層の9割弱に加え、維新支持層の8割強も取り込む。元大館市長の福原は行政経験を訴え、懸命に追う。
3区
〈横手市、湯沢市、由利本荘市など〉
藤田 和久 75 共 新
小川 幾代 39〇立 新
村岡 敏英 64〇国 元
御法川信英 60〇自 前[公]
7期目をめざす御法川と、村岡が競る。野党が候補を一本化できず、村岡は国民民主に加えて維新などの支持層にも訴えて懸命に追う。
1区
〈山形市、上山市、天童市など〉
原田 和広 51〇立 新
三井寺 修 44 共 新
遠藤 利明 74 自 前[公]
10選をめざす遠藤が優位に立つ。党総務会長や五輪相の経験を訴え自民支持層の9割弱を固めた。前回も遠藤と戦った原田は立民支持層の7割をまとめた。
2区
〈米沢市、村山市、東根市など〉
鈴木 憲和 42〇自(茂)前[公]
岩本 康嗣 59 共 新
二藤部冬馬 42〇れ 新
菊池大二郎 42〇国 新
5選をめざす鈴木が手堅い戦い。農水副大臣などの実績を踏まえ、自民支持層の8割強を固めた。菊池は国民民主支持層を7割まとめて懸命に追う。
3区
〈鶴岡市、酒田市、新庄市など〉
石黒 覚 68〇立 新
山田 守 62 共 新
加藤 鮎子 45〇自 前[公]
4選をめざす加藤がリードする。子ども・子育て政策や男女共同参画などでの実績を訴え、自民支持層の9割弱を固めた。
1区
〈福島市、二本松市、伊達市など〉
亀岡 偉民 69 自(安)前[公]
金子 恵美 59〇立 前
金子が安定。立民支持層の9割強を固めた。収支報告書への不記載で比例代表に重複立候補できない亀岡は苦戦。区割り変更で本宮市や二本松市を編入。
2区
〈郡山市、須賀川市、田村市など〉
丸本由美子 62 共 新
玄葉光一郎 60〇立 前
根本 拓 38〇自 新[公]
玄葉が手堅い戦い。立民の支持層を9割強固めた。根本は父、匠の引退を受けて立候補も支持拡大に課題。区割り変更で田村市や須賀川市などを追加。
3区
〈会津若松市、白河市、喜多方市など〉
小熊 慎司 56〇立 前
唐橋 則男 63 共 新
上杉謙太郎 49 無(安)前
小熊が広く票を固める。立民支持層の9割を固め、自民支持層にも浸透する。出馬を取りやめた菅家一郎に代わって無所属で出た上杉が切り込みを狙う。
4区
〈いわき市、相馬市、南相馬市など〉
斎藤 裕喜 45〇立 新
熊谷 智 44 共 新
坂本竜太郎 44〇自 新[公]
坂本が斎藤を僅差でリード。現職引退で新人の対決に。坂本は自民支持層8割を固めた。いわき市など旧5区と相馬市など旧1区の一部が4区に。
自民は4議席で前回の6議席を下回る見通しだ。立民は前回同様の4議席を固めた。維新、公明、国民民主がそれぞれ1議席を獲得するもようだ。れいわは1議席を射程に入れる。
【自 民】(1)江渡聡徳69前(2)森下千里43新(3)津島淳58※前(3)神田潤一54※前(3)米内紘正37※新(3)土井亨66※前(3)秋葉賢也62※前(3)伊藤信太郎71※前(3)冨樫博之69※前(3)福原淳嗣56※新(3)御法川信英60※前(3)鈴木憲和42※前(3)加藤鮎子45※前(3)根本拓38※新(3)坂本竜太郎44※新(16)伊藤聡45新(17)藤田誠51新(18)小林文紀63新(19)佐々木飛鳥53新
【立 民】(1)馬場雄基32前(2)升田世喜男67※元(2)岡田華子44※新(2)階猛58※前(2)中村起子59※新(2)小沢一郎82※前(2)岡本章子60※前(2)鎌田さゆり59※前(2)柳沢剛61※新(2)安住淳62※前(2)寺田学48※前(2)緑川貴士39※前(2)小川幾代39※新(2)原田和広51※新(2)石黒覚68※新(2)金子恵美59※前(2)玄葉光一郎60※前(2)小熊慎司56※前(2)斎藤裕喜45※新(20)伊藤勢至77新(21)岸田清実69新
【維 新】(1)長坂淳也48※新(1)高橋浩司61※新(1)早坂敦53※前(1)佐藤雄一45※新(1)境恒春45※新(1)松浦大悟55※新
【公 明】(1)庄子賢一61前(2)小野寺泰明38新(3)佐々木伸和43新
【共 産】(1)高橋千鶴子65前(2)吉田恭子43※新(3)大内真理46新
【国 民】(1)金浜亨36※新(1)菊池大二郎42※新(1)村岡敏英64※元
【れいわ】(1)大林正英60※新(1)二藤部冬馬42※新(3)佐原若子70新
【社 民】(1)伊藤正通73新
【参 政】(1)山中泉66新
▼名簿、記事中は敬称略
▼党派の略称は自=自民党、立=立憲民主党、維=日本維新の会、公=公明党、共=共産党、国=国民民主党、れ=れいわ新選組、社=社民党、参=参政党、み=みんなでつくる党、諸=諸派、無=無所属
▼選挙区の候補者の並べ方は届け出順。比例代表は政党を公示前の勢力順、候補者は名簿登載順に並べた(1)名簿登載順位(2)氏名(3)年齢は投開票日(27日)時点の年齢で、選挙での年齢の数え方に従い28日生まれも1歳加えた(4)選挙区の○や比例代表の※は重複立候補を示す(5)党派(6)自民党の前職は原則として派閥・旧派閥名を入れた。旧派閥は2023年12月1日時点の所属。麻生派以外は解散を表明。麻生派は退会した議員を除いた。自民党に所属するが非公認となった前職には旧派閥名をつけた。参院議員からくら替えする自民党の新人にも旧派閥名を付した。(麻)=麻生派、(安)=旧安倍派、(茂)=旧茂木派、(岸)=旧岸田派、(二)=旧二階派、(森)=旧森山派(7)前職、元職、新人の別(8)四角囲み文字は推薦政党
1区
〈主な市、区、郡など〉
日経 太郎 50 ○ 自 (安) 前 [公]
(2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)
【自民】 (1) 日経花子 50 ※ (茂) 前
(1) (2) (3) (4) (6) (7)
調査は読売新聞社と協力して実施した。基礎データのみ両社で共有し、集計、分析、記事化はそれぞれが独自にした。
有権者への調査は日経リサーチが15~16日、乱数番号(RDD)方式で無作為に作成した固定電話と携帯電話の番号に調査員と自動音声による電話をかけた。1つの小選挙区内で500人以上の有効回答を得るのを目標とした。調査員と自動音声の合計で16万5820人から有効回答を得た。
政党別の獲得議席数は過去の調査と投票結果との関係から予測モデルをつくり、シミュレーションで獲得する可能性のある議席の幅を推定した。この結果に取材による情勢判断を加えて最終的な予測議席数とした。
2024衆院選の情勢――北関東 永岡、中村勇に僅差で先行
茨城
1区
〈水戸市、笠間市、筑西市など〉
田所 嘉徳 70〇自 前[公]
武藤 優子 60〇維 新
高橋誠一郎 29〇共 新
福島 伸享 54 無 前
福島が立民支持層の6割超や野党支持層を幅広く固めて盤石の戦い。無党派層でも半数超の支持を得る。田所は自民支持層の5割を固めて追い上げに懸命。
2区
〈鹿嶋市、潮来市、神栖市など〉
川井 宏子 59 共 新
今村 敏昭 67〇維 新
額賀福志郎 80 自 前[公]
大高 伸一 57 無 新
衆院議長だった額賀が知名度と組織力を生かし堅調。与党支持層の7割超をまとめた。今村は維新以外の野党支持層が3割ほどにとどまり支持拡大に課題。
3区
〈龍ケ崎市、取手市、牛久市など〉
梶岡 博樹 47〇立 新
加川 裕美 60 れ 新
葉梨 康弘 65〇自(岸)前[公]
橋口 奈保 47〇維 新
大内久美子 75 共 新
葉梨が自民支持層の8割、公明支持層の5割をおさえて手堅い戦い。梶岡は立民支持層の7割をおさえるが他の野党票は分散。自民批判票の取り込みを急ぐ。
4区
〈常陸太田市、ひたちなか市など〉
吉田 翔 27 共 新
梶山 弘志 69〇自 前[公]
武藤 博光 62〇維 新
当選9回を目指す梶山が盤石。与党支持層はほぼ固め、野党支持層や無党派層にも食い込む。伸び悩む武藤は維新を含む支持層の掘り起こしに躍起。
5区
〈日立市、高萩市、北茨城市など〉
千葉 達夫 42 共 新
浅野 哲 42〇国 前
石川 昭政 52〇自 前
浅野がやや優勢。立民、維新、国民民主の各支持層で8割超を固め、自民支持層にも食い込む。石川は自民に加え公明支持層の掘り起こしで懸命に追う。
6区
〈土浦市、石岡市、つくば市など〉
青山 大人 45〇立 前
間宮美知子 77 共 新
国光 文乃 45〇自(岸)前[公]
国光と青山が横一線。国光は自民支持層の8割、青山は立民支持層の8割を固め、それぞれ支持拡大を狙う。無党派層の掘り起こしでは青山に勢い。
7区
〈古河市、結城市、下妻市など〉
中村 勇太 38 無 新
永岡 桂子 70〇自(麻)前[公]
永岡が中村を僅差でリード。永岡は自民支持層の7割を固め、野党支持層にも食い込む。中村は父、喜四郎の地盤を生かし無党派層の取り込みを急ぐ。
群馬
中曽根、知名度で独走
1区
〈前橋市、沼田市、利根郡〉
店橋世津子 63 共 新
中曽根康隆 42〇自(二)前[公]
白井 桂子 62〇立 新
知名度と組織力を背景に中曽根が独走する。野党支持層も2割弱を取り込んで上積みを狙う。白井は立民支持層固めを進め、政権批判票の取り込みも急ぐ。
2区
〈桐生市、伊勢崎市、みどり市など〉
石関 貴史 52 無 元
高橋 保 67 共 新
井野 俊郎 44〇自(茂)前[公]
井野が与党支持層の8割を固め堅調。野党支持層に食い込む。元職の石関は返り咲きを狙うが、野党票は分散。固めた野党支持層は3割にとどまる。
3区
〈太田市、館林市、邑楽郡〉
笹川 博義 58〇自(茂)前[公]
長谷川嘉一 71〇立 元
元職の長谷川と前職の笹川が激しく競る与野党一騎打ちの構図。長谷川は野党支持層の6割超を、笹川は自民支持層の8割ほどを固め、無党派層を奪い合う。
4区
〈高崎市の一部、藤岡市、多野郡〉
山田 博規 65〇立 新
萩原 貞夫 75 共 新
福田 達夫 57 自(安)前[公]
5選を狙う福田が強固な地盤を生かし安定した戦い。与党支持層をほぼ固め、無党派層でも支持を広げる。山田は政治資金問題への批判で票の掘り起こし。
5区
〈渋川市、富岡市、安中市など〉
伊藤 達也 41 共 新
小渕 優子 50〇自(茂)前[公]
中島由美子 65〇維 新
小渕が組織力を生かし手堅い戦い。与党支持層の8割を固め、無党派層でも支持が広がる。野党支持層は維新の中島と共産の伊藤に分散し共に苦しい戦い。
栃木
藤岡優勢、佐藤勉追う
1区
〈宇都宮市の一部、河内郡〉
柏倉 祐司 55〇維 元
板津 由華 36〇立 新
船田 元 70〇自(茂)前[公]
青木 弘 63 共 新
14回目の当選をめざす船田が与党支持層の7割をまとめて先行。各年齢層で優位に立つ。板津は立民支持層の7割をおさえ、自民批判票の取り込みを急ぐ。
2区
〈鹿沼市、日光市、さくら市など〉
福田 昭夫 76〇立 前
五十嵐 清 54〇自(茂)前[公]
福田と五十嵐が競りあう。福田は立民支持層をほぼ固め、与党支持層にも食い込む。五十嵐は自民支持層の7割をおさえた。無党派層は奪い合いの様相。
3区
〈大田原市、矢板市、那須塩原市など〉
簗 和生 45 自(安)前[公]
渡辺真太朗 31 無 新
伊賀 央 60〇立 新
簗がややリードし、渡辺と伊賀が激しく追う。簗は重複立候補を認められず陣営引き締め。渡辺への支持は与野党に広がり。伊賀は野党支持層固めを急ぐ。
4区
〈小山市、真岡市、下野市など〉
佐藤 勉 72〇自 前[公]
川上 均 68 共 新
藤岡 隆雄 47〇立 前
藤岡が優勢を保つ。野党支持層の7割をまとめ自民支持層にも食い込む。無党派層でも優位に。10選をめざす佐藤は自民支持層を固めて上積みを狙う。
5区
〈足利市、栃木市、佐野市〉
谷古宇勘司 73〇維 新
茂木 敏充 69〇自(茂)前[公]
岡村 恵子 71 共 新
亀山 陽三 63 無 新
総裁選に出馬した茂木が独走。与党支持層の8割を固め、立民支持層も2割をおさえた。野党支持層は分散し谷古宇らが引き離されている。
埼玉
枝野がやや優勢
1区
〈さいたま市見沼区、浦和区、緑区〉
矢野由紀子 60 共 新
村井 英樹 44〇自(岸)前[公]
武正 公一 63〇立 元
浅野目義英 66〇維 新
三上 恭平 42 み 新
区割り変更でさいたま市見沼区の分割が解消。武正が立民支持層の9割を押さえ僅差でリード。村井は与党支持層を固めて猛追。無党派層で勢いみられる。
2区
〈川口市の一部〉
奥田 智子 55 共 新
高橋 英明 61〇維 前
新藤 義孝 66〇自(茂)前[公]
津村 大作 50 諸 新
松浦 玄嗣 52〇立 新
新区割りで川口市の北部以外が選挙区に。新藤が自民支持層の8割を固め安定した戦い。野党乱立で野党支持層は分散。松浦と高橋、奥田は劣勢に。
3区
〈川口市の一部、越谷市〉
馬場 浩 67 共 新
石川 隆美 59〇維 新
竹内 千春 56〇立 新
黄川田仁志 54〇自 前[公]
越谷市全体に川口市の北部も含む新区割り。黄川田が自民支持層の7割をまとめてやや有利。竹内は無党派層で勢い。立民支持層の8割を固め激しく追う。
4区
〈朝霞市、志木市、和光市など〉
穂坂 泰 50〇自 前[公]
岸田 光広 57〇国 新
渡辺 泰之 51〇維 新
工藤 薫 74 共 新
穂坂が与党支持層の7割超を固めて優位に立つ。野党乱立で野党支持層はまとまらず。岸田、工藤、渡辺は無党派層でも広がりみられず苦しい戦い。
5区
〈さいたま市西区、大宮区など〉
牧原 秀樹 53〇自 前[公]
辻村 千尋 56 れ 新
枝野 幸男 60〇立 前
山本 悠子 72 共 新
枝野が立民支持層の9割を固めやや優勢。無党派層でも支持広げる。石破内閣で法相に就いた牧原が激しく追う。公明支持層の取り込みを急ぐ。
6区
〈鴻巣市、上尾市、桶川市など〉
細谷美恵子 64〇維 新
中根 一幸 55 無(安)前
大島 敦 67〇立 前
秋山 もえ 48 共 新
分割されていた鴻巣市全域が選挙区に。大島が立民支持層の9割を固めて先行。政治資金問題で自民非公認の中根は自民支持層をまとめきれず苦しい戦い。
7区
〈川越市、富士見市〉
佐藤 一馬 33 共 新
中野 英幸 63〇自(二)前[公]
小宮山泰子 59〇立 前
伊勢田享子 47〇維 新
野党乱立の構図だが、小宮山が立民支持層の9割を固めてややリード。中野は与党支持層固めを急ぐ。若者層や無党派層の取り込みに課題。
8区
〈所沢市、ふじみ野市など〉
市野 一馬 40〇維 新
平井 明美 80 共 新
柴山 昌彦 58 自(安)前[公]
市来 伴子 47〇立 新
区割り変更でふじみ野市の分割解消。柴山が自民支持層の8割を固めて盤石の戦い。市来は立民支持層の7割をまとめるも野党乱立の影響は避けられず。
9区
〈飯能市、狭山市、入間市など〉
大塚 拓 51 自(安)前[公]
杉村 慎治 48〇立 新
猪股 嘉直 70 共 新
近藤 秀将 46〇維 新
杉村が僅差でリード。野党支持層になお拡大の余地。重複立候補の対象外となった大塚が自民支持層の7割を固めて猛追。無党派層でも競り合う。
10区
〈東松山市、坂戸市、鶴ケ島市など〉
坂本祐之輔 69〇立 前
山口 晋 41〇自(茂)前[公]
与野党一騎打ちは坂本が安定した戦い。立民支持層の9割を固め、他の野党支持層にも浸透する。山口は無党派層で苦戦。与党支持層固めを急ぐ。
11区
〈秩父市、本庄市、深谷市など〉
柿沼 遥輝 41 共 新
島田 誠 66〇立 新
小泉 龍司 72〇自(二)前[公]
小泉が幅広い世代の支持を得て独走。自民支持層の9割をまとめた。島田は立民以外の野党支持層で伸び悩み。無党派層の取り込みも急ぐ。
12区
〈熊谷市、行田市、加須市など〉
野中 厚 47〇自(茂)前[公]
森田 俊和 50〇立 前
区割り変更で熊谷市全域が選挙区に。与野党一騎打ちは森田が盤石。立民支持層の9割を固め、与党支持層の2割も取り込む。野中は基盤固めを急ぐ。
13区
〈久喜市、蓮田市、幸手市など〉
沢口千枝子 73 共 新
高井 崇志 55〇れ 元
中原 由棟 33〇維 新
橋本 幹彦 28〇国 新
橋本 勉 71 諸 元
三ツ林裕巳 69 無(安)前[公]
新区割りで久喜市全域が選挙区に。政治資金問題で自民非公認となった三ツ林が一歩先行。国民民主の橋本が懸命に追うも野党乱立で野党支持層は分散。
14区
〈草加市、八潮市、三郷市〉
加来 武宜 43〇維 新
石井 啓一 66 公 前[自]
関根 和也 44 無 新
鈴木 義弘 61〇国 前
高橋 易資 68 諸 新
苗村 京子 65 共 新
区割り変更で草加、八潮、三郷の3市が選挙区に。小選挙区初挑戦となる公明代表の石井がやや優勢。鈴木が無党派層で支持を広げて激しく追う。
15区
〈さいたま市南区、蕨市、戸田市など〉
田中 良生 60〇自 前[公]
守谷千津子 73 共 新
高木錬太郎 52〇立 元
沢田 良 45〇維 前
河合 悠祐 43 諸 新
田中が与党支持者の7割超を固めて優位に立つ。各世代で幅広く支持集める。高木は野党乱立の影響で野党支持層をまとめきれずに苦戦。
16区
〈春日部市、吉川市など〉
三角 創太 36〇立 新
中村 梨香 37〇維 新
土屋 品子 72〇自 前[公]
永堀 健 57 共 新
新区割りで春日部市全域が選挙区に。土屋が与党支持層の7割をまとめ堅調な戦い。三角は立民支持層の9割を固めた。無党派層取り込みで懸命に追う。
2024衆院選の情勢――北関東・比例 定数19、自民、5議席見通し
自民は5議席を獲得するとみられる。前回は7議席だった。立民は前回と同じ5議席を得る可能性が高い。維新、公明、国民民主はそれぞれ2議席を固めた。共産、れいわ、日本保守が1議席を確保する見通しだ。
【自 民】(1)田所嘉徳70※前(1)葉梨康弘65※前(1)梶山弘志69※前(1)石川昭政52※前(1)国光文乃45※前(1)永岡桂子70※前(1)船田元70※前(1)五十嵐清54※前(1)佐藤勉72※前(1)茂木敏充69※前(1)中曽根康隆42※前(1)井野俊郎44※前(1)笹川博義58※前(1)小渕優子50※前(1)村井英樹44※前(1)新藤義孝66※前(1)黄川田仁志54※前(1)穂坂泰50※前(1)牧原秀樹53※前(1)中野英幸63※前(1)山口晋41※前(1)小泉龍司72※前(1)野中厚47※前(1)田中良生60※前(1)土屋品子72※前(26)小倉悠里28新(27)西條昌良69新(28)原和隆55新(29)須賀敬史57新(30)浅井昌志64新(31)友田雅明54新(32)増田勝56新(33)下田彰一71新(34)冨山ひで子61新(35)山崎大二郎48新(36)小菅亜希子28新
【立 民】(1)梶岡博樹47※新(1)青山大人45※前(1)板津由華36※新(1)福田昭夫76※前(1)伊賀央60※新(1)藤岡隆雄47※前(1)白井桂子62※新(1)長谷川嘉一71※元(1)山田博規65※新(1)武正公一63※元(1)松浦玄嗣52※新(1)竹内千春56※新(1)枝野幸男60※前(1)大島敦67※前(1)小宮山泰子59※前(1)市来伴子47※新(1)杉村慎治48※新(1)坂本祐之輔69※前(1)島田誠66※新(1)森田俊和50※前(1)高木錬太郎52※元(1)三角創太36※新(23)若林幸子67新(24)木村誠49新(25)渡会光恵56新
【維 新】(1)武藤優子60※新(1)今村敏昭67※新(1)橋口奈保47※新(1)武藤博光62※新(1)柏倉祐司55※元(1)谷古宇勘司73※新(1)中島由美子65※新(1)浅野目義英66※新(1)高橋英明61※前(1)石川隆美59※新(1)渡辺泰之51※新(1)細谷美恵子64※新(1)伊勢田享子47※新(1)市野一馬40※新(1)近藤秀将46※新(1)中原由棟33※新(1)加来武宜43※新(1)沢田良45※前(1)中村梨香37※新
【公 明】(1)輿水恵一62前(2)福重隆浩62前(3)山口良治44新(4)大塚英樹43新
【共 産】(1)塩川鉄也62前(2)梅村早江子60元(3)高橋誠一郎29※新
【国 民】(1)浅野哲42※前(1)岸田光広57※新(1)鈴木義弘61※前(1)橋本幹彦28※新
【れいわ】(1)高井崇志55※元(2)長谷川羽衣子43新(3)前田健司56新
【社 民】(1)土屋香織56新
【参 政】(1)大津力53新
【保 守】(1)伊藤純子55新(2)野寺直美51新(3)五位野一法62新(4)宮入良明69新
2024衆院選の情勢――南関東 松野やや優勢、岡島追う
千葉
1区
〈千葉市中央区、稲毛区、美浜区〉
田嶋 要 63〇立 前
渡部 雅士 45 共 新
門山 宏哲 60〇自 前[公]
依田 和孝 50〇維 新
上田 敦広 41 参 新
強固な地盤を持つ田嶋が8選めざし手堅い戦い。立民支持層の9割をまとめた。門山は自民支持層の6割、公明支持層の7割の支持を得るが苦しい戦い。
2区
〈千葉市花見川区、八千代市〉
白石 ちよ 48 共 新
小林 鷹之 49〇自(二)前[公]
元経済安保相の小林が引き離す。自民総裁選で注目を集め自民支持層の9割を固める。無党派層からも6割の支持を得る。白石は反自民票を狙う。
3区
〈千葉市緑区、市原市〉
大薄 裕也 36 無 新
加藤 和夫 75 共 新
岡島 一正 66〇立 元
松野 博一 62 自(安)前[公]
元官房長官の松野がやや優勢。知名度と組織力を武器に自民支持層の8割弱を固めた。岡島が立民支持層の9割弱の支持を受け懸命に追う。
4区
〈市川市の一部、船橋市の一部〉
木村 哲也 55〇自 元[公]
工藤 聖子 45 参 新
八鎌 健太 29 共 新
水沼 秀幸 34〇立 新
雨宮 京子 57〇維 新
水沼と木村が互角。水沼は立民支持層の8割を固める。区割り変更で14区からの出馬となった野田佳彦の後を継ぐ。木村は自民支持層の7割、公明支持層の9割弱を固めた。
5区
〈市川市の一部、浦安市〉
岸野 智康 30〇維 新
矢崎堅太郎 57〇立 新
宮路 純一 35 参 新
岡野 純子 46〇国 新
桜井 雅人 51 共 新
英利アルフィヤ 36〇自(麻)前[公]
矢崎と英利が譲らない。矢崎は立民支持層の8割をまとめた。英利は、自民支持層の6割、公明支持層の9割弱の支持を得る。岡野は追い上げに懸命。
6区
〈松戸市〉
渡辺 博道 74 自(茂)前[公]
藤巻 健太 41〇維 前
原田慎太郎 35 参 新
浦野 真 35 共 新
安藤 淳子 48〇立 新
原田 義康 71〇社 新
立民支持層の8割に浸透する安藤がやや有利。元復興相の渡辺が自民支持層の7割、公明支持層の6割の支持を得て猛追する。藤巻は比例票の上積みを狙う。
7区
〈野田市、流山市〉
斎藤 健 65〇自 前[公]
徳増記代子 71 共 新
平戸 航太 37〇国 新
元経産相で幅広い世代から支持を得る斎藤が盤石。自民支持層の9割弱を固め、立民支持層の3割からも支持を得る。平戸は支持拡大が課題。
8区
〈柏市〉
石塚 貞通 57〇維 新
本庄 知史 50〇立 前
松本 泉 42〇自 新[公]
宮本 寛之 39 参 新
高橋 敏 67 共 新
本庄が立民支持層の9割をまとめ先行する。引退した桜田義孝元五輪相の後継の松本は自民支持層の6割の支持を得て激しく追う。
9区
〈千葉市若葉区、佐倉市など〉
田沼 隆志 48〇維 元
田宮 寿人 35〇自 新[公]
奥野総一郎 60〇立 前
山崎 温之 72 共 新
6選をめざす奥野に安定感がある。立民支持層の8割強をまとめる。田宮が懸命に追う。自民支持層の5割強の支持を得ており、さらなる浸透を図る。
10区
〈銚子市、成田市、旭市など〉
椎名 亮太 40 参 新
仲 幸子 69 共 新
今留 尚人 59 無 新
谷田川 元 61〇立 前
小池 正昭 58〇自 新[公]
谷田川がやや優勢。立民支持層の8割強の支持を得る。林幹雄元経産相の後継の小池が自民支持層の6割を固め、猛追する。
11区
〈茂原市、東金市、勝浦市など〉
森 英介 76 自(麻)前[公]
椎名 史明 67 共 新
多ケ谷 亮 55〇れ 前
元法相の森が自民と公明支持層からそれぞれ8割強の支持を得て独走する。多ケ谷と椎名は苦戦しており、比例票の上積みを狙う。
12区
〈館山市、木更津市、鴨川市など〉
葛原 茂 73 共 新
樋高 剛 58〇立 元
浜田 靖一 69〇自 前[公]
地引 直輝 45〇維 新
浜田が自民支持層の8割を固め、他候補を引き離している。樋高は立民支持層の7割の支持を得て、切り込みを狙う。地引は浸透に腐心する。
13区
〈我孫子市、鎌ケ谷市、印西市など〉
柏崎 末人 77 共 新
松本 尚 62〇自(安)前[公]
宮川 伸 54〇立 元
中谷 めぐ 43 参 新
宮川がややリード。立民支持層の9割の支持を得る。防衛政務官の松本は自民支持層の7割をまとめ、激戦を繰り広げる。
14区
〈船橋市の一部、習志野市〉
高橋 恭介 50〇自 新[公]
ミサオ・レッドウルフ 59〇れ 新
野田 佳彦 67 立 前
坂井 洋介 45 共 新
野田が全世代から支持を得て安定した戦い。立民支持層の9割を固め、自民支持層の4割弱からも支持を受ける。高橋は比例票の上積みを狙う。
甘利、僅差で大塚を追う
松本、篠原に一歩先行
神奈川
1区
〈横浜市中区、磯子区、金沢区〉
浅川 義治 56〇維 前
松本 純 74 自(麻)元[公]
蓮池 幸雄 72 共 新
伊東万美子 53 参 新
篠原 豪 49〇立 前
自民に復党して返り咲きを狙う松本が自民支持層の6割をおさえ、篠原に一歩先行する。篠原は立民支持層の7割をまとめ、猛追する。
2区
〈横浜市西区、南区、港南区〉
並木まり子 73 共 新
三好 諒 39〇れ 新
菅 義偉 75 自 前[公]
平本幸次郎 62 参 新
柳家東三楼 48〇立 新
10選をめざす元首相の菅が自公支持層の9割を固め、安定した戦い。無党派層の3割からも支持を得る。柳家は立民支持層の7割をまとめるが、引き離されている。
3区
〈横浜市鶴見区、神奈川区〉
中村 武人 49〇立 新
佐藤 香 50〇維 新
横山 征吾 53〇共 新
内田恵美子 48 参 新
中西 健治 60〇自(麻)前[公]
前回、参院からくら替え当選した中西が中村を僅差でリードする。中西は自公支持層の7割以上を固め、中村は立民支持層の8割をまとめ懸命に追う。
4区
〈横浜市栄区、鎌倉市、逗子市など〉
早稲田夕季 65〇立 前
山本 朋広 49〇自 前
加藤 千華 26〇維 新
津野 照久 57 参 新
3選をめざす早稲田が立民支持層の9割を固め先行する。前回比例復活した山本は自民支持層の5割弱をまとめ、懸命に追う。
5区
〈横浜市戸塚区、泉区〉
久坂くにえ 51〇維 新
高宮美智子 72 共 新
山崎 誠 61〇立 前
坂井 学 59〇自 前[公]
国家公安委員長の坂井が前回比例復活の山崎に一歩先行。坂井が自公支持層の7割をまとめる。山崎は立民支持層の8割をおさえる。区割り変更で横浜市瀬谷区は13区に。
6区
〈横浜市保土ケ谷区、旭区〉
古川 直季 56〇自 前[公]
植木真理子 74 共 新
塩坂源一郎 61〇維 新
青柳陽一郎 55〇立 前
青柳は立民支持層の9割をおさえ、やや優勢。古川は自民支持層の8割を固める。塩坂、植木は厳しい戦い。比例票を掘り起こす。
7区
〈横浜市港北区〉
鈴木 馨祐 47〇自(麻)前[公]
中谷 一馬 41〇立 前
宗像富次郎 63〇維 新
大野 拓夫 56 無 新
鈴木が中谷を僅差でリードする。鈴木は自民支持層の7割を固めた。中谷は立民支持層の8割をおさえる。宗像は党勢拡大に努める。
8区
〈横浜市緑区、青葉区〉
飯田 能生 62 共 新
江田 憲司 68〇立 前
三谷 英弘 48〇自 前[公]
元立民代表代行の江田が党支持層の9割を固め手堅い戦い。前回比例復活した三谷は自民支持層の6割強から支持を得る。
9区
〈川崎市多摩区、麻生区〉
赤石 博子 63 共 新
笠 浩史 59〇立 前
吉田 大成 54〇維 新
中山 展宏 56〇自(麻)前[公]
立民の国対委員長の笠が党支持層の8割を固め、優位に立つ。前回比例復活の中山が追う。区割り変更で川崎市宮前区の一部が19区に。
10区
〈川崎市川崎区、幸区〉
片柳 進 47 共 新
田中 和徳 75 自(麻)前[公]
鈴木 光貴 42〇立 新
金村 龍那 45〇維 前
元復興相の田中が自民支持層の7割を固め、金村と鈴木をややリードする。前回比例復活の金村は維新支持層の8割をおさえる。
11区
〈横須賀市、三浦市〉
為壮 稔 71 共 新
初鹿野裕樹 47 参 新
小泉進次郎 43 自 前
元首相を父に持つ、自民選対委員長の小泉が幅広い世代から支持を集め盤石。同党支持層の9割弱、立民支持層の3割弱から支持を得る。為壮は支持に広がりが見られない。
12区
〈藤沢市、高座郡〉
加藤なを子 66 共 新
水戸 将史 62〇維 元
阿部 知子 76〇立 前
星野 剛士 61〇自 前[公]
江岡 貴宏 38〇参 新
前回接戦を制した阿部が立民支持層の7割を固め、先行している。星野は自民支持層の6割をおさえ、さらなる浸透をはかる。
13区
〈横浜市瀬谷区、大和市、綾瀬市〉
太 栄志 47〇立 前
京 利英 44〇維 新
丸田康一郎 39〇自 新[公]
早川宇多子 67 共 新
石井 匡 57 参 新
太が丸田を僅差でリードする。太は立民支持層の8割を固め、丸田は自民と公明支持層のそれぞれ6割、8割をおさえる。
14区
〈相模原市緑区、中央区、愛甲郡〉
先沖 仁志 48 参 新
長友 克洋 53〇立 新
赤間 二郎 56〇自(麻)前[公]
中村 圭 44 共 新
熊坂 崇徳 42〇維 新
赤間が自民支持層の8割弱を固め長友に一歩先行する。長友は立民支持層の9割を固め、追いかける。区割り変更で、愛川町、清川村などが加わった。
15区
〈平塚市、茅ケ崎市など〉
藤田 修一 58〇参 新
河野 太郎 61〇自(麻)前[公]
佐々木克己 69〇社 新
内海 聡 49 無 新
親子3代にわたる地盤を持つ河野が自民支持層の8割を固め独走する。佐々木は党勢拡大を目指す。区割り変更で二宮町は17区に。
16区
〈厚木市、伊勢原市、海老名市〉
後藤 祐一 55〇立 前
義家 弘介 53 自(安)前[公]
山本 瑞恵 57 共 新
伊左次美江 63〇維 新
吉村 勝男 69 無 新
後藤が立民支持層の9割弱を固め、やや有利。義家は自民支持層の7割弱をおさえる。伊左次や山本は比例票を掘り起こす。
17区
〈小田原市、秦野市、南足柄市など〉
牧島かれん 47〇自(麻)前[公]
佐々木奈保美 55〇立 新
佐々木が立民支持層の7割を固め、元デジタル相の牧島をややリードする。牧島は自民支持層の7割をおさえる。区割り変更で二宮町が加わる。
18区
〈川崎市中原区、高津区〉
君嶋千佳子 74 共 新
西岡 義高 47〇国 新
山際大志郎 56〇自(麻)前
宗野 創 31〇立 新
横田 光弘 66〇維 新
宗野が立民支持層の8割弱をおさえ、山際を僅差でリードする。山際は自公支持層の支持が5割程度にとどまる。西岡や君嶋は独自の戦い。
19区
〈横浜市都筑区、川崎市宮前区〉
横関 克弘 71 共 新
添田 勝 46〇維 新
草間 剛 42〇自 新[公]
深作ヘスス 39〇国 新
佐藤 喬 42〇立 新
木吉小百合 69 無 新
草間が佐藤に一歩先行する。区割り変更で新設の選挙区。横浜市都筑区と川崎市宮前区で構成する。無党派層の5割弱が態度未定で取り込みが鍵をにぎる。
20区
〈相模原市南区、座間市〉
甘利 明 75 自(麻)前[公]
大塚小百合 44〇立 新
金子 洋一 62〇維 新
大塚が立民支持層の8割を固め、やや有利。元自民幹事長の甘利は党支持層の8割弱をまとめる。区割り変更で新設の選挙区。相模原市南区と座間市で構成。
山梨
中島、中谷に僅差で先行
1区
〈甲府市、韮崎市、北杜市など〉
早田 記史 41 共 新
高田 晃宏 50 参 新
中島 克仁 57〇立 前
中谷 真一 48〇自(茂)前[公]
中島は立民支持層の9割をまとめ、僅差でリードする。他の野党支持層への浸透を狙う。中谷は自民支持層の8割を固め、猛追する。
2区
〈富士吉田市、都留市、大月市など〉
堀内 詔子 59〇自(岸)前[公]
大久保令子 74 共 新
堀内が安定した戦い。自民支持層の8割、公明支持層の9割強を固めた。大久保は引き離されている。共産支持層に加え、政権批判票の獲得をめざす。
比例 定数23
立民「6」獲得見込み
自民は前回9議席を下回る6議席を固め、7議席をうかがう。立民は6議席を獲得する見込みだ。公明党は3議席を得る可能性が高い。維新、国民民主が2議席、共産、れいわ、参政、日本保守が1議席の見通し。
【自 民】(1)門山宏哲60※前(1)小林鷹之49※前(1)木村哲也55※元(1)英利アルフィヤ36※前(1)斎藤健65※前(1)松本泉42※新(1)田宮寿人35※新(1)小池正昭58※新(1)浜田靖一69※前(1)松本尚62※前(1)高橋恭介50※新(1)中西健治60※前(1)山本朋広49※前(1)坂井学59※前(1)古川直季56※前(1)鈴木馨祐47※前(1)三谷英弘48※前(1)中山展宏56※前(1)星野剛士61※前(1)丸田康一郎39※新(1)赤間二郎56※前(1)河野太郎61※前(1)牧島かれん47※前(1)山際大志郎56※前(1)草間剛42※新(1)中谷真一48※前(1)堀内詔子59※前(28)森田鉄平36新(29)梅崎瑞希26新(30)吉沢直美53新(31)文月涼57新
【立 民】(1)田嶋要63※前(1)岡島一正66※元(1)水沼秀幸34※新(1)矢崎堅太郎57※新(1)安藤淳子48※新(1)本庄知史50※前(1)奥野総一郎60※前(1)谷田川元61※前(1)樋高剛58※元(1)宮川伸54※元(1)篠原豪49※前(1)柳家東三楼48※新(1)中村武人49※新(1)早稲田夕季65※前(1)山崎誠61※前(1)青柳陽一郎55※前(1)中谷一馬41※前(1)江田憲司68※前(1)笠浩史59※前(1)鈴木光貴42※新(1)阿部知子76※前(1)太栄志47※前(1)長友克洋53※新(1)後藤祐一55※前(1)佐々木奈保美55※新(1)宗野創31※新(1)佐藤喬42※新(1)大塚小百合44※新(1)中島克仁57※前(30)金子健一66元(31)今野典人64新(32)為谷義隆50新
【維 新】(1)依田和孝50※新(1)雨宮京子57※新(1)岸野智康30※新(1)藤巻健太41※前(1)石塚貞通57※新(1)田沼隆志48※元(1)地引直輝45※新(1)浅川義治56※前(1)佐藤香50※新(1)加藤千華26※新(1)久坂くにえ51※新(1)塩坂源一郎61※新(1)宗像富次郎63※新(1)吉田大成54※新(1)金村龍那45※前(1)水戸将史62※元(1)京利英44※新(1)熊坂崇徳42※新(1)伊左次美江63※新(1)横田光弘66※新(1)添田勝46※新(1)金子洋一62※新
【公 明】(1)角田秀穂63前(2)沼崎満子51新(3)原田直樹33新(4)豊沢健児35新
【共 産】(1)志位和夫70前(2)畑野君枝67元(3)斉藤和子50元(4)横山征吾53※新
【国 民】(1)岡野純子46※新(1)西岡義高47※新(1)平戸航太37※新(1)深作ヘスス39※新
【れいわ】(1)多ケ谷亮55※前(1)三好諒39※新(1)ミサオ・レッドウルフ59※新(4)竹内雅浩60新
【社 民】(1)佐々木克己69※新(1)原田義康71※新
【参 政】(1)鈴木敦35前(2)江岡貴宏38※新(2)藤田修一58※新
【保 守】(1)小坂英二51新(2)大河内元喜62新(3)森健太郎46新(4)渡辺紀明53新(5)服部徹77新
無題 - Geronimo URL
2024/10/18 (Fri) 11:25:25
2024衆院選の情勢――東京 萩生田、僅差で有田追う 松尾やや有利、丸川追い上げ
1区
〈千代田区、新宿区〉
新藤 伸夫 75 諸 新
音喜多 駿 41〇維 新
山田 美樹 50 自(安)前[公]
新垣 宏 80 無 新
中野 顕 60 共 新
海江田万里 75〇立 前
桜井 祥子 40 参 新
佐藤沙織里 35 無 新
高木 寛史 40 み 新
海江田がやや優位。区割りが変わったものの高い知名度をいかして立民支持層の8割を固めた。山田が懸命に追い、音喜多は独自の戦いをする。
2区
〈中央区、台東区〉
細野 真理 43 共 新
最上 佳則 48 参 新
鳩山紀一郎 48〇国 新
今村 充 49〇維 新
辻 清人 45〇自(岸)前[公]
辻が地盤を固める。与党支持層の3分の2をまとめた。幅広い年齢層から支持を得ている。区割り変更で中央区と台東区に限られた。
3区
〈品川区など〉
川口めぐみ 51 無 新
植木 洋貴 42 参 新
阿部祐美子 60〇立 新
吉平 敏孝 43〇維 新
奥本 有里 47〇国 新
香西 克介 48 共 新
石原 宏高 60〇自(岸)前[公]
阿部がやや優勢。立民支持層の8割を固め、無党派層にも浸透しつつある。石原が懸命に追う。区割り変更を踏まえ支持層の拡大を狙う。
4区
〈大田区の一部〉
井戸 正枝 58〇国 元
塩寺 勇太 40 参 新
平 将明 57〇自 前[公]
谷川 智行 53〇共 新
石川 雅俊 44〇維 新
デジタル相の平が先行する。区割り変更があったものの公明を合わせ与党支持層の7割を固めた。60代以上の支持で他候補を圧倒する。
5区
〈世田谷区東部〉
若宮 健嗣 63〇自(茂)前[公]
稲葉 太郎 40〇維 新
塗木 洋平 42 参 新
手塚 仁雄 58〇立 前
林 理麻 50 無 新
松本 健太 44 無 新
福井 健太 48 無 新
手塚がややリードする。立民支持層の8割、共産層の9割近くを固めた。追う若宮は自民層の7割を取り込んだ。区割り変更で目黒区が外れた。
6区
〈世田谷区西部〉
河村 建一 48〇維 新
落合 貴之 45〇立 前
土屋 美和 47〇自 新[公]
望月 正謹 34〇参 新
落合と土屋が競り合う。区割り変更があったものの落合は立民支持層の8割超を固め、共産層に浸透する。土屋は公明含め与党支持の7割をまとめる。
7区
〈港区、渋谷区〉
丸川 珠代 53 自(安)新
石川友梨香 28 参 新
松尾 明弘 49〇立 元
小野 泰輔 50〇維 前
松尾がやや有利。立民支持層の8割超、共産層の5割をまとめた。丸川は知名度の高さをテコに追い上げる。7区は区割り変更で港区、渋谷区に限られる。
8区
〈杉並区の一部〉
吉田 晴美 52〇立 前
大森 紀明 53 参 新
門 寛子 44〇自 新[公]
南北ちとせ 48〇維 新
立民代表選に出た吉田が優位を保つ。区割り変更があったものの立民と共産支持層のそれぞれ9割を固めた。女性の5割ほどの支持を得る。門が追う。
9区
〈練馬区西部〉
山岸 一生 43〇立 前
菅原 一秀 62 無 元
大河内茂太 53〇維 新
大津 綾香 31〇み 新
無所属出馬の菅原と立民の山岸が激しく競る。菅原は自民支持層の6割を取り込み、公明への浸透をめざす。山岸は立民層の8割を固めて追う。
10区
〈文京区、豊島区〉
鈴木 庸介 48〇立 前
鈴木 隼人 47〇自(茂)前[公]
永野 裕子 52〇維 新
安田 伸 53 参 新
立民の鈴木がやや優勢。立民支持層の8割、共産層の6割を固めた。自民の鈴木は自民層の3分の2をまとめた。公明層の7割を取り込んで追う。
11区
〈板橋区南部〉
下村 博文 70 無(安)前
伊波 政昇 72 共 新
阿久津幸彦 68〇立 元
大豆生田実 58〇維 新
斎藤 孝幸 58 無 新
阿久津が引き離す。立民支持層の7割を固めた。政治資金問題で自民の公認を得られず無所属で出馬した下村の自民支持層の取り込みは5割にとどまる。
12区
〈北区、板橋区北部〉
阿部 司 42〇維 前
大熊 利昭 61〇国 元
田原 聖子 55 共 新
高木 啓 59〇自(安)前[公]
高木が優勢を保つ。自民支持層の7割を固めて無党派への浸透をめざす。田原、大熊、阿部は反自民票を分け合い、追い上げに懸命。
13区
〈足立区の一部〉
重田 惇平 29〇維 新
森 洋介 30〇国 新
沢田 真吾 39 共 新
土田 慎 33〇自(麻)前[公]
土田が安定した戦い。固い支持基盤をいかして自民支持層の7割をまとめた。野党は候補者一本化が進まず票が割れる展開。沢田と森、重田が追う。
14区
〈墨田区、江戸川区北部〉
伊藤 菜々 35〇国 新
大賀 靖郎 42 参 新
斉藤 佳代 45〇維 新
大塚紀久雄 83 無 新
櫛渕 万里 57〇れ 前
松島みどり 68〇自(安)前[公]
原 努 42 共 新
松島が手堅い展開。公明と合わせ与党支持層を6割超まとめた。懸命に追う伊藤と原は候補を立てなかった立民の支持層を奪い合う。
15区
〈江東区〉
小堤 東 35 共 新
須藤 元気 46 無 新
酒井 菜摘 38〇立 前
大空 幸星 25〇自 新[公]
金沢 結衣 34 無 新
4月の衆院補選で勝利した酒井がややリード。立民支持層の8割を固めた。知名度の高い元格闘家の須藤と25歳の大空が激しく追う。
16区
〈江戸川区南部〉
中津川博郷 75〇維 元
宮本 栄 62 共 新
大西 洋平 46〇自 新[公]
有田 正寿 43 参 新
柴田 勝之 56〇立 新
区割り変更があったものの父・英男の地盤を引き継ぐ大西がやや優勢。自民支持層の6割を固めた。柴田が立民支持の8割近くを取り込んだ。
17区
〈葛飾区〉
猪口 幸子 68〇維 新
新井 杉生 65 共 新
円 より子 77〇国 新
平沢 勝栄 79 無(二)前
無所属で出馬した平沢が盤石。政治資金問題で公認を得られなかった自民の支持層の7割近くを固め、維新の支持層にも食い込む。
18区
〈武蔵野市、小金井市、西東京市〉
徳永由紀子 47 参 新
樋口 亮 37 共 新
松下 玲子 54〇立 新
福田かおる 39〇自 新[公]
法相秘書官などを務めた福田がやや有利。自民支持層の8割を固め、公明支持層も7割超をまとめた。元武蔵野市長の松下が猛追する。
19区
〈小平市、国分寺市、国立市〉
井手重美津子 60 共 新
末松 義規 67〇立 前
松本 洋平 51〇自(二)前[公]
吉田圭一郎 32〇維 新
末松が松本に僅差でリード。立民支持層の9割近くをまとめ、無党派層への浸透に取り組む。松本は自民支持の7割ほどを固めた。
20区
〈東村山市、東大和市、清瀬市など〉
大西健太郎 45〇国 新
宮本 徹 52〇共 前
木原 誠二 54〇自(岸)前[公]
木原が広く票を固める。首相を務めた岸田文雄の側近として高い知名度をいかす。自民支持層の7割ほどを取り込む。宮本が懸命に追う展開。
21区
〈立川市、日野市など〉
山下 容子 65〇維 新
森 裕一 49 参 新
小田原 潔 60 無(安)前
大河原雅子 71〇立 前
幅広い年齢層の支持を得る大河原が安定。区割り変更があったものの立民支持層の9割を取り込む。政治資金問題で自民から非公認になった小田原が追う。
22区
〈三鷹市、調布市、狛江市〉
平野 義尚 38 共 新
山花 郁夫 57〇立 元
鈴木 美香 60 参 新
伊藤 達也 63〇自(茂)前[公]
山花が伊藤を僅差でリードする。立民支持層の9割を固め、無党派層にも浸透しつつある。伊藤は自民支持層の8割を取り込んで猛追する。
23区
〈町田市〉
AIメイヤー 51 み 新
吉原 修 68〇自 新
伊藤 俊輔 45〇立 前
伊藤が堅調。立民支持の8割超を固め、他の野党支持層も幅広く取り込む。元少子化相の小倉将信に代わり出馬の吉原は知名度向上を急ぐ。
24区
〈八王子市の一部〉
与倉さゆり 40 参 新
有田 芳生 72〇立 新
畑尻 文夫 69 無 新
浦川 祐輔 31〇国 新
佐藤 由美 52〇維 新
萩生田光一 61 無(安)前
有田がやや優勢。政治資金問題を争点に立民支持層の8割、共産層の7割超を取り込む。自民が公認せず無所属で出馬した萩生田は公明層の5割固め追う。
25区
〈青梅市、昭島市、福生市など〉
依田 花蓮 52〇れ 新
池田 公三 75 共 新
井上 信治 55〇自(麻)前[公]
宮崎 太朗 44〇維 新
自民都連会長の井上が独走。公明を含めた与党支持層の8割超を取り込み、18~39歳の7割近くから支持を集める。宮崎と池田は独自の戦い。
26区
〈目黒区、大田区の一部〉
田淵 正文 66 無 新
和田 正子 75 共 新
今岡 植 36〇自 新[公]
藤田 久美 46 参 新
松原 仁 68 無 前
無所属の松原が頭一つ抜け出す。区割り変更があったものの立民支持層の6割近くを取り込み、自民支持層にも食い込む。今岡と和田は苦戦する。
27区
〈中野区、杉並区の一部〉
石倉弘次郎 26 無 新
長妻 昭 64〇立 前
石川芽生子 41 参 新
黒崎 祐一 47〇自 新[公]
長妻が独走。高い知名度をテコに立民支持層を9割超固め、他の野党支持層も幅広くまとめる。黒崎は長妻に自民層も取り込まれ苦しい。
28区
〈練馬区東部〉
高野 直美 70 共 新
奥村 祥大 30〇国 新
安藤 高夫 65〇自(安)元[公]
江崎 早苗 38〇参 新
高松 智之 50〇立 新
藤川 隆史 68〇維 新
高松が安藤に僅差でリードする。立民支持層の7割を固めた。安藤は自民支持層の6割近くをまとめ、公明層の取り込みを急ぐ。
29区
〈荒川区、足立区の一部〉
岡本 三成 59 公 前[自]
樽井 良和 57〇国 元
海老沢由紀 50〇維 新
木村 剛司 53〇立 元
鈴木 賢一 63 共 新
岡本がやや優位。公明支持層の9割を固めた。3割超にとどまる自民層からの支持の拡大に取り組む。木村は立民層の7割を取り込む。
30区
〈府中市、多摩市、稲城市〉
早川 寛 44 共 新
五十嵐衣里 40〇立 新
三井 健 61 み 新
武田祐一郎 38 参 新
長島 昭久 62〇自(二)前[公]
首相の石破茂の補佐官を務める長島がやや優勢。区割り変更があったものの自民支持層の7割、公明層の9割近くを固めた。五十嵐が懸命に追う。
2024衆院選の情勢――東京・比例 定数19、自民・立民「5」固める
自民、立民は5議席を固めた。公明は2議席から3議席が視野に入る。国民民主は2議席、共産は1~2議席を押さえる。維新、れいわ、日本保守が1議席を確保する見込みだ。
【自 民】(1)辻清人45※前(1)石原宏高60※前(1)平将明57※前(1)若宮健嗣63※前(1)土屋美和47※新(1)門寛子44※新(1)鈴木隼人47※前(1)高木啓59※前(1)土田慎33※前(1)松島みどり68※前(1)大空幸星25※新(1)大西洋平46※新(1)福田かおる39※新(1)松本洋平51※前(1)木原誠二54※前(1)伊藤達也63※前(1)吉原修68※新(1)井上信治55※前(1)今岡植36※新(1)黒崎祐一47※新(1)安藤高夫65※元(1)長島昭久62※前(23)畦元将吾66前(24)広田千晶47新(25)江成道子56新(26)松野未佳29新(27)岩崎比菜31新(28)内村大地37新(29)小嶋友香里39新
【立 民】(1)海江田万里75※前(1)阿部祐美子60※新(1)手塚仁雄58※前(1)落合貴之45※前(1)松尾明弘49※元(1)吉田晴美52※前(1)山岸一生43※前(1)鈴木庸介48※前(1)阿久津幸彦68※元(1)酒井菜摘38※前(1)柴田勝之56※新(1)松下玲子54※新(1)末松義規67※前(1)大河原雅子71※前(1)山花郁夫57※元(1)伊藤俊輔45※前(1)有田芳生72※新(1)長妻昭64※前(1)高松智之50※新(1)木村剛司53※元(1)五十嵐衣里40※新(22)北出美翔38新(23)岩永久佳47新(24)本多平直59元(25)川島智太郎60元
【維 新】(1)音喜多駿41※新(1)今村充49※新(1)吉平敏孝43※新(1)石川雅俊44※新(1)稲葉太郎40※新(1)河村建一48※新(1)小野泰輔50※前(1)南北ちとせ48※新(1)大河内茂太53※新(1)永野裕子52※新(1)大豆生田実58※新(1)阿部司42※前(1)重田惇平29※新(1)斉藤佳代45※新(1)中津川博郷75※元(1)猪口幸子68※新(1)吉田圭一郎32※新(1)山下容子65※新(1)佐藤由美52※新(1)宮崎太朗44※新(1)藤川隆史68※新(1)海老沢由紀50※新
【公 明】(1)河西宏一45前(2)大森江里子51新(3)中村真大38新(4)山岡篤史41新
【共 産】(1)田村智子59新(2)宮本徹52※前(3)谷川智行53※新(4)坂井和歌子47新(5)伊藤和子66新
【国 民】(1)伊藤菜々35※新(1)井戸正枝58※元(1)浦川祐輔31※新(1)大熊利昭61※元(1)大西健太郎45※新(1)奥村祥大30※新(1)奥本有里47※新(1)樽井良和57※元(1)鳩山紀一郎48※新(1)森洋介30※新(1)円より子77※新
【れいわ】(1)櫛渕万里57※前(1)依田花蓮52※新(3)伊勢崎賢治67新(4)赤木善美52新
【社 民】(1)桜井夏来50新
【参 政】(1)松田学66元(2)望月正謹34※新(2)江崎早苗38※新
【みんな】(1)大津綾香31※新
【保 守】(1)有本香62新(2)梅原克彦70新(3)冨田格60新(4)小柳岳史48新
2024衆院選の情勢――北陸信越
新潟
高鳥が一歩先行
1区
〈新潟市東区、中央区、佐渡市など〉
西村智奈美 57〇立 前
塚田 一郎 60〇自(麻)前[公]
中村 岳夫 49 共 新
石崎 徹 40〇維 元
西村と塚田が激しく競る。西村は立民支持層の8割強を固め、無党派層からも5割の支持を得る。塚田は自民支持層の7割弱をまとめ懸命に追う。
2区
〈新潟市南区、三条市、加茂市など〉
菊田真紀子 55〇立 前
細田 健一 60 無(安)前
井上 基之 44〇維 新
菊田が手堅い戦い。立民支持層の9割強をまとめた。政治資金問題で非公認となった細田が懸命に追う。区割り改定で新潟市西区全体などが入った。
3区
〈新潟市北区、新発田市、村上市など〉
黒岩 宇洋 58〇立 元
斎藤 洋明 47〇自(麻)前[公]
吉村祐一郎 49〇維 新
前回およそ1万4000票差だった黒岩と斎藤が横一線でならぶ。黒岩は立民支持層の9割弱を固めた。斎藤は自民支持層の8割に浸透している。
4区
〈長岡市、柏崎市、小千谷市など〉
泉田 裕彦 62 無 前
鷲尾英一郎 47〇自(二)前[公]
米山 隆一 57〇立 前
米山と鷲尾が激しく争う。米山は立民支持層の8割強を固める。鷲尾は自民支持層から7割弱の支持を得る。自民公認から外れた泉田は苦しい。
5区
〈十日町市、糸魚川市、妙高市など〉
梅谷 守 50〇立 前
高鳥 修一 64 自(安)前[公]
高鳥が一歩先行。政治資金問題を受け県連会長を辞任したが、自民支持層の7割の支持を得る。梅谷が立民支持層の8割弱を固め懸命に追う。
富山
橘が大きくリード
1区
〈富山市の一部〉
山 登志浩 44〇立 新
吉田 豊史 54 無 前
田畑 裕明 51 自(安)前[公]
浅岡 弘彦 61〇維 新
青山 了介 49 共 新
田畑が自民支持層の6割弱をおさえ、やや有利。30代までの層でも優勢を保つ。山は立民支持層の8割強を固めて追う。浅岡は浸透に腐心。
2区
〈魚津市、滑川市、黒部市など〉
泉野 和之 67 共 新
越川 康晴 60〇立 新
上田 英俊 59〇自(茂)前[公]
上田が優位に進める。自民支持層の8割強を固め、公明支持層の9割弱をまとめた。越川は立民支持層の8割強をおさえたが苦しい。
3区
〈高岡市、氷見市、射水市など〉
橘 慶一郎 63〇自 前[公]
大久保光太 46〇国 新
坂本 洋史 54 共 新
官房副長官に就いた橘が大きく先行する。自民支持層の9割を固め、幅広い年齢層に浸透する。大久保は政権批判票の受け皿をめざすが厳しい戦い。
石川
近藤先行、西田が猛追
1区
〈金沢市〉
小竹 凱 26〇国 新
小林 誠 47〇維 新
藤原 徳英 71 無 新
小森 卓郎 54 自(安)前[公]
村田 茂 61 共 新
荒井 淳志 30〇立 新
小森が優位に立つ。自民と公明支持層のそれぞれ6割弱と9割を固めた。荒井は立民支持層の8割をおさえて懸命に追う。小林、小竹、村井は比例票を掘り起こす。
2区
〈小松市、加賀市、白山市など〉
小山田経子 46〇立 新
坂本 浩 60 共 新
佐々木 紀 50 自(安)前[公]
佐々木が自民支持層の8割を固め手堅い戦い。60歳代以上の支持が厚い。小山田は立民支持層の9割をおさえて懸命に追う。
3区
〈七尾市、輪島市、珠洲市など〉
西田 昭二 55〇自(岸)前[公]
南 章治 69 共 新
近藤 和也 50〇立 前
近藤が立民支持層の9割、無党派層の5割をおさえて先行する。西田は自民支持層の7割をまとめ激しく追う。3区は能登半島地震の被災地。
福井
斉木が僅差で先行
1区
〈福井市、大野市、勝山市など〉
西山 理恵 48 無 新
金元 幸枝 66 共 新
波多野 翼 39〇立 新
稲田 朋美 65 自(安)前[公]
田中こはる 38 参 新
7期目をめざす稲田が優位に立つ。自民支持層の8割弱を固め、幅広い年代で浸透する。波多野は無党派層での支持の拡大に期待。
2区
〈敦賀市、小浜市、鯖江市など〉
小柳 茂臣 70 共 新
山本 拓 72 無 元
斉木 武志 50〇維 元
辻 英之 54〇立 新
高木 毅 68 無(安)前
斉木が僅差で先行し、辻、山本、高木が追う。斉木は維新支持層7割、辻は立民支持層の5割を固めた。自民支持層は山本が4割、高木が2割で分け合う。
長野
神津、安定した戦い
1区
〈長野市の一部、須坂市など〉
若狭 清史 44〇維 新
篠原 孝 76〇立 前
若林 健太 60 自(安)前[公]
篠原が先行する。立民支持層の8割をまとめ、共産支持層にも食い込む。若林は自民支持層の8割を固め追いかける。若狭は苦しい戦い。
2区
〈松本市、大町市、安曇野市など〉
務台 俊介 68〇自(麻)前[公]
下条 みつ 68〇立 前
手塚 大輔 41〇維 新
前回と同じ三つどもえの戦い。下条が立民支持層の9割弱を固め、無党派層にも浸透する。務台は自民支持層の7割をまとめ追い上げる。
3区
〈上田市、小諸市、佐久市など〉
井出 庸生 46〇自(麻)前[公]
神津 健 47〇立 前
神津が立民支持層の9割を固め安定した戦い。幅広い世代で支持を集める。井出は自民支持層の8割弱をまとめ、支持の拡大を訴える。
4区
〈岡谷市、諏訪市、茅野市など〉
後藤 茂之 68〇自 前[公]
武田 良介 45 共 新
8選をめざす後藤がやや優勢。自民支持層の9割をまとめた。武田は共産支持層からは支持を得ているが、他の野党支持層を固めきれていない。
5区
〈飯田市、伊那市、駒ケ根市など〉
宮下 一郎 66 自(安)前[公]
福田 淳太 30〇立 新
後藤 荘一 71 共 新
福田が立民支持層の9割弱を固めややリード。あらゆる年齢層で一歩先行する。元農相の宮下は自民支持層の8割弱をおさえて懸命に追う。
比例 定数10
自民4議席の見通し
自民は4議席を獲得する見通しだ。前回6議席から減らす可能性が大きい。立民は前回と同じ3議席を固めた。維新、公明、国民民主が1議席をうかがう。
【自 民】(1)国定勇人52前(2)塚田一郎60※前(2)斎藤洋明47※前(2)鷲尾英一郎47※前(2)上田英俊59※前(2)橘慶一郎63※前(2)西田昭二55※前(2)務台俊介68※前(2)井出庸生46※前(2)後藤茂之68※前(11)西崎萌37新(12)古井康介29新(13)下神納木加枝42新(14)遠藤奈央子50新(15)松崎晃治66新(16)佐藤俊43新(17)今洋佑41新(18)滝沢圭隆57新(19)工藤昌克48新
【立 民】(1)西村智奈美57※前(1)菊田真紀子55※前(1)黒岩宇洋58※元(1)米山隆一57※前(1)梅谷守50※前(1)山登志浩44※新(1)越川康晴60※新(1)荒井淳志30※新(1)小山田経子46※新(1)近藤和也50※前(1)波多野翼39※新(1)辻英之54※新(1)篠原孝76※前(1)下条みつ68※前(1)神津健47※前(1)福田淳太30※新(17)武居博明66新
【維 新】(1)石崎徹40※元(1)井上基之44※新(1)吉村祐一郎49※新(1)浅岡弘彦61※新(1)小林誠47※新(1)斉木武志50※元(1)若狭清史44※新(1)手塚大輔41※新
【公 明】(1)中川宏昌54前(2)田島公一51新
【共 産】(1)藤野保史54元(2)平あや子44新
【国 民】(1)大久保光太46※新(1)小竹凱26※新
【れいわ】(1)井田克一49新
【社 民】(1)堀井修75新
【参 政】(1)小路晃50新
2024衆院選の情勢――東海
今井、頭一つ抜け出す
岐阜
1区
〈岐阜市〉
山越 徹 54 共 新
野田 聖子 64〇自 前[公]
11回目の当選を目指す野田が自民、公明支持層のそれぞれ7割を固め、優位に立つ。山越は街頭活動で賃上げなどを訴え、無党派層の取り込みをめざす。
2区
〈大垣市、海津市、養老郡など〉
棚橋 泰文 61〇自(麻)前[公]
三尾 圭司 48 共 新
伊藤あゆみ 53 無 新
当選9回で知名度の高い棚橋が自民支持層の9割をまとめ、安定した戦い。三尾は運動を精力的にこなし、立民支持層の7割をおさえる。
3区
〈関市、美濃市、羽島市など〉
阪口 直人 61〇れ 元
仙田 晃宏 42〇国 新
武藤 容治 69〇自(麻)前[公]
経産相に就いた武藤が自民、公明支持層の8割を固め、リードする。仙田と前回立民から出馬した元職の阪口が立民支持層を食い合う。
4区
〈高山市、美濃加茂市、可児市など〉
今井 雅人 62〇立 元
金子 俊平 46〇自(岸)前[公]
前回金子に競り負けた今井が立民支持層の8割をおさえるなど頭一つ抜け出す。金子は自民支持層の3分の2ほどをおさえ、懸命に追う。
5区
〈多治見市、中津川市、瑞浪市など〉
真野 哲 63〇立 新
古屋 圭司 71〇自 前[公]
山田 良司 64〇維 元
当選11回の古屋が自民支持層の9割を固めて引き離す。前回僅差で落選した候補者が離党した立民が新たに立てた真野が追い、山田は浸透に腐心する。
三重
下野と川崎、激しく競る
1区
〈津市、松阪市〉
出口 洋介 35 共 新
田村 憲久 59〇自(岸)前[公]
福森和歌子 54〇立 新
厚労相を務めた田村が高い知名度を背景に地盤を固める。自民支持層の9割をおさえた。新人の福森は追い上げに懸命で、出口は苦しい戦い。
2区
〈四日市市南部、鈴鹿市など〉
山本 里香 66 共 新
下野 幸助 47〇立 新
川崎 秀人 42〇自 前[公]
森口あゆみ 59〇維 新
引退した中川正春の後継で鈴鹿市出身の元県議の下野、父の二郎のあとを受け前回初当選した川崎が激しく競り合う。山本、森口は支持拡大が課題。
3区
〈四日市市北部、桑名市など〉
石原 正敬 52〇自(岸)前[公]
伊藤 昌志 54〇維 新
岡田 克也 71 立 前
副総理や外相、民主党代表を務めた岡田が抜け出す。石原は自民支持層6割に浸透し、挨拶回りなど精力的に動く。四日市市議だった伊藤は浸透に腐心する。
4区
〈伊勢市、尾鷲市、鳥羽市など〉
中川 民英 57 共 新
青沼陽一郎 56〇立 新
鈴木 英敬 50 自(安)前[公]
県知事だった鈴木が自民支持層の8割を固めてやや有利。ジャーナリストの青沼は選挙区での知名度向上に努めて激しく追う。
静岡
小山、手堅い戦い
1区
〈静岡市葵区、駿河区〉
高橋 美穂 59〇立 元
山下 洸棋 33〇維 新
鈴木 節子 69 共 新
上川 陽子 71〇自(岸)前[公]
鈴木 惇弘 82 無 新
法相や外相を務め、9月の自民党総裁選に出馬した上川が自民支持層の9割を固め手堅い戦い。高橋、山下、共産の鈴木は野党乱立もあり苦しい戦い。
2区
〈島田市、焼津市、藤枝市など〉
井林 辰憲 48〇自(麻)前[公]
提坂 大介 48 参 新
鈴木 岳幸 51〇立 新
5回目の当選をめざす井林が自民支持層の9割弱をおさえリードする。藤枝市議だった鈴木は立民支持層の8割弱をかため懸命に追う。
3区
〈磐田市、掛川市、袋井市など〉
山本 裕三 41〇自 新[公]
杉村 義夫 65 無 新
釜下由佳子 43〇維 新
宮沢 博行 49 無 元
小山 展弘 48〇立 前
小山が手堅い戦いで、立民支持層は9割弱をおさえる。掛川市議だった山本は自民支持層の6割をかため浸透を急ぐ。議員辞職した宮沢は離されている。
4区
〈静岡市清水区、富士宮市など〉
深沢 陽一 48〇自(岸)前[公]
田中 健 47〇国 前
補選、前回選に続く3勝を狙う深沢が自民支持層の8割強を固めややリード。田中は立民支持層の8割に浸透し、40~50歳代で上回るなど追い上げる。
5区
〈三島市、御殿場市、裾野市など〉
下山 一美 71 共 新
外山 和之 61〇立 新
細野 豪志 53〇自(二)前[公]
前回選後に自民入りした細野が知名度を生かし先行。自民支持層の9割を固めた。外山は立民支持層の6割をおさえて追い上げに懸命。下山は苦しい戦い。
6区
〈沼津市、熱海市、伊東市など〉
冨谷 皐介 55〇れ 新
勝俣 孝明 48〇自(二)前[公]
渡辺 周 62〇立 前
渡辺が立民支持層の9割弱を固めてリードする。前回渡辺との4回目の接戦で初めて勝利した勝俣は自民支持層の7割をおさえて激しく追う。
7区
〈浜松市浜名区、天竜区など〉
日吉 雄太 56〇立 元
城内 実 59〇自(森)前[公]
吉川奈緒子 64 共 新
経済安保相で初入閣した城内が手堅い戦い。自民支持層の9割を固め、幅広く支持を得る。立民支持層の3分の2をおさえた日吉は切り込みを狙う。
8区
〈浜松市中央区の一部〉
源馬謙太郎 51〇立 前
寺島 瑞仁 31〇維 新
稲葉 大輔 50〇自 新
平賀 高成 70 共 元
加藤 順久 78 無 新
源馬が立民支持層の9割弱を固めやや優勢。派閥の政治資金問題を巡り自民を離党した塩谷立は不出馬。浜松市議から名乗りを上げた新人の稲葉が追う。
国政復帰狙う河村リード
愛知
1区
〈名古屋市東区、北区、西区、中区〉
山本 耕一 47〇維 新
河村たかし 75 諸 元
熊田 裕通 60〇自 前[公]
吉田 統彦 49〇立 前
名古屋市長から15年ぶりの国政復帰をめざす河村がリード。前々回、前回と比例代表で復活当選した吉田、選挙区での5選を狙う熊田が追い上げる。
2区
〈名古屋市千種区、守山区、名東区〉
酒井健太朗 38 共 新
室園 幸志 49〇維 新
古川 元久 58〇国 前
中川 貴元 57〇自(麻)前[公]
当選9回の古川が安定した戦いを進める。前回比例復活の中川は自民支持層の6割をおさえ、支持拡大に懸命。酒井と室園は党勢拡大をめざす。
3区
〈名古屋市昭和区、緑区、天白区〉
水野 良彦 50〇自 新
皆川 雅一 43〇維 新
杉本 純子 47 参 新
大橋 享 59 諸 新
近藤 昭一 66〇立 前
党内リベラル系グループの中心の近藤が立民支持層の9割をまとめて優勢を保つ。新人の水野は自民支持層の半分を固めて猛追する。皆川は浸透に腐心する。
4区
〈名古屋市瑞穂区、熱田区など〉
麻生 知沙 47 諸 新
牧 義夫 66〇立 前
工藤 彰三 59〇自(麻)前[公]
中田 千代 57〇維 新
高橋 祐介 46 共 新
3回連続で比例復活の牧が立民支持層の8割をまとめ、やや優勢。工藤は自民支持層の6割弱を固め追う。高橋、麻生、中田は切り込みを狙う。
5区
〈名古屋市中村区、中川区、清須市〉
岬 麻紀 55〇維 前
江上 博之 69 共 新
西川 厚志 55〇立 新
神田 憲次 61 自(安)前
田中 克和 40 諸 新
西川が立民支持層の3分の2をまとめてやや先行。神田が自民、公明支持層の半数弱を固めて追う。岬は巻き返しを狙い、田中、江上も支持拡大に懸命。
6区
〈瀬戸市、春日井市〉
大西 雅人 29〇社 新
原田 学 74 共 新
丹羽 秀樹 51〇自 前[公]
前田 雄吉 64 無 元
自民県連会長の丹羽が自民支持層の8割超を固め独走する。原田は巻き返しへ共産支持層以外への浸透が課題。大西は党勢拡大をめざす。
7区
〈大府市、尾張旭市、豊明市など〉
日野紗里亜 36〇国 新
鈴木 淳司 66 自(安)前[公]
鈴木 弘一 49 共 新
新人の日野が立民、維新、国民民主の支持層で優位に立ちややリード。自民の鈴木が自民支持層の3分の2を固めて追う。共産の鈴木は巻き返しをかける。
8区
〈半田市、常滑市、東海市など〉
伴野 豊 63〇立 前
古川 大暁 35 共 新
伊藤 忠彦 60〇自(二)前[公]
前回僅差で敗れて比例復活だった伴野が立民支持層の9割をまとめ、先行する。4連勝してきた伊藤は自民支持層の6割を固め浸透をめざす。
9区
〈津島市、稲沢市、愛西市など〉
伊藤 恵子 71 共 新
長坂 康正 67〇自(麻)前[公]
岡本 充功 53〇立 元
前回落選した岡本が立民支持層の9割を固め、一歩先行する。長坂は自民支持層の8割ほどをおさえて猛追する。伊藤は独自の戦い。
10区
〈一宮市、岩倉市〉
杉本 和巳 64〇維 前
若山 慎司 51〇自 新[公]
藤原 規真 46〇立 新
元沖縄・北方相の江崎鉄磨の秘書だった新人の若山が自民支持層の6割弱を固めてやや優位に立つ。新人の藤原、前職の杉本がともに激しく追う。
11区
〈豊田市、みよし市〉
八木 哲也 77 自 前[公]
丹野みどり 51〇国 新
植田 和男 75 共 新
トヨタ労組系候補が不出馬だった前回選で初めて小選挙区を制した八木が自民支持層の8割を固めやや優勢。丹野は立民支持層の半数超を取り込み猛追する。
12区
〈岡崎市、西尾市〉
関 久一 73 共 新
重徳 和彦 53〇立 前
中川 博登 46〇維 新
青山 周平 47 自(安)前[公]
立民政調会長に就いた重徳が立民支持層の9割を固め安定した戦い。前回比例復活の青山は自民支持層の6割をまとめる。中川と関は独自の戦い。
13区
〈碧南市、刈谷市、安城市など〉
大西 健介 53〇立 前
牛田 清博 66 共 新
石井 拓 59〇自(安)前[公]
大西が立民支持層の9割をまとめ、頭一つ抜け出す。前回比例復活の石井は自民支持層の7割強を固め、懸命に追い上げる。
14区
〈豊川市、蒲郡市、新城市など〉
浅尾 大輔 54 共 新
今枝宗一郎 40〇自(麻)前[公]
大嶽 理恵 47〇立 新
5選をめざす今枝が自民支持層の9割を固め、堅調な戦い。大嶽は立民支持層のおよそ3分の2をまとめ、浸透に腐心する。浅尾は党勢拡大に努める。
15区
〈豊橋市、田原市〉
関 健一郎 46〇維 元
根本 幸典 59 自(安)前[公]
小山 千帆 49〇立 新
辻 恵 76〇れ 元
高木 繁 74 共 新
自民支持層の7割を固めた根本がややリードする。野党同士で競合する関と小山は政権批判票の受け皿をめざして懸命に追う。辻や高木は独自の戦い。
16区
〈犬山市、江南市、小牧市など〉
福田 徹 42〇国 新
松崎 省三 78 共 新
松田 功 56〇立 元
犬飼 明佳 52 公 新[自]
旧5、6、10区の一部で構成した区で公明支持層を固めた犬飼が自民支持層の半数に浸透しやや優勢。松田が猛追し、福田は支持拡大に努める。
比例 定数21
自民・立民「6」視野
自民が6議席を獲得する見通しだ。立民は5~6議席をうかがう。公明は2議席を固めて3議席目を視野に入れる。維新、国民民主は2議席、共産、れいわ、日本保守が1議席を得る公算が大きい。
【自 民】(1)野田聖子64※前(1)棚橋泰文61※前(1)武藤容治69※前(1)金子俊平46※前(1)古屋圭司71※前(1)上川陽子71※前(1)井林辰憲48※前(1)山本裕三41※新(1)深沢陽一48※前(1)細野豪志53※前(1)勝俣孝明48※前(1)城内実59※前(1)稲葉大輔50※新(1)熊田裕通60※前(1)中川貴元57※前(1)水野良彦50※新(1)工藤彰三59※前(1)丹羽秀樹51※前(1)伊藤忠彦60※前(1)長坂康正67※前(1)若山慎司51※新(1)石井拓59※前(1)今枝宗一郎40※前(1)田村憲久59※前(1)川崎秀人42※前(1)石原正敬52※前(27)山本左近42前(28)井沢京子62元(29)三沢宏明37新(30)伊藤智史63新(31)松本忠真55新(32)設楽真理子50新(33)杉山康弘52新(34)世古万美子50新(35)岩佐里沙33新
【立 民】(1)今井雅人62※元(1)真野哲63※新(1)高橋美穂59※元(1)鈴木岳幸51※新(1)小山展弘48※前(1)外山和之61※新(1)渡辺周62※前(1)日吉雄太56※元(1)源馬謙太郎51※前(1)吉田統彦49※前(1)近藤昭一66※前(1)牧義夫66※前(1)西川厚志55※新(1)伴野豊63※前(1)岡本充功53※元(1)藤原規真46※新(1)重徳和彦53※前(1)大西健介53※前(1)大嶽理恵47※新(1)小山千帆49※新(1)松田功56※元(1)福森和歌子54※新(1)下野幸助47※新(1)青沼陽一郎56※新(25)堀誠50新(26)滝本剛62新(27)太田真平38新
【維 新】(1)山田良司64※元(1)山下洸棋33※新(1)釜下由佳子43※新(1)寺島瑞仁31※新(1)山本耕一47※新(1)室園幸志49※新(1)皆川雅一43※新(1)中田千代57※新(1)岬麻紀55※前(1)杉本和巳64※前(1)中川博登46※新(1)関健一郎46※元(1)森口あゆみ59※新(1)伊藤昌志54※新
【公 明】(1)中川康洋56前(2)西園勝秀56新(3)小林宣子57新(4)丹後政明36新
【共 産】(1)本村伸子52前(2)須山初美45新(3)山口祐樹34新
【国 民】(1)仙田晃宏42※新(1)田中健47※前(1)丹野みどり51※新(1)日野紗里亜36※新(1)福田徹42※新(1)古川元久58※前
【れいわ】(1)阪口直人61※元(1)冨谷皐介55※新(1)辻恵76※元(4)上村英明67新(5)梅村忠司68新
【社 民】(1)大西雅人29※新
【参 政】(1)佐藤健太郎49新
【保 守】(1)竹上裕子64新(2)中川健一55新(3)織田敏之48新(4)中村憲一50新(5)青木崇佳75新
無題 - Geronimo URL
2024/10/18 (Fri) 11:26:04
2024衆院選の情勢――近畿
1区
〈大津市、高島市〉
黄野瀬明子 41 共 新
斎藤アレックス 39〇維 前
大岡 敏孝 52〇自(二)前[公]
大岡がやや優勢。厚い保守地盤を背景に自民支持層の7割を集めた。斎藤は維新支持層の8割近く、無党派層の3割超を固めた。
2区
〈彦根市、長浜市、近江八幡市など〉
上野賢一郎 59〇自(森)前[公]
徳永 久志 61〇維 前
平尾 道雄 73〇立 新
上野がやや先行している。自民支持層の7割をまとめた。平尾が立民支持の6割、共産支持の5割を集め懸命に追う。徳永は浸透に腐心。
3区
〈草津市、守山市、栗東市など〉
武村 展英 52〇自 前[公]
出路 真吾 41〇維 新
佐藤 耕平 42 共 新
北野 裕子 39〇参 新
武村が保守地盤で安定した戦い。自民支持層の7割、公明支持層の8割を固めた。出路は維新支持層の7割を集め激しく追う。
1区
〈京都市上京区、中京区、下京区など〉
勝目 康 50〇自 前[公]
平竹 耕三 65〇立 新
安持 成美 36〇れ 新
堀場 幸子 45〇維 前
安達 悠司 42〇参 新
井坂 博文 68 共 新
山下 博子 77 無 新
勝目が優位に立つ。自民支持層の7割を固めた。立民支持層の7割を集める平竹と維新支持層の6割を集める堀場が懸命に追う。
2区
〈京都市左京区、東山区、山科区〉
前原 誠司 62〇維 前
堀川 朗子 38〇共 新
佐野 英志 37〇自 新[公]
小松 広明 41 参 新
本田 裕典 32 無 新
弘田 哲雄 75 無 新
知名度の高い前原が安定した戦い。維新支持層の9割を固め、立民支持層の4割や自民支持層の2割も取り込む。堀川と佐野は引き離されている。
3区
〈京都市伏見区、長岡京市など〉
西山 頌秀 38 共 新
吉田真由美 44 参 新
木村 元紀 46〇維 新
森 干晟 28〇自 新[公]
泉 健太 50〇立 前
泉が幅広い年代から支持を受けリードする。立民支持層の9割を固め、与党支持層の2割を切り崩す。森は支持固めが課題。
4区
〈京都市右京区、亀岡市など〉
田中 英之 54〇自 前[公]
吉田 幸一 50 共 新
北神 圭朗 57 無 前
北神が堅調に戦う。立民や維新の支持層をそれぞれ7割ほどまとめた。自民支持層2割弱にも食い込む。田中は追い上げに必死。
5区
〈福知山市、舞鶴市、綾部市など〉
道本 隆也 49〇維 新
本田 太郎 50〇自 前[公]
山内 健 56 共 新
山本和嘉子 56〇立 元
本田に安定感がある。与党支持層の9割弱を固め、維新支持層にも食い込む。山本は立民支持層の8割近くをまとめたものの保守地盤に阻まれている。
6区
〈宇治市、城陽市、八幡市など〉
中嶋 秀樹 53〇維 前
安藤 裕 59〇参 元
山井 和則 62〇立 前
上條 亮一 38 共 新
園崎 弘道 44〇自 新[公]
山井が先行している。立民支持層の9割近くをまとめ、無党派層の半数を取り込む。園崎は自民支持層が6割しか取れておらず、足場固めに課題。
1区
〈大阪市中央区、西区、港区など〉
大西 宏幸 57〇自 元[公]
井上 英孝 53 維 前
竹内 祥倫 42 共 新
宮出 千慧 39 参 新
5期目をめざす井上が維新支持層の8割を固め手堅い戦い。大西は自民支持層の6割をまとめ、無党派層への浸透を図る。竹内と宮出は独自の戦い。
2区
〈大阪市生野区、阿倍野区など〉
小川 陽太 47 共 新
守島 正 43 維 前
藤田 美季 58 参 新
堀内 孝雄 72 無 新
左藤 章 73 自 元[公]
守島がわずかに先行。維新支持層の9割近くを固めた。無党派層の3割に浸透して上積みを狙う。左藤は組織票をまとめ与党支持層の7割をまとめた。
3区
〈大阪市大正区、住之江区など〉
佐藤 茂樹 65 公 前[自]
渡部 結 43 共 新
中条栄太郎 55 無 新
東 徹 58 維 新
萩原 仁 57〇立 元
参院からのくら替えをめざす東が維新支持層の9割、自民支持層の3割に食い込んで優位に立つ。佐藤は公明支持層の9割を固め、追いかける。
4区
〈大阪市北区、都島区、福島区など〉
黒川 洋司 52 参 新
中山 泰秀 54 自 元[公]
美延 映夫 63 維 前
清水 忠史 56〇共 元
寺川幸生栄 62 無 新
美延が中山を一歩リード。美延は市議時代の地盤を生かし維新支持層の7割を固めた。元職の中山は防衛副大臣の実績を訴え自民支持層の7割をまとめた。清水は伸び悩む。
5区
〈大阪市此花区、西淀川区など〉
宮本 岳志 64 共 前
大石 晃子 47〇れ 前
梅村 聡 49 維 新
石橋 篤史 45 参 新
国重 徹 49 公 前[自]
参院からのくら替えを目指す梅村が堅調に戦う。維新支持層の9割近くを固め、自民や立民支持層の3割超に浸透した。5期目を目指す国重は公明支持層をおおむねまとめたものの苦戦。
6区
〈大阪市旭区、鶴見区、守口市など〉
月足 舞子 33 参 新
西田 薫 57 維 新
渡司 考一 72 共 新
伊佐 進一 49 公 前[自]
福留 陽子 55〇立 新
5選を目指す伊佐がややリード。公明支持層を取りこぼさず、自民支持層も6割ほどをまとめた。女性からの支持が厚い。西田は維新支持層の7割を固め、無党派層への支持拡大をめざす。
7区
〈吹田市、摂津市〉
川添 健真 42 共 新
奥下 剛光 49 維 前
池上和日子 40 参 新
渡嘉敷奈緒美 62〇自 元[公]
渡嘉敷と奥下が横一線。元職の渡嘉敷は街頭活動を続け自民支持層の7割をまとめた。奥下は維新支持層の8割を固め、無党派層4割近くにも浸透する。
8区
〈豊中市、池田市〉
高麗啓一郎 44〇自 新[公]
平川 節代 76 共 新
漆間 譲司 50 維 前
谷 浩一郎 43〇参 新
平岩 征樹 44〇国 新
2期目を目指す漆間が厚い維新の地盤を生かして安定した戦い。維新支持層の7割を固めた。新人の高麗は自民支持層の6割にも届かず苦しい戦い。
9区
〈茨木市、箕面市、豊能郡〉
長崎由美子 68〇社 新
萩原 佳 47〇維 新
片岡 真 33 参 新
東田 淳平 41〇自 新[公]
磯部 和哉 52 無 新
維新で党員資格停止処分を受けた前職が立候補を見送り混戦。萩原と東田が互角。萩原は維新支持層の8割を固めた。東田は自民支持層の7割をまとめた。
10区
〈高槻市、三島郡〉
池下 卓 49 維 前
尾辻かな子 49〇立 元
加納陽之助 44 自 新[公]
池下が一歩先行。維新支持層の8割をまとめ、自民支持層の3割にも食い込む。尾辻は立民支持層の9割近くを固め猛追する。加納は苦しい戦い。
11区
〈枚方市、交野市〉
中司 宏 68 維 前
大辻 沙耶 29〇自 新[公]
北尾 学 54 共 新
枚方市長時代の地盤を強みにする中司が優位に立つ。維新支持層の9割近くを固め、自民支持層の2割に食い込む。大辻は懸命に追う。
12区
〈寝屋川市、大東市、四條畷市〉
藤田 文武 43 維 前
太田 徹 56 共 新
北川 晋平 37〇自 新[公]
藤田が一歩リード。維新支持層の8割近くを固め、無党派層の半数に浸透する。北川は与党支持層の7割を取り込んで激しく追う。
13区
〈東大阪市〉
宝井 晃美 60 共 新
八幡 愛 37〇れ 新
宗清 皇一 54 自(安)前[公]
岩谷 良平 44 維 前
岩谷がわずかにリードする。維新支持層の8割を固め、自民支持層の2割に浸透。宗清は与党支持層の7割近くをまとめて追い上げる。
14区
〈八尾市、柏原市、羽曳野市など〉
内藤 耕一 50 共 新
塩川 憲史 35〇自 新[公]
青柳 仁士 45 維 前
栄井 蘭菜 30 参 新
青柳と塩川が激しく争う。青柳は維新支持層の8割を固めた。塩川は府議の活動実績を訴え、与党支持層の8割近くをまとめた。
15区
〈堺市美原区、富田林市など〉
松浦 武志 61〇立 新
島田 智明 54〇自 新[公]
仲川 学 48 共 新
浦野 靖人 51 維 前
浦野が幅広い支持を集めて安定した戦い。維新支持層の9割を固めた。元河内長野市長の島田は与党支持層の7割超をまとめ懸命に追う。
16区
〈堺市堺区、東区、北区〉
黒田 征樹 44 維 新
山本 香苗 53 公 新[自]
森山 浩行 53〇立 前
参院からくら替えをめざす山本が僅差でリード。公明支持層を取りこぼさず、自民支持層でも半数で浸透。黒田、森山はそれぞれの支持層を固め猛追する。
17区
〈堺市中区、西区、南区〉
沢田久美子 37 共 新
馬場 伸幸 59 維 前
岡下 昌平 49〇自 元[公]
馬場が高い知名度を背景に安定。維新支持層の9割を固め、自民や立民支持層の2割超にも浸透。岡下は組織固めが課題。
18区
〈岸和田市、泉大津市、和泉市など〉
内田 隆嗣 45〇自 新
遠藤 敬 56 維 前
馬場 英樹 52 共 新
松岡 能礼 30 参 新
5期目をめざす遠藤が盤石の戦い。維新支持層の8割をまとめ、自民支持層の3割を取り込む。内田は支持基盤を固め切れていない。
19区
〈貝塚市、泉佐野市、泉南市など〉
伊東 信久 60 維 前
北村 みき 58 共 新
谷川 とむ 48 自(安)前[公]
ともに前職の谷川と伊東が競り合う。谷川は自民支持層の8割近くをまとめ、無党派層の2割に浸透。伊東は維新支持層の7割を固め、上積みを狙う。
1区
〈神戸市東灘区、灘区、中央区〉
木原功仁哉 40 無 新
山岡 智美 51 参 新
井坂 信彦 50〇立 前
盛山 正仁 70〇自(岸)前[公]
藤末 浩美 64 共 新
一谷勇一郎 49〇維 前
木島 洋嗣 49 無 新
井坂が立民支持層の9割弱をまとめ優位に立つ。自民支持層の2割弱、無党派層の3割にも食い込む。盛山は与党支持層を固め切れていない。
2区
〈神戸市兵庫区、北区、長田区など〉
船川 治郎 57〇立 新
赤羽 一嘉 66 公 前[自]
武内由美子 64 共 新
阿部 圭史 38〇維 新
瀬尾 英志 39 参 新
赤羽が自民支持層の5割強と公明支持層の9割強をまとめ一歩先行する。阿部は維新支持層の6割を固め追い上げる。船川は立民支持層の7割に浸透する。
3区
〈神戸市須磨区、垂水区〉
関 芳弘 59 自(安)前[公]
向山 好一 67〇国 元
和田有一朗 60〇維 前
加藤 健二 64 共 新
6期目をめざす関が堅調な戦い。自民支持層の6割、公明支持層をほぼ固めた。和田は維新支持層の8割近くをまとめ追い上げに懸命。
4区
〈神戸市西区、西脇市など〉
今泉 真緒 45〇立 新
赤木 正幸 49〇維 前
藤井比早之 53〇自 前[公]
日比 優子 64 共 新
藤井が保守地盤を生かして独走。幅広い年代の支持を集め与党支持層の8割超を固めた。今泉は政権批判票を狙うものの苦しい戦い。
5区
〈豊岡市、三田市、丹波篠山市など〉
谷 公一 72〇自(二)前[公]
遠藤 良太 39〇維 前
田村 直也 45〇立 新
谷がわずかにリード。自民支持層の7割を固め、無党派層2割も取り込む。田村は立民支持層8割に浸透し追い上げる。遠藤は苦しい戦い。
6区
〈伊丹市、宝塚市、川西市の一部〉
市村浩一郎 60〇維 前
桜井 周 54〇立 前
大串 正樹 58〇自 前[公]
伊藤 正哉 36 参 新
吉見 秋彦 50 共 新
大串がやや優勢。自民支持層の6割、公明支持層の9割をまとめた。桜井が立民支持層の8割、市村が維新支持層の6割を集め猛追。
7区
〈西宮市の一部、芦屋市〉
三木 圭恵 58〇維 前
岡田 悟 40〇立 新
山田 賢司 58〇自(麻)前[公]
上田 幸子 76 共 新
浜本 幸博 60 参 新
岡田が僅差でリード。立民支持層の8割をまとめ、無党派層にも浸透を図る。山田は与党支持層の7割を集め懸命に追う。三木は維新支持層の7割を固めた。
8区
〈尼崎市〉
油谷聖一郎 50 参 新
中野 洋昌 46 公 前[自]
小村 潤 49〇共 新
八幡オカン 59 れ 新
徳安 淳子 62〇維 新
林マリアゆき 50 み 新
徳安がやや有利。維新支持層の9割弱を固め、無党派層への浸透もめざす。中野は公明支持層の9割、自民支持層の4割をまとめて激しく追う。
9区
〈明石市、洲本市、南あわじ市など〉
橋本 慧悟 35〇立 新
高田 良信 78 共 新
加古貴一郎 61〇維 新
西村 康稔 62 無(安)前[公]
自民から党員資格停止処分を受けた西村が高い知名度を背景に他を圧倒する。与党支持層の7割超を固めた。橋本は苦しい戦い。
10区
〈加古川市、高砂市、加古郡〉
藤原 誠也 36 参 新
吉田久美子 69 共 新
渡海紀三朗 76 自 前[公]
掘井 健智 57〇維 前
隠樹 圭子 53〇立 新
渡海が知名度と組織力を生かして手堅い戦い。与党支持層の8割弱を固め、無党派層2割にも浸透。隠樹は追い上げに懸命。
11区
〈姫路市の一部〉
苦瓜 一成 70 共 新
住吉 寛紀 39〇維 前
山下 聖 39 参 新
松本 剛明 65〇自(麻)前[公]
松本が組織力を生かした手堅い選挙で先行。自民支持層の8割を固めた。住吉は維新支持層の取り込みで必死に追う。
12区
〈相生市、赤穂市、たつの市など〉
池畑浩太朗 50〇維 前
山口 壮 70〇自(二)前[公]
太田 清幸 69 共 新
山田 敏良 69 無 新
山口が幅広い世代から支持を集め、ややリード。自民支持層の8割を固めた。池畑が維新支持層の7割をまとめ、無党派層の取り込みが課題。
1区
〈奈良市の一部、生駒市〉
高野 敦 49〇維 新
井上 良子 60 共 新
馬淵 澄夫 64〇立 前
林元 政子 50 参 新
小林 茂樹 60〇自(二)前[公]
馬淵と小林が横一線。馬淵は立民支持層の9割をまとめ、自民支持層にも食い込む。小林は自民支持層の7割を固めて激しく競り合う。
2区
〈大和郡山市、天理市、香芝市など〉
高市 早苗 63〇自 前[公]
服部 知佳 42〇維 新
池田 英子 58 共 新
尾崎 充典 63〇立 新
高市が盤石。自民支持層の9割、無党派層の半数近くを固めた。立民や維新の支持層にも食い込む。尾崎、服部、池田は勢いを欠く。
3区
〈大和高田市、橿原市、桜井市など〉
原山 大亮 47〇維 新
田野瀬太道 50〇自(森)前[公]
太田 敦 53 共 新
川戸 康嗣 49〇立 新
田野瀬が強固な地盤で優位に戦いを進める。自民支持層の7割を固め、無党派層の1割にも浸透。川戸、原山は広がりを欠く。
1区
〈和歌山市、紀の川市、岩出市〉
林 佑美 43〇維 前
村上 賀厚 65〇立 新
林元 将崇 26 参 新
山本 大地 33〇自 新
井本 有一 58 共 新
正司 武 73 諸 新
林が僅差で先行。維新支持層の8割を固め、自民や立民の支持層をそれぞれ2割取り込んだ。山本は自民支持層の票固めが6割にとどまり浸透を急ぐ。
2区
〈海南市、橋本市、有田市など〉
楠本 文郎 70 共 新
新古 祐子 52〇立 新
二階 伸康 46〇自 新
高橋 秀彰 42 諸 新
世耕 弘成 61 無(安)新
自民を離党し、参院からくら替えをめざす世耕がリード。自民支持層の5割弱、無党派層の3割を取り込む。二階は自民支持層への浸透が4割にとどまる。
維新は前回の10議席から減らし7議席程度にとどまる見通しだ。自民は6議席を固める。立民は4~5議席を視野に入れる。公明は4議席を固める。共産、国民民主が2議席、れいわ、参政、日本保守が1議席を得る可能性が高い。
【自 民】(1)小寺裕雄64前(2)石田真敏72前(3)大岡敏孝52※前(3)上野賢一郎59※前(3)武村展英52※前(3)勝目康50※前(3)佐野英志37※新(3)森干晟28※新(3)田中英之54※前(3)本田太郎50※前(3)園崎弘道44※新(3)大西宏幸57※元(3)渡嘉敷奈緒美62※元(3)高麗啓一郎44※新(3)東田淳平41※新(3)大辻沙耶29※新(3)北川晋平37※新(3)塩川憲史35※新(3)島田智明54※新(3)岡下昌平49※元(3)内田隆嗣45※新(3)盛山正仁70※前(3)藤井比早之53※前(3)谷公一72※前(3)大串正樹58※前(3)山田賢司58※前(3)松本剛明65※前(3)山口壮70※前(3)小林茂樹60※前(3)高市早苗63※前(3)田野瀬太道50※前(3)山本大地33※新(3)二階伸康46※新(34)笠原真吾37新(35)樋口清士63新(36)原岡恵利子71新(37)吉田起代子61新(38)土井正親70新
【立 民】(1)平尾道雄73※新(1)平竹耕三65※新(1)泉健太50※前(1)山本和嘉子56※元(1)山井和則62※前(1)萩原仁57※元(1)福留陽子55※新(1)尾辻かな子49※元(1)松浦武志61※新(1)森山浩行53※前(1)井坂信彦50※前(1)船川治郎57※新(1)今泉真緒45※新(1)田村直也45※新(1)桜井周54※前(1)岡田悟40※新(1)橋本慧悟35※新(1)隠樹圭子53※新(1)馬淵澄夫64※前(1)尾崎充典63※新(1)川戸康嗣49※新(1)村上賀厚65※新(1)新古祐子52※新(24)西川弘城59新(25)石田京子66新(26)永江一之49新(27)横田昌三55新
【維 新】(1)斎藤アレックス39※前(1)徳永久志61※前(1)出路真吾41※新(1)堀場幸子45※前(1)前原誠司62※前(1)木村元紀46※新(1)道本隆也49※新(1)中嶋秀樹53※前(1)萩原佳47※新(1)一谷勇一郎49※前(1)阿部圭史38※新(1)和田有一朗60※前(1)赤木正幸49※前(1)遠藤良太39※前(1)市村浩一郎60※前(1)三木圭恵58※前(1)徳安淳子62※新(1)加古貴一郎61※新(1)掘井健智57※前(1)住吉寛紀39※前(1)池畑浩太朗50※前(1)高野敦49※新(1)服部知佳42※新(1)原山大亮47※新(1)林佑美43※前
【公 明】(1)竹内譲66前(2)浮島智子61前(3)鰐淵洋子52前(4)大山一平38新(5)藤田将一38新
【共 産】(1)辰巳孝太郎48新(2)堀川朗子38※新(3)清水忠史56※元(4)小村潤49※新(5)冨士谷香恵子72新
【国 民】(1)平岩征樹44※新(1)向山好一67※元
【れいわ】(1)大石晃子47※前(1)安持成美36※新(1)八幡愛37※新(4)岡田哲扶57新(5)堤昌也49新
【社 民】(1)長崎由美子68※新
【参 政】(1)北野裕子39※新(1)安達悠司42※新(1)安藤裕59※元(4)和泉修62新(5)谷浩一郎43※新
【保 守】(1)島田洋一67新(2)佐々木美礼57新(3)百田尚樹68新(4)豆谷和男65新(5)竹内唯裕59新(6)長谷川俊明66新
2024衆院選の情勢――中国
赤沢が引き離す
鳥取
1区
〈鳥取市、倉吉市、岩美郡など〉
朝倉 浩之 51〇立 新
岡田 正和 42 共 新
石破 茂 67 自 前[公]
鳥取選出で初の首相に就任したばかりの石破が盤石。元アナウンサーの朝倉は懸命に支持を訴える。岡田は共産支持層以外への浸透が課題。
2区
〈米子市、境港市など〉
湯原 俊二 61〇立 前
赤沢 亮正 63〇自 前[公]
福住 英行 48 共 新
石破政権で初入閣した赤沢が自民支持層の9割を固め、引き離す。前回比例復活の湯原は立民支持層の大多数をおさえて追い上げに懸命。福住は苦しい戦い。
島根
亀井、僅差で有利
1区
〈松江市、安来市、雲南市など〉
亀井亜紀子 59〇立 前
村穂江利子 56 共 新
高階恵美子 60〇自(安)前[公]
4月の補選に続く議席確保をめざす亀井が立民支持層の9割をおさえ、僅差でリードする。高階は自民支持層の7割を固め、支持拡大を急ぐ。
2区
〈浜田市、出雲市、益田市など〉
大塚 聡子 57〇立 新
高見 康裕 44〇自(茂)前[公]
亀谷 優子 38 共 新
2期目をめざす高見が自民支持層の8割を取り込み安定した戦い。新人の大塚は立民支持層の大多数をおさえ追い上げに懸命。亀谷は政権批判票を狙う。
山下、津村に一歩先行
岡山
1区
〈岡山市北区、備前市、赤磐市など〉
住寄 聡美 41 共 新
服部 千秋 64〇維 新
原田 謙介 38〇立 新
佐々木雄司 54〇国 新
逢沢 一郎 70〇自 前[公]
13期目をめざす逢沢が知名度を強みに自民支持層の8割を固めて優勢を保つ。野党乱立の状況で原田が激しく追う。佐々木、住寄、服部は基盤固めに躍起。
2区
〈岡山市中区、東区、玉野市など〉
山下 貴司 59〇自(茂)前[公]
余江 雪央 47 共 新
津村 啓介 53〇立 元
元法相の山下が自民支持層の8割を固め一歩先行する。元職の津村は立民支持層の9割に浸透し、懸命に追う。旧1区から参戦した余江は浸透に腐心する。
3区
〈津山市、笠岡市、井原市など〉
加藤 勝信 68〇自(茂)前[公]
原田亜希子 51 共 新
はたともこ 58〇立 新
財務相に就いた加藤がすべての世代でリードし、引き離す。はたは立民支持層の3分の2を固めて懸命に追う。原田は切り込みを狙う。
4区
〈倉敷市、都窪郡〉
垣内 雄一 60 共 新
橋本 岳 50〇自(茂)前[公]
柚木 道義 52〇立 前
前回接戦を繰り広げた柚木と橋本が競り合う。柚木は立民支持層の9割弱、橋本は自民支持層の7割を固めた。垣内は党勢拡大をめざす。
広島
寺田、支持固め優位
1区
〈広島市中区、東区、南区など〉
中原 剛 68 共 新
岸田 文雄 67 自(岸)前[公]
山田 肇 35〇維 新
産原 稔文 57 無 新
平本 浩一 58〇立 新
首相を3年間務め知名度で優位に立つ岸田が自民支持層の8割超を固め手堅くリードする。平本は追い上げに懸命。野党乱立もあり中原、山田は苦しい戦い。
2区
〈広島市西区、佐伯区、大竹市など〉
福田 玄 42〇国 新
平口 洋 76 自(茂)前[公]
岡田 博美 65 共 新
金城 政孝 49〇維 新
自民支持層の7割強を固めた平口に安定感がある。すべての年齢層でリードする。野党の3新人は福田が支持拡大を訴え、金城、岡田も党勢拡大に腐心する。
3区
〈広島市安佐南区、安佐北区など〉
高見 篤己 72 共 新
斉藤 鉄夫 72 公 前[自]
東 克哉 43〇立 新
玉田 憲勲 67 無 新
公明支持層を9割固めた国交相の斉藤が自民支持層の半数を取り込み優位に立つ。政権批判票の受け皿をめざす東が懸命に追い上げる。
4区
〈呉市、竹原市、東広島市など〉
寺田 稔 66〇自(岸)前[公]
空本 誠喜 60〇維 前
前回まで旧5区選出の寺田が自民支持層の7割を固めて優位に立つ。空本は政治資金問題を巡り総務相を辞任した寺田を批判し、浸透を狙う。
5区
〈三原市、尾道市、府中市など〉
猪原 真弓 63 共 新
小島 敏文 74 自(岸)前[公]
佐藤 公治 65〇立 前
立民支持層の9割を固めた佐藤が自民支持層にも2割ほど食い込み先行する。小島は自民支持層の7割をおさえて追い上げる。
6区
〈福山市〉
小林 史明 41〇自(岸)前[公]
重村 幸司 73 共 新
井上 信也 47〇立 新
小林がデジタル化の推進を掲げ、安定した戦い。自民支持層は9割近くを固めた。井上は政治改革や物価高対策を訴え、支持拡大を狙う。重村は苦戦する。
山口
平岡やや優勢
1区
〈山口市、宇部市、防府市〉
坂本 史子 69〇立 新
高村 正大 53〇自(麻)前[公]
野田 陽志 48〇国 新
三藤美智子 67 共 新
父・正彦の時代から自民が勝ち続けてきた地盤を背景に高村が優勢を保つ。野党は3候補が出馬し、坂本と野田が支持拡大を競う。三藤は苦しい戦い。
2区
〈岩国市、光市、周南市など〉
平岡 秀夫 70〇立 元
岸 信千世 33〇自(安)前[公]
元法相の平岡が立民支持層の9割を固めやや優勢。旧区割りの補選で初当選した岸は自民支持層の7割をおさえて票の上積みをめざす。
3区
〈下関市、萩市、長門市など〉
伊藤 博文 55〇維 新
林 芳正 63〇自(岸)前[公]
吹上 政子 69 共 新
閣僚経験を重ね、自民総裁選にも出馬した林が大差をつける。選挙区再編で地元の下関市などが加わった。伊藤や吹上は政権批判票の取り込みをめざす。
比例 定数10
自民5議席の見通し
自民は5議席を得る見通しだ。前回は6議席だった。立民は2議席を獲得する可能性が高い。維新、公明、国民民主がそれぞれ1議席を固めた。
【自 民】(1)新谷正義49前(2)平沼正二郎44前(3)石橋林太郎46前(4)吉田真次40前(5)赤沢亮正63※前(5)高階恵美子60※前(5)高見康裕44※前(5)逢沢一郎70※前(5)山下貴司59※前(5)加藤勝信68※前(5)橋本岳50※前(5)寺田稔66※前(5)小林史明41※前(5)高村正大53※前(5)岸信千世33※前(5)林芳正63※前(17)虎井佐恵子72新(18)大沼瑞穂45新(19)鶴田亮介32新
【立 民】(1)朝倉浩之51※新(1)湯原俊二61※前(1)亀井亜紀子59※前(1)大塚聡子57※新(1)原田謙介38※新(1)津村啓介53※元(1)はたともこ58※新(1)柚木道義52※前(1)平本浩一58※新(1)東克哉43※新(1)佐藤公治65※前(1)井上信也47※新(1)坂本史子69※新(1)平岡秀夫70※元(15)山本誉67新(16)加藤寿彦77新
【維 新】(1)服部千秋64※新(1)山田肇35※新(1)金城政孝49※新(1)空本誠喜60※前(1)伊藤博文55※新
【公 明】(1)平林晃53前(2)日下正喜58前(3)芳田幸代39新
【共 産】(1)大平喜信46元(2)垣内京美58新
【国 民】(1)佐々木雄司54※新(1)福田玄42※新(1)野田陽志48※新
【れいわ】(1)細井俊希56新
【社 民】(1)宮本輝男68新
【参 政】(1)山崎珠江46新
2024衆院選の情勢――四国
1区
〈高松市の一部、小豆郡など〉
小林 直美 50〇参 新
田辺 健一 43 共 新
小川 淳也 53〇立 前
平井 卓也 66〇自(岸)前[公]
町川 順子 65〇維 新
党幹事長の小川が平井を一歩リードする。小川は立民支持層の9割超を固めた。平井は自民支持層の7割弱を集め、支持拡大をめざす。
2区
〈坂出市、さぬき市、東かがわ市など〉
玉木雄一郎 55〇国 前
瀬戸 隆一 59〇自(麻)前[公]
石田 真優 42 共 新
党代表で強固な地盤を持つ玉木が独走。幅広い年代から支持を受け、自民支持層にも食い込む。瀬戸は自民支持層の6割をまとめて追い上げる。
3区
〈丸亀市の一部、善通寺市など〉
笹井 孝志 71 共 新
細川 修平 50〇維 新
大岡 弘美 54〇立 新
大野敬太郎 55〇自 前[公]
大野が自民支持層の8割超を固めて優位に立つ。大岡は立民支持層の7割超をまとめた。笹井は政権批判票を取り込み、党勢拡大を狙う。
1区
〈松山市〉
石井 智恵 56〇国 新
石本 憲一 77 共 新
塩崎 彰久 48〇自(安)前[公]
香曽我部慶教 47〇立 新
再選をめざす塩崎が自民支持層の9割を固めてリードする。香曽我部は立民支持層の6割超を集め、懸命に追う。石井と石本は知名度向上に努める。
2区
〈今治市、新居浜市、西条市など〉
梶野 耕佑 40〇維 新
白石 洋一 61〇立 前
井原 巧 60 自(安)前[公]
白石と井原の前職同士が激しく争う。白石が立民支持層の9割超を固め、若い人を中心に賛同を集める。井原は自民支持層の7割を集めた。
3区
〈宇和島市、八幡浜市、大洲市など〉
長谷川淳二 56〇自 前[公]
西井 直人 67 共 新
越智 清純 42〇立 新
前職の長谷川が優位に立つ。自民支持層の8割ほどを固め、幅広い年齢層に食い込む。越智は立民支持層の7割超をまとめて追いかける。西井は原発ゼロを訴える。
1区
〈徳島市、小松島市、阿南市など〉
仁木 博文 58〇自(麻)前[公]
高橋 永 49〇立 新
佐藤 行俊 76 無 新
久保 孝之 61 共 新
吉田 知代 49〇維 前
仁木が頭一つ抜け出す。2023年に自民入りし同党支持層の8割ほどをまとめた。高橋は立民支持層の7割超を固める。吉田は政権批判票を取り込む。
2区
〈鳴門市、吉野川市、阿波市など〉
飯泉 嘉門 64 無 新[国]
山口 俊一 74 自(麻)前[公]
浜 共生 43 共 新
祝 聡 55〇維 新
衆院議運委員長などを務めた山口がややリードする。自公支持層の7割超を固めた。徳島県知事を20年務めた飯泉は立民支持層の6割を集めて猛追する。
1区
〈高知市北部、室戸市、南国市など〉
中谷 元 67〇自 前[公]
武内 則男 66〇立 元
実績と知名度で中谷が優位に立つ。自民支持層の9割を固め、無党派層の食い込みを狙う。武内は立民支持層の7割超を固め、浸透に腐心する。
2区
〈高知市南部、土佐市、須崎市など〉
浜川百合子 45〇共 新
尾崎 正直 57〇自(二)前[公]
尾崎が知事を3期12年務めた知名度を生かして盤石。自公支持層の9割を固めた。浜川は野党支持層を4割超しかまとめられておらず、追い上げに懸命。
自民は前回同様の3議席を得る見通しだ。立民、公明は前回と同じ1議席を獲得する可能性が高い。前回ゼロだった国民民主は1議席を確保する見込み。
【自 民】(1)村上誠一郎72前(2)仁木博文58※前(2)平井卓也66※前(2)瀬戸隆一59※前(2)大野敬太郎55※前(2)塩崎彰久48※前(2)長谷川淳二56※前(2)中谷元67※前(2)尾崎正直57※前(10)山本有二72前(11)西内健57新(12)増富義明58新(13)大石美智子68新(14)古川康造67新
【立 民】(1)高橋永49※新(1)小川淳也53※前(1)大岡弘美54※新(1)香曽我部慶教47※新(1)白石洋一61※前(1)越智清純42※新(1)武内則男66※元(8)渡部昭74新
【維 新】(1)吉田知代49※前(1)祝聡55※新(1)町川順子65※新(1)細川修平50※新(1)梶野耕佑40※新
【公 明】(1)山崎正恭53前(2)久栄正志45新
【共 産】(1)白川容子58新(2)浜川百合子45※新
【国 民】(1)石井智恵56※新(1)玉木雄一郎55※前
【れいわ】(1)ライト光29新
【社 民】(1)篠原清77新
【参 政】(1)小林直美50※新
2024衆院選の情勢――九州
1区
〈福岡市東区の一部、博多区〉
井上 貴博 62〇自(麻)前[公]
綿貫 英彦 58 共 新
村田 峻一 32〇社 新
緒方 貴恵 40 参 新
山本 剛正 52〇維 前
丸尾 圭祐 42〇立 新
5選をめざす井上がリードする。自民支持層の7割超を固めた。山本は維新支持層の7割近くを集め、追い上げに懸命だ。丸尾は政権批判票を狙う。
2区
〈福岡市中央区、南区の一部など〉
黒石 裕子 32 参 新
稲富 修二 54〇立 前
鬼木 誠 52〇自(森)前[公]
沖園 理恵 50 無 新
松尾 律子 52 共 新
本司 敬宏 39〇維 新
鬼木と稲富が激しく争う。鬼木は自民、公明の支持層のそれぞれ7割を固めた。稲富は立民支持層の9割超を固め、無党派層に浸透をめざす。
3区
〈福岡市早良区、西区、糸島市など〉
重松 雄子 65 参 新
奥田芙美代 47〇れ 新
瀬尾英昇司 49〇維 新
山口 湧人 35 共 新
仁戸田元気 45〇立 新
古賀 篤 52〇自(岸)前
5選を狙う古賀がやや優勢。自民支持層の7割超を固めた。立民支持層の8割超を固めた仁戸田が追う。奥田や瀬尾、山口、重松は浸透に腐心する。
4区
〈宗像市、古賀市、福津市など〉
宮内 秀樹 62 自(二)前[公]
吉松 源昭 56 無 新
阿部 弘樹 62〇維 前
行平 佳弘 38 参 新
許斐亮太郎 50〇国 新
宗 晶子 53〇社 新
宮内が先行する。自民支持層の7割近くを固め、公明支持層の半数超にも浸透する。許斐は国民民主支持層の6割超を集める。吉松と宗は懸命に追う。
5区
〈筑紫野市、春日市、大野城市など〉
岡部 吉高 42 参 新
松尾 嘉三 56〇維 新
堤 かなめ 64〇立 前
タコスキッド 48 無 新
栗原 渉 59〇自 新[公]
新人の栗原が堤に一歩先行する。自民、公明支持層の7割弱を固めた。堤は立民支持層の8割ほどをまとめ、無党派層の取り込みも狙う。
6区
〈久留米市、大川市、小郡市など〉
鳩山 二郎 45〇自(二)前[公]
近藤 雅彦 49〇国 新
古川 恭司 58 参 新
福成 健太 42〇維 新
河野 一弘 52 共 新
鳩山が独走する。自民支持層の8割超を固めた。近藤、福成、河野、古川の野党勢力が政権批判票の取り込みを狙って追うが、知名度向上が課題。
7区
〈大牟田市、柳川市、八女市など〉
平島 史朗 65 共 新
亀田 晃尚 53〇立 新
藤丸 敏 64〇自(岸)前[公]
5選をめざす藤丸がリードする。自民、公明支持層の8割超を固めた。亀田が立民支持層の8割をまとめて追いかける。平島は基盤固めに注力する。
8区
〈直方市、飯塚市、中間市など〉
麻生 太郎 84 自(麻)前
森田 俊文 61 無 新
河野 祥子 44 共 新
党最高顧問に就いた麻生が盤石。自民支持層の7割超を固め、他候補を圧倒する。河野と森田は政権批判票の取り込みを狙う。
9区
〈北九州市若松区、八幡東区など〉
緒方林太郎 51 無 前
三原 朝利 46 無 新[公]
山本直緒美 60 参 新
山田 博敏 62 共 新
参院からのくら替えを狙った大家敏志が出馬を断念。緒方が立民支持層の8割超、自民支持層の4割弱に浸透する。三原は厳しい戦い。
10区
〈北九州市門司区、小倉北区など〉
城井 崇 51〇立 前
吉村 悠 39〇自 新
大石 仁人 39 無 新
一ノ瀬小夜子 75 共 新
福本 尭 42〇維 新
前職の城井が堅調。立民支持層の8割超を固めた。党員投票で選ばれた吉村は自民支持層の4割超を集め、党勢拡大をめざす。
11区
〈田川市、行橋市、豊前市など〉
志岐 玲子 71〇社 新
武田 良太 56 自(二)前[公]
村上 智信 55〇維 新
武田と村上が激しく争う。政治資金問題で処分を受けた武田は自民支持層の6割を集める。村上は維新支持層の9割を固め、立民支持層の5割超を集める。
1区
〈大分市の一部〉
衛藤 博昭 44〇自 新[公]
野中しんすけ 38〇参 新
山下 魁 47 共 新
吉良 州司 66 無 前
吉良が衛藤をややリード。野党系の支援を受ける吉良は立民支持層の7割超を固めた。自民支持層にも食い込む。衛藤は自民支持層の6割をまとめた。
2区
〈日田市、佐伯市、津久見市など〉
吉川 元 58〇立 前
広瀬 建 50 無 新
衛藤征士郎 83 自(安)前[公]
吉川が広瀬をややリード。吉川は立民支持層の8割超を固めた。元知事の息子の広瀬は自民支持層の4割に浸透する。自民党処分を受けた衛藤が後を追う。
3区
〈別府市、中津市、宇佐市など〉
小林華弥子 56〇立 新
岩屋 毅 67〇自 前[公]
大塚 光義 69 共 新
外相に就いた岩屋が頭一つ抜け出す。自民支持層の8割を固め、無党派層にも食い込む。小林は立民支持層の8割近くをまとめ、支持拡大を急ぐ。
1区
〈佐賀市、鳥栖市、神埼市など〉
岩田 和親 51〇自(岸)前[公]
原口 一博 65〇立 前
原口がリードする。立民支持層の9割を固め、自民支持層にも浸透。岩田は自民支持層の6割をまとめた。無党派層の取り込みを急ぐ。
2区
〈唐津市、鹿島市、小城市など〉
古川 康 66〇自(茂)前[公]
大串 博志 59〇立 前
井上 祐輔 38 共 新
下吹越優也 31 参 新
党代表代行の大串が先行する。立民支持層の9割超を固め、自民支持層も取り込む。古川は自民支持層の6割を取り込む。知事時代の知名度を生かす。
1区
〈長崎市〉
山田 博司 54〇維 新
内田 隆英 68 共 新
黒石 隆太 33〇参 新
下条 博文 49〇自 新[公]
西岡 秀子 60〇国 前
区割り変更により長崎市全域が選挙区になった。西岡が優位に立つ。国民民主支持層の9割を固めた。自民支持層にも浸透。下条は自民支持層の5割超を取り込み、追う展開。
2区
〈島原市、諫早市、大村市など〉
加藤 竜祥 44 自(安)前[公]
山田 勝彦 45〇立 前
高木 聡子 43 参 新
横田 朋大 37〇維 新
区割りの変更に伴い旧2区と旧3区の一部を合わせた。山田と加藤が激しく競る。山田は立民支持層の8割超を固めた。加藤は自民支持層の7割を取り込む。横田は支持拡大が課題。
3区
〈佐世保市、平戸市、松浦市など〉
井上翔一朗 41〇維 新
金子 容三 41〇自(岸)前[公]
末次 精一 61〇立 元
区割りの変更に伴い旧3区の一部と旧4区を合わせた。金子が末次を僅差でリード。金子は地盤を生かし、自民支持層の6割を取り込む。末次は立民支持層の8割を固めた。
1区
〈熊本市中央区、東区、北区〉
出口慎太郎 42〇立 新
木原 稔 55〇自(茂)前
重松 貴美 35 参 新
元防衛相の木原が安定した戦い。自民支持層の8割超を固めた。国民民主支持層にも浸透する。出口は立民支持層の7割をまとめた。
2区
〈熊本市西区、南区、玉名市など〉
西野 太亮 46〇自 前[公]
近田 茜 32 参 新
奥田木の実 28 共 新
西野が幅広い支持を得て先行。自民支持層の8割超を固め、立民支持層の5割近くを取り込む。奥田は政権批判票を取り込み党勢拡大を狙う。
3区
〈山鹿市、菊池市、阿蘇市など〉
植田 貴俊 40 参 新
坂本 哲志 73 自(森)前[公]
橋村 りか 52〇社 新
坂本が盤石。元農相の知名度を生かし自民支持層の9割を固めた。立民支持層にも浸透する。橋村は立民支持層の4割をまとめ、知名度の向上をめざす。
4区
〈八代市、天草市、宇城市など〉
矢上 雅義 64〇維 元
金子 恭之 63〇自(岸)前[公]
笹本由紀子 59〇立 新
総務相を務めた金子が幅広い世代の支持を得る。自民支持層の7割、公明支持層の8割を固めた。笹本と矢上は支持拡大を訴える。
1区
〈宮崎市、東諸県郡〉
武井 俊輔 49〇自(岸)前[公]
滋井 祐香 44 参 新
外山 斎 48〇維 新
渡辺 創 47〇立 前
渡辺が先行する。立民支持層の8割超を固め、自民支持層に食い込む。武井は自民支持層の5割ほどしかまとめられていない。外山は伸び悩む。
2区
〈延岡市、日向市、西都市など〉
長友 慎治 47〇国 前
白江 好友 36 共 新
江藤 拓 64〇自 前[公]
江藤がリード。元農相の知名度を生かし自民支持層の9割近くを固めた。農林水産業の7割から支持を得た。長友は立民支持層の8割をまとめた。白江は独自の戦い。
3区
〈都城市、日南市、小林市など〉
古川 禎久 59〇自(茂)前[公]
新村 初代 77 共 新
古川が手堅い戦い。自民支持層の9割近くを固めた。立民支持層にも食い込む。新村は立民支持層の4割を取り込み、党勢拡大をめざす。
1区
〈鹿児島市北部、鹿児島郡〉
昇 拓真 34 参 新
宮路 拓馬 44〇自(森)前[公]
川内 博史 62〇立 前
宮路が川内を僅差でリード。宮路は自民支持層の8割を固め、維新支持層にも食い込む。川内は立民支持層の8割超を固め、追い上げる。
2区
〈鹿児島市南部、指宿市、奄美市など〉
矢竹ゆかり 61 参 新
松崎 真琴 66〇共 新
三反園 訓 66 無 前
辻 健太郎 38〇維 新
保岡 宏武 51〇自 前
三反園が保岡に一歩先行。三反園は自民、立民、維新の各支持層から4割の支持をまとめた。保岡は自民支持層の5割しかまとめられていない。
3区
〈出水市、薩摩川内市、日置市など〉
野間 健 66〇立 前
小里 泰弘 66〇自 前[公]
野間が優位に立つ。立民支持層の9割超を固め、自民支持層や無党派層にも食い込む。農相の小里は自民支持層の7割超を固め、追い上げに懸命。
4区
〈鹿屋市、霧島市、志布志市など〉
森山 裕 79 自(森)前[公]
山内 光典 73〇社 新
森山が全世代から支持を得る。強固な地盤を持ち、自民支持層の8割を固めた。立民支持層の4割を取り込む。山内は党勢拡大を狙う。
1区
〈那覇市、島尻郡の一部〉
下地 幹郎 63 無 元
国場幸之助 51〇自(岸)前[公]
和田 知久 64 参 新
赤嶺 政賢 76〇共 前
赤嶺が国場に一歩先行。赤嶺は共産支持層の9割を固め、立民支持層の6割や無党派層を取り込む。国場は自民支持層の6割をまとめ、追い上げる。
2区
〈宜野湾市、浦添市、中頭郡〉
今野 麻美 47 参 新
宮崎 政久 59〇自(茂)前[公]
赤嶺 昇 57〇維 新
新垣 邦男 68〇社 前
比嘉 隆 47 無 新
新垣がやや優勢。社民支持層の9割超、共産支持層の9割、立民支持層の7割超を固めた。宮崎は自民支持層の7割近くをまとめ、追い上げる。
3区
〈名護市、沖縄市、うるま市など〉
屋良 朝博 62〇立 前
島尻安伊子 59〇自(茂)前[公]
新城 司 46 参 新
屋良と島尻が一進一退の攻防。屋良は立民支持層と共産支持層の9割を固めた。島尻は自民支持層の9割近くを固め、さらなる支持の拡大をめざす。
4区
〈石垣市、糸満市、宮古島市など〉
金城 徹 71〇立 新
山川 泰博 54〇維 新
西銘恒三郎 70〇自(茂)前[公]
山川 仁 50〇れ 新
西銘と金城が激しく競り合う。西銘は自民支持層の8割を固めた。金城は立民支持層と共産支持層の7割をまとめ、追い上げをめざす。
自民は6議席を得るもようだ。立民は前回より増やし5議席を獲得する可能性が高い。公明は3議席を固めた。維新が2議席、共産、国民民主、れいわ、参政が1議席を得る可能性がある。
【自 民】(1)阿部俊子65前(2)井上貴博62※前(2)鬼木誠52※前(2)古賀篤52※前(2)栗原渉59※新(2)鳩山二郎45※前(2)藤丸敏64※前(2)吉村悠39※新(2)岩田和親51※前(2)古川康66※前(2)下条博文49※新(2)金子容三41※前(2)木原稔55※前(2)西野太亮46※前(2)金子恭之63※前(2)衛藤博昭44※新(2)岩屋毅67※前(2)武井俊輔49※前(2)江藤拓64※前(2)古川禎久59※前(2)宮路拓馬44※前(2)保岡宏武51※前(2)小里泰弘66※前(2)国場幸之助51※前(2)宮崎政久59※前(2)島尻安伊子59※前(2)西銘恒三郎70※前(28)薬師寺道代60新(29)河野正美63元(30)島田智哉子62新
【立 民】(1)丸尾圭祐42※新(1)稲富修二54※前(1)仁戸田元気45※新(1)堤かなめ64※前(1)亀田晃尚53※新(1)城井崇51※前(1)原口一博65※前(1)大串博志59※前(1)山田勝彦45※前(1)末次精一61※元(1)出口慎太郎42※新(1)笹本由紀子59※新(1)吉川元58※前(1)小林華弥子56※新(1)渡辺創47※前(1)川内博史62※前(1)野間健66※前(1)屋良朝博62※前(1)金城徹71※新(20)清藤啓63新(21)福松節生75新
【維 新】(1)山本剛正52※前(1)本司敬宏39※新(1)瀬尾英昇司49※新(1)阿部弘樹62※前(1)松尾嘉三56※新(1)福成健太42※新(1)福本尭42※新(1)村上智信55※新(1)山田博司54※新(1)横田朋大37※新(1)井上翔一朗41※新(1)矢上雅義64※元(1)外山斎48※新(1)辻健太郎38※新(1)赤嶺昇57※新(1)山川泰博54※新
【公 明】(1)浜地雅一54前(2)吉田宣弘56前(3)金城泰邦55前(4)吉田久美子61前(5)小野光久35新(6)時任伸一30新
【共 産】(1)赤嶺政賢76※前(2)田村貴昭63前(3)松崎真琴66※新(4)島袋恵祐38新
【国 民】(1)許斐亮太郎50※新(1)近藤雅彦49※新(1)長友慎治47※前(1)西岡秀子60※前
【れいわ】(1)奥田芙美代47※新(1)山川仁50※新(3)吉度模弥34新(4)民田森夫57新
【社 民】(1)新垣邦男68※前(1)村田峻一32※新(1)宗晶子53※新(1)志岐玲子71※新(1)橋村りか52※新(1)山内光典73※新
【参 政】(1)吉川里奈37新(2)黒石隆太33※新(2)野中しんすけ38※新(4)吉川公滋58新
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2024/10/17 (Thu) 10:50:15
なぜ日本株は大きく振れるのか 時価総額1日で20兆円変動は普通(永井洋一)
東証プライム市場の時価総額が1日で20兆円(2%)以上も増えたり減ったりするのが、もはや当たり前になっている。かつては名目国内総生産(GDP)の3%強に相当する企業価値が一夜にして変動するようなことは滅多になかった。なぜ日本株は狂ったのか。日銀による異次元緩和だけが原因ではない。
日銀の資金供給量(マネタリーベース)は名目GDPの1.1倍に相当し、米連邦準備理事会(FRB)の2割や欧州中央銀行(ECB)の3割を圧倒する。超低金利の円資金が円キャリー取引を通じて株式市場に流れ込んでいるのは疑いない。だが、それだけではふに落ちない。
見逃せないデータがある。米証券業金融市場協会(SIFMA)などによれば、1年間に時価総額が何回転したかを示す売買代金回転率は23年に日本が1.2回に対し、米国は2.7回。19年と比較すると米国は0.3ポイント上昇したが、日本は0.2ポイント低下した。
日本株よりも米株の方が取引は活発で、日本株の活況度合いは19年よりも低下している。大量のマネーが東京市場を引っ掻き回しているばかりとは必ずしも言えない。
これまで何度か指摘しているが、乱高下の根っこには企業が自社株買いをしても純資産の減少を恐れて消却しないため、市場で自由に売買される「浮動株」が減少し、株式市場の流動性が低下する問題がある。東証プライムの時価総額の1日当たり変動額は、上場企業への資本効率改善運動が本格化する直前の22年10月~23年3月期は平均4.7兆円だったが、23年4~9月期は5.1兆円、23年10月~24年3月期は6.7兆円に増え、24年4~9月期は10兆円に達した。
驚くほどの量の浮動株が、自己株などの「固定株」に入れ替わっている。24年初から10月4日までに個人は現金取引(個人現金)で4.2兆円の売り越し、海外投資家は0.8兆円の買い越しにとどまるが、事業法人(自社株買い)は5.6兆円買い越した。
過去10年の累積売買差額は個人現金が48兆円、海外は10兆円の売り越しに対し、事業法人は32兆円、日銀は34兆円の買い越しだ。東京株式市場では投資家から非投資家への株式移転が加速している。
日本株の時価総額の上位企業には、景気変動の影響を受けやすい半導体関連が多いのもあるが、もう一つ見逃せないのは外国為替相場の影響だ。統計分析によれば日経平均株価の当日の動きは、前日の米株とドル円相場の動きでほぼ完全に説明できる。従って円相場のボラティリティー(変動)は日経平均の変動の増幅要因となる。
QUICK・ファクトセットによれば、ドルの対円でのヒストリカルボラティリティー(実績変動率、計測期間20日移動平均、年率)は過去1年平均が10%に対し、ユーロは6%、英ポンドとスイスフランはいずれも7%にすぎない。こうした円のフラジャイル(脆弱)通貨化は日銀の金融政策の影響が大きく、間接的に日本株の変動率を高める原因になっている。〔日経QUICKニュース(NQN)編集委員 永井洋一〕
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2024/10/16 (Wed) 00:13:40
粗品、藤田菜七子引退に「お前引退したところで」金かける側のド正論展開し「スマホいじんなよ」
10/15(火) 9:13配信
お笑いコンビ、霜降り明星の粗品(31)が15日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。騎手免許の取り消し申請がJRAに受理され、引退した元騎手藤田菜七子さん(27)について言及した。
「最近のSNSニュース斬った」のタイトルで、あくまで粗品自身の意見ではなく「コント」だと前置きした上で、最新の話題ニュースについてさまざまな角度からトークする人気企画「1人賛否」で藤田元騎手を取り上げた。
粗品は「携帯を使用することはダメなんですよ。JRA的には外部との接触を遮断することで情報の漏えいを防ぎ、公正を確保することの目的にした。言うたらギャンブルですからね。公営ギャンブル。騎乗日の前日午後9時までに競馬場併設の調整ルームへの入室を義務付けています。その際、財布とか通信機器はセーフティーボックスに預けるっていうルールですね」と説明した。
藤田元騎手の処分について「浮かばれないですね。不幸やなっていう。何でこんなことになってしまったのか。引退せんでもええかなっていう話なんですけど、ちょっと納得いかんかったやろな? 侍道は感じますよね、藤田菜七子ジョッキーから」と語った。
そして「これはちょっと残念ですね」と言った直後に決めゼリフ「ただぁ!」を発射。「うーん、俺たちはギャンブルが好きやから、お前が引退したところで、正直騎手で割り引く機会が減るだけやなぁ」と声を張り上げた。
続けて「ドラマとかね。情とかいらんねん。金でしかないねん、競馬なんか。いらんねん、そんなもん。僕は常々言ってますよ、競馬なんかお金に4本足生えて1000m、2000m周回してるだけなんですよ。もうそれだけやねん。こっちはもう人生かけてんねん。なぁ?」と投げかけた。
さらに「別に藤田菜七子ジョッキーが引退したところで、藤田菜七子ジョッキーって、今まで俺が狙ってた馬にいこうとしたら、『藤田乗ってるやん、割引やなぁ?』っていう機会が減るだけで別に何もないですよ」とした上で、「俺は金かけて競馬楽しんでるタイプやから。その藤田ジョッキーがおろうがおるまいが、知らない」と語った。
最後に「あと知らんけど、スマホいじんなよ、最初から。あかん、言うてんねん」と付け加えた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c741c884f00d8c22ced12fac5fe2c016984fb0d0
まだこんなことやってる - Geronimo URL
2024/10/13 (Sun) 22:56:14
※日本ってホントまぬけ。
さらされた「法の穴」 アクティビストvsダイドーの延長戦
新しい少額投資非課税制度(NISA)の導入で株式投資に対する個人の関心は高まりつつあるが、市場のインフラには各所に「穴」がある。アクティビストのストラテジックキャピタル(SC、東京・渋谷)による衣料品製造・販売を手掛けるダイドーリミテッド株の売り抜け騒動は、金融商品取引法に潜む「抜け穴」の可能性を世にさらした。
売り抜け、「X」に賛否殺到
経緯はこうだ。時は定時株主総会終了直後の7月。登場人物は3人。アクティビストに大量の株式を握られたダイドー、ダイドーに事業構造改革を迫るSC代表の丸木強氏、それにもう一人のアクティビストでダイドーにTOB(株式公開買い付け)をちらつかせて大幅増配を引き出した村上世彰氏だ。村上氏と丸木氏はかつて「村上ファンド」を率いた仲だ。
当時、SCはダイドーの筆頭株主だった。後に辞任するがSCが推す取締役もダイドーに送り込んでいた。
事は大幅増配の発表をきっかけに表面化する。株価が急騰し、SCは保有株を売り抜けた。この行為に対し、X(旧ツイッター)にはSCの経営関与に期待していた個人投資家から批判が殺到した。一方で「ファンドは資産運用がなりわいだから当然の行為」という擁護論もあがった。
丸木氏の主張「われわれは投信」
問題は売り抜けた中に買い付けから6カ月以内の株式も含まれていた点だ。金商法は取引の公平性を担保するため、上場会社の役員または主要株主が6カ月以内の売買で手にした利益は会社に提供すべきだと定めている。インサイダー取引の防止を目的とした規制だ。主要株主とは議決権のある株式の10%以上を保有する株主をいう。
丸木氏に短期売買分の利益を会社に提供するつもりがあるのかたずねたところ次のような答えが返ってきた。「我々が運用しているファンドは投資信託であり主要株主には該当しない」。つまり提供うんぬんの議論には、そもそもならないという主張だ。
信託銀行「隠れみの」説
それならば、事はSCにとどまらない法の問題ということになる。金商法に詳しい甲南大学の梅本剛正教授は、丸木氏の主張に軍配を上げる。投信はファンドという箱に集まったお金を運用会社が運用し、その財産は信託銀行が管理する。株主名簿に記載されるのも信託銀だ。信託銀は有価証券の取引規制に関する内閣府令24条の1の規定で主要株主には当たらないと解釈できるという。
「しかし」と梅本氏は続ける。「それは信託銀が通常の業務において所有の態様から支配的な地位を表するものではないからとされているためであり、アクティビストのようなケースは立法の趣旨と異なる」と指摘する。
アクティビストが運用するファンドは普通、有限責任組合などの簡素な組織で運営し、投信のような面倒な組織にはしない。その点について梅本氏は、「短期売買差益の提供義務も含めて、この法律形態で享受できる利益がいろいろとあるからだろう」とみる。
金商法の一部は時代遅れ
西村あさひ法律事務所の太田洋弁護士は、「主要株主に該当しないと金融庁が判断する可能性はあるが、だとしたら経営を左右する大株主であっても例外の存在を追認することになり、筋論を逸脱した金商法の『欠陥』ということになる」と論じる。
大量保有報告書で10%以上の保有が明らかなのに主要株主に該当しなければ、主要株主の売買状況報告制度や短期売買差益の提供制度の形骸化にもつながりかねない。
日本では短期売買差益の提供制度は、けん制効果を狙ったもので、経営に影響するほどの株式を短期で売買するようなケースは想定されていない。米国では主要株主かどうかを計算する際、共同保有者の保有分を合算するが、日本はそうなってはいないという問題もあるという。
太田氏は、「共同保有している以上は経営に相応の影響力があるので、短期売買差益の提供制度との関係でも米国と同様に共同保有分を合算できるよう、法を改めるべきだ」と話す。さらに「米国ではファンドが投信の場合でもクリアに短期売買差益の提供制度の対象になるとされ、この点も金商法の欠陥ではないか」とみる。
焦点は関東財務局からの「手紙」
ダイドーは10月3日、配当金支払いのため資本金を大幅に減らすと発表した。経営改革を怠り、みずからまいた種とはいえ、企業価値を減らして買収の魅力をそぐ「焦土作戦」に追い込まれたとはいえまいか。取締役会にSC側の役員が入るからには、SCとの間で一定期間は株式を売却しないという約束をなぜ取り付けておかなかったのか。
ダイドーがSCに短期売買利益を請求できるか否かは金融庁・関東財務局が判断し、可能と判断されれば、関財からダイドーに請求額を記した計算書が送られてくる。太田氏によれば東京機械製作所が主要株主だった投資ファンドに対して短期売買利益の支払いを求めたケースでは、計算書が送られてきたのはファンドによる株式売却から約半年後だったという。
ダイドー騒動の延長戦は少なくとも年明け前後まで続く。だが、金商法が実態にそぐわず、抜け穴があるのなら一刻も早く塞がれるべきだ。(日経QUICKニュース 編集委員 永井洋一)
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2024/10/03 (Thu) 07:52:17
円相場が急落 石破首相が招いた「アベノミクス相場」の記憶
2日の欧米外国為替市場で円が幅広い通貨に対して急落した。対ドルは一時1ドル=146円52銭近辺と約1カ月ぶりの安値をつけた。1日就任した石破茂首相が日銀の早期利上げに慎重な考えを示したほか、その後発表された良好な9月のADP全米雇用リポートの後押しも受けて円安の流れが加速した。
石破首相が首相官邸で日銀の植田和男総裁と会談した後、「個人的には現在、追加利上げをできる環境にあるとは考えていない」などと語り、海外勢主導で円が全面安の様相を呈した。前週末の自民党総裁選で、日銀の利上げに批判的だった高市早苗氏の勝利を見込んで積み上げられた「高市トレード」が形を変えて復活したといえる。さらに高市氏が支持する安倍晋三元首相の経済政策「アベノミクス」前夜の2012年終盤、金融緩和の長期化を前提に円売りに弾みがついた局面の記憶をも呼び戻している。
就任前、石破首相は日銀の政策正常化には一定の理解を示してきた。ゆえに総裁選での石破氏勝利は高市トレードの巻き戻しという形で円高・株安をもたらした。この点に関しては既に赤沢亮正経済財政・再生相が2日の記者会見で「首相が金利引き上げに前向きというのは正しくない」などと述べ、同日の香港株高と共鳴して円売りを促しており、本人が追認した格好になった。
石破氏はあくまで「個人的見解」と断りを入れ、時間軸を明言しているわけではない。日銀の独立性も尊重していて、日銀がかねて表明してきた「市場動向などを見極める時間的余裕はある」との矛盾もない。それでも、最高権力者として発せされた意見には重みがある。
海外では日本の政治情勢に明るくない投資家が多数派で、過去の経験則に頼る部分が大きくなる。そんななかで首相の金融緩和志向が円売りを加速させた「アベノミクス相場」のデータは広く共有されているはずだ。
首相が早期の衆院解散・総選挙に踏み切る意向を表明しているのも12年との類似性を意識させる。「国内にいれば政権交代があった12年と現在とはまったく異なるとわかるのだが、コンピューターにはそこまで細かい判断はできない。前週の高市トレードで失敗したコンピューター勢が『リターンマッチ』のように円を売っている」(アジア系ヘッジファンドのマネジャー)のが足元の構図だろう。
円の売り手は金利差という「錦の御旗」を引き続き掲げている。日米の政策金利差は4%台で、米政策金利がゼロに近く日本とほぼ同じだった12年とは確かに比べものにならない。欧州主要国の金利もいまは高い。
だが、長らく続いてきた「超円高」を劇的に変える初期段階だった12年と、22年以降に加速した「超円安」が修正された24年との単純比較もできない。日銀がアベノミクスと歩調をあわせて導入した積極的な金融緩和策に戻る可能性もまずない。
しかも現在は海外に波乱要因が多く、日本ばかり眺めているわけにはいかない。米国では米連邦準備理事会(FRB)の利下げが景気にどんな効果をもたらすか見極めるべき微妙な段階に入った。加えて11月の大統領選が迫り、米国が主要関係国の1つとなる中東の問題は緊迫している。このところの原油価格の復調が米国内の物価にどう影響を及ぼすかも不透明だ。
将来の為替レートを予測する通貨オプション市場で、円相場の予想変動率は日本時間3日早朝時点でも1年先まで高止まりしている。1カ月物は年12~13%と日米の政策金利差の3倍近い。
あるオーストラリア系銀行の為替ディーラーは「投機資金の多くは決算期末が接近するなか、テーマがめまぐるしく変わるリスクに備え、極めて逃げ足の速い取引スタイルをとっている」と指摘する。7月までのように比較的長い期間で利息を積み上げていく運用手法には適さない。円はどちらの方向にも大幅に振れ得るものと身構えておくのが無難だろう。〔日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶〕
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2024/10/03 (Thu) 07:34:10
銅、1万ドル再び突破 中国需要に回復の兆し 「期待先行」に警戒の声
銅の国際相場が騰勢を強めている。国際指標となるロンドン金属取引所(LME)3カ月先物は再び1トン1万ドルの節目を突破した。銅消費の多くを占める中国で景気刺激策が打ち出され、投機マネーが流入している。中国需要の底入れを示すサインも点灯し始めた。
銅のLME3カ月先物は9月26日、1万ドルの大台を上回った。1万ドル台に乗せるのは7月上旬以来。その後も上昇基調は続き、30日には一時1トン1万158ドルと約4カ月ぶりの高値まで上昇した。9月の月間上昇率は6%に達する。10月に入っても1万ドル近辺での推移が続いている。
銅は電線や伸銅品など幅広い製品に使われ、景気動向を敏感に映し出す「ドクターカッパー」との異名を持つだけに、世界景気の動向を見極めようとする市場関係者の関心は高い。
銅以外の非鉄金属にも資金流入が目立つ。自動車や建築など幅広い産業に使われるアルミニウムのLME3カ月先物は9月27日、一時1トン2659ドルまで上昇し、約4カ月ぶりの高値をつけた。建材用のめっき鋼板などに使う亜鉛も10月1日、一時約4カ月ぶりの高値まで上昇した。
銅相場上昇が顕著になり始めたのは9月中旬で、米国での利下げ開始とおおむね一致する。米連邦準備理事会(FRB)が通常の変更幅(0.25%)の2倍のペースで利下げを開始し、米景気のソフトランディング(軟着陸)期待が高まった。S&P500種株価指数が再び史上最高値を更新するなか、リスク資産の一角である非鉄金属にも物色の矛先が向かった。
実際、投機筋は再び買いに回り始めている。LMEのファンドによる建玉(未決済残高)を見ると、買い建玉から売り建玉を差し引いた買い越し規模は9月27日時点で約5万3000枚だった。8月9日時点(約1万6000枚の買い越し)から2カ月ほどの期間で、買い越し幅は急拡大している。
9月下旬には銅相場を押し上げる新たな材料が意識された。中国当局が24日、商業銀行から強制的に預かるお金の比率を示す預金準備率を0.5%引き下げるなど、追加の金融緩和策を発表した。あわせて不動産・株式市場の支援策も打ち出した。
銅地金消費の約6割を中国が占める。銅相場は5月に1トン1万1100ドル台まで上昇し過去最高値を更新した。その後は下落基調に転じ、8月上旬には一時8700ドル近辺まで売られる場面があった。
主因は中国での不動産市況の低迷だ。建設向けに使われる電線需要が低迷するとの見方から投機資金が流出していた。足かせだった中国景気懸念を和らげる景気対策の発表を好感し投機マネーが回帰した。
中国での需要環境も回復の兆しがみえてきた。それを示すのは銅地金のスポット(随時契約)の割増金(プレミアム)動向だ。プレミアムはメーカーが銅地金を買う際、LMEの地金価格に各費用を上乗せして払う。運賃や手数料、地域の需給などを反映するため、引き合いの強さを探るカギになる。
中国・上海でのプレミアムは9月末時点で1トン63ドル。5月中旬から7月中旬にかけて同国での需給の緩みから異例とも言えるマイナス圏に沈んでいた。足元では回復傾向だ。
住友商事グローバルリサーチの本間隆行チーフエコノミストは「9月下旬の景気刺激策に限らず、従来より中国は景気浮揚策に積極的で、将来的な需要回復を先取りする動きがプレミアムの動向に表れている」との見方を示す。
銅相場に対し慎重な見方は少なくない。米ゴールドマン・サックスは9月上旬、25年の銅の価格目標を1万5000ドルから1万100ドルに引き下げた。「中国の不動産セクターの低迷が続き、銅の在庫枯渇とそれに伴う価格上昇は想定よりもかなり遅れる」との見方を反映した。
統計上では供給過多を示すデータもみられる。銅の生産国や消費国が加盟する国際銅研究会(ICSG)によれば、24年1~7月の世界の銅需給は52万7000トンの供給過剰と、前年同期(7万9000トンの供給過剰)から大きく増加した。24年は歴史的な上昇相場となったものの、実需面では需給が逼迫しているわけではない。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員は足元の上昇基調について「中国需要に対する期待が先行し、上昇相場への出遅れを警戒した買い戻しが生じている印象だ」と話す。これから銅需要が盛り上がるのかどうか、期待先行の上昇基調にはもろさも潜んでいる。(山田周吾)
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2024/10/03 (Thu) 07:51:20
第二の「アルケゴス」はあるか 脱中国トレード破綻の波紋(永井洋一)
「銘柄なんか関係ない。とにかく中国株を買え」。米ブルームバーグ通信によれば、ヘッジファンドによる中国株の買越額は9月26日までの1週間で過去最大となったという。
2月に中国の証券行政トップである証券監督管理委員会主席に就任した呉清氏は、初の証券畑出身で西側の株安対策を熟知した市場安定のプロだ。主要商業銀行への資本注入のタイミングを金融当局と探り、共産党中央に助言したに違いない。米株は堅調なのに日本株は下がるのも合点がいく理由がここにある。
9月30日、日経平均株価が急落した。その原因をほぼ全ての市場関係者は自民党総裁選の結果だと解説した。だが、そのとき同時に上海株や香港株は急騰していた。日本の市場コメンテーターは思考停止していないか。
年初来、中国株を売り、日本株を買うペアトレードを膨らませたヘッジファンドは多い。追い証を払いきれず破綻した米ヘッジファンド、アルケゴス・キャピタル・マネジメントの二の舞いはいないか。事情通の関心はそこに集中する。脱中国トレード破綻の波紋が広がっている。
「米国上場の中国株下落に賭けていた空売り勢は、中国の大規模な景気刺激策に後押しされた相場急上昇を受け、時価評価で約69億ドル(約9900億円)の損失を被った」(2日付のブルームバーグ)。
最も痛手となった銘柄はアリババ・グループと京東集団(JDドットコム)だったという。中国が景気対策を発表する直前の9月23日から10月2日までにアリババは33%上昇し、京東は64%上げた。一方、日本ではオリエンタルランドや小田急電鉄が7%安、京成電鉄が6%安などインバウンド関連の下げが目立つ。
QUICK・ファクトセットによれば米国の上場投資信託(ETF)市場では、過去1カ月で「Xトラッカーズ・ハーベスト・CSI300・チャイナAシェアーズETF」に6億1600万㌦の資金流入があった。一方、「ウィズダムツリー・ジャパン・ヘッジド・エクイティ・ファンド」からは3億4800万㌦の資金が流出した。
日本が不良債権問題の渦中にあった1999年3月、政府は大手銀行を中心に総額約7兆5000億円の資本を注入した。その後、日経平均は2000年4月にかけて約4割上昇した。証監会の呉氏は当然、その経緯を知っているはずだ。
株式の投資収益率(益回り)から長期金利の利回りを差し引いた「リスクプレミアム」は1月17日に香港ハンセン指数が9.78%だったのに対し、東証株価指数(TOPIX)は6.41%でその差は3.37%だった。「香港割安・東京割高」だ。
それが直近1日は香港7.42%、東京6.51%で差は0.91%まで縮まった。「日本株買い・中国株売り」の巻き戻しはいったん収束する可能性がある。だが、市場インパクトの大きさを考えれば、まだ楽観は禁物だ。〔日経QUICKニュース(NQN)編集委員 永井洋一〕
無題 - Geronimo URL
2024/09/30 (Mon) 12:21:14
「石破ショック」の正体 日本株をおもちゃにしたのは誰か(永井洋一)
投機マネーに翻弄される東京株式市場。30日も日経平均株価は急落しているが、それを「石破ショック」と表現するのは短絡的であり、本質を外した議論に終わる。日経平均が1000円上がったかと思うと翌日には2000円下がるような乱高下の正体は何か。日本株をおもちゃにしたのは誰か。市場関係者の本来の役割は、それを突き止めることにあるはずだ。
日経平均を東証株価指数(TOPIX)で割ったNT倍率は27日が14.53倍。前の日と比べた上昇幅は0.23ポイントと新型コロナショック下の2020年春以来、約4年半ぶりの大きさだった。「高圧経済」を掲げる高市早苗氏が新たな自民党総裁に就任するのではないか、との思惑から投機マネーが日経平均先物だけを買い上げた結果だ。きょうの下げはそうしたマネーゲームの反動にすぎない。
だが、ではなぜ頻繁に日本株は乱高下を繰り返すようなったのか。市場に構造的な欠陥があるからだ。日銀による上場投資信託(ETF)の購入や企業の自社株買いの活発化による日本株の市場流動性の低下という問題だ。
自社株買いで取得した株式(自己株)は大株主や役員が保有する株式、さらに政策保有株とともに「固定株」として扱われ、市場で売買される可能性が高い「浮動株」から排除される。
自己株を資本(発行済み株式数)から控除し、加えて株式分割を多用する米国と異なり、日本では自社株買いをすると発行済み株式数に占める浮動株の比率は下がり、市場流動性が低下する。その結果、株価の乱高下が多発する。
JPX総研がTOPIX算出のために使用するTOPIX浮動株比率はコーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)が全上場企業に適用される直前の15年3月末に比べ大幅に下がった。主要企業ではソフトバンクグループ(SBG)が0.7から0.45、KDDIが0.6から0.45、NTTが0.81から0.65、ソニーグループが0.9から0.75、トヨタが0.65から0.45などとなっている。
QUICK・ファクトセットによれば日米主要50社の浮動株比率は米国の平均が90%台半ばに対し日本は70%台後半。上場投資信託(ETF)を通じた日銀の間接保有分を除くと日本はさらに下がるとみられる。
金融所得課税の強化を掲げ、岸田文雄氏が首相に就任した直後の21年10月。日経平均が急落した。市場は新自由主義の見直しと分配政策を警戒した外国人投資家の売り、いわゆる「岸田ショック」と呼んだが、実際は下半期入りに伴う金融機関の持ち高調整の売りにすぎなかった。
市場原理を棚に上げ、日銀が大量に国債や株式を購入し、政府とともに事実上の円安政策を続けた結果、外需関連企業は努力せずとも為替差益で利益を膨らませられる「黄金の11年」が続いた。東証が旗振り役となっている企業の資本効率改善運動は、手っ取り早い自社株買いブームへと変質し、上場株式の市場流動性を吸い上げ続けている。そうした官主導の政策のツケが、株価の乱高下を生む「真犯人」といえるだろう。〔日経QUICKニュース(NQN)編集委員 永井洋一〕
岸田の理屈 - sirius
2024/09/30 (Mon) 11:20:41
「高市に絶対入れるな!」と言った岸田の理屈
高市早苗を総裁に選ぶと中国が激しく反発する。
そうなれば親中の公明党の選挙協力が弱くなる。
国会で過半数取れなくなる。
この話法で自民党議員に高市早苗以外の候補を投票する様に恫喝。
Re: 岸田の理屈 - Geronimo URL
2024/09/30 (Mon) 11:31:49
好むと好まざるとに関わらず、地政学的に中国とは大変近い存在なので、アメリカと完全同一歩調をとることはできないのが日本政治の現実だと思います。
トランプの出現以降、アメリカも政権によっては政策が180度変わることがあることが認識されたのでなおさらです。
親中とか親米とかそんな単純なことでは割り切れない、とても難しい政治判断だと思います。
どちらにしろ先鋭化する言動は国民の生命財産を守る観点からは好ましくないと思います。
自民新総裁の石破氏 地方演説会 沖縄 - ななこ
2024/09/30 (Mon) 10:36:16
重工.日本製鋼
Re: 自民新総裁の石破氏 地方演説会 沖縄 - ななこ
2024/09/30 (Mon) 10:42:57
装備。飛行機。船。シェルター
話し方も年寄り向き
選挙も大丈夫そう
組閣 - sirius
2024/09/29 (Sun) 18:42:56
終わった❗️
もし
解散→選挙 すれば、自民党票 激減と思います。
Re: 組閣 - sirius
2024/09/29 (Sun) 21:36:08
ゾクゾクと…
組閣派、親中派議員 オンパレードですね。
Re: 組閣 - sirius
2024/09/30 (Mon) 03:35:26
石破政権誕生で、株価暴落しているのに
即、衆議院総選挙決定‼️
本当に総選挙できるの???
で、小泉進次郎、選挙対策委員長???
国会議員は、タレントとは違いますよ‼️
Re: 組閣 - Geronimo URL
2024/09/30 (Mon) 10:31:48
岸田さんがやめた最大の理由が、選挙で議員数が激減するといわれていたからです。
最大で200近くまで落ち込むともいわれていました。
安倍政権で水膨れした議員数はだれがなっても減ることは皆が知るところです。
問題はいかに歩留まりを上げるかが自民党の最大関心事です。
今回石破の選択はその表れだといわれています。
高市は国民的にはかなり嫌われている人だと思います。
一部の利権がからんだ声の大きな人たちには支持されていますが、私は総理として好ましい人物だとは思いません。
嘘も方便とはいいますが、安倍高市はちょっと度が過ぎていて、国民も辟易しているのではないかと思います。
石破で解散した場合30~40減以内で収まるのではないでしょうか。
現状おそらく許容範囲内だと思います。
反石破派は責任を問うかもしれませんが、大勢には影響はないのではないでしょうか。
本丸は来年の参院戦です。ここで仮に与野党のねじれが生じるようなことになるといよいよ自民党の崩壊が始まります。
通常国会がはじまり、野田とのバチバチが始まるわけですが、そこをどう乗り切るかがカギだと思います。
統一教会裏金攻撃をどうかわしていくのかが石破の腕の見せ所で、高市では火だるまになるのが目に見えていたので、今回の落選につながったのだと思います。
宇宙関連株の株価を見ても、高市は裏がありすぎて好ましくないと考えています。
大きなところではなく、アンジェスのような小さな会社とつながっているような印象の人はトップとしてはいかがなものかと思っています。
個人の感想ですw
石破茂 『ネバネバ』 論法 - sirius
2024/09/30 (Mon) 08:46:58
日曜討論に出てる石破茂総裁より
『金融緩和の動きは維持して行かねばならない』と強調!
出た、石破の『……ねばならない』(ネバネバ論法)
金曜日の株式相場暴落で、言ってること変わってるじゃん‼️
言うこと、コロコロ変わるタイプのやつだから、気をつけましょう。