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2025/03/29 (Sat) 13:29:06
TSMC、半導体装置の搬入ペース抑制 熊本工場 成熟品低迷で
【台北=鄭婷方、黎子荷】半導体世界大手の台湾積体電路製造(TSMC)が熊本工場で製造装置の搬入のペースを抑えることが分かった。米インテルなどもマレーシアで事業の拡大を遅らせる。成熟世代の半導体の需要低迷とトランプ米政権の関税政策への懸念が背景にある。複数の関係者が明らかにした。
TSMCは熊本の第1工場を巡り、回路線幅12~16ナノ(ナノは10億分の1)メートルの半導体生産に必要な装置の搬入を2026年まで必要としないと決めた。同工場は現在、ソニーグループやデンソー向けなどに22~28ナノメートルの製品をつくる。
TSMCは日経アジアの取材に「熊本第1工場は24年末にとてもよい良品率で量産を開始した。第2工場は25年に建設を始める予定だ」とする25年1月時点のコメントを繰り返した。TSMCは24年時点では第2工場の着工時期を「25年1~3月期」と説明していた。
一方、インテルはマレーシアに先端パッケージング工程を担う同社最大の施設の建設を予定していたが、需要低迷や同社の財務的苦境により装置の立ち上げや発注が遅れている。半導体後工程で世界最大手の台湾・日月光投資控股(ASE)の傘下企業もマレーシアでの拡張計画を一時停止すると複数のサプライヤーに通知した。